ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5136】中華そば みたか(東京・三鷹)五目そば + チャシュー皿 + サッポロラガービール赤星 + キリンラガービール

5日ぶりの拉麺

 

 

 これ食った直後に嬉しくて即Twitterしたのが、よくよく考えると5日ぶりの拉麺でありました。いやぁーこの一週間は、とても神経を使うワークに没頭しておった一方で、別の複雑でキーマンたちを説得しプランを通すことを、同時並行でやってましたからな。なのでずっとこの間、拉麺を食らうことなく神経集中しておりました。そんな気分が解ける金曜日の夜。もうここでラーメンしかないでしょ!。私のベース「中華そば みたか」でございます。
 

 
 
 
<サッポロラガービール赤星> 図太いボディでしっかりした苦味!厚みのある旨味と後味の軽やかさがナイス!

 

 
 もう開放感が高まって、入店するなり前のめりで「赤星!」なんてコールしたりしてしまうわ。図太いボディーとしっかりとした苦味がいいです。オヤジ世代になるほどに図太い本格派が好きになってくる。苦いのがいいのよ。苦いだけなら欧州ブランドがいい感じだが、仄かに甘味も感じさせるところが日本ブランドのいいところかも。実に厚みのある味わいで楽しませてくれます。更に言うと、図太い割には後味が軽やか。個人的にはこの引き際の良さ最近一番好きかも!。
 

 
 
 
<キリンラガービール> 昭和から続くブランド旨さ脈々!苦味の中に甘味すら覚える旨さ!

 
 続いてこれです。平成になって生まれ変わった生のラガーも旨いね!。時代の流れに加えてキレ味が増したような感覚。ホップの苦みも痛快ながらも、ズシリとした旨味を感じつつ、往年ラガーの記憶より軽やかな感じがします。つまり飲みやすい。ははは・・・もうワクワクが止まらない!。 
 
 


 

 
 
<チャーシュー皿> しみじみ旨い昭和レトロな豚肉おつまみ!特製辣油タレを絡めて味わう!


 
 常連のほぼ8割程度は、酒飲むならこれ頼むはず。煮豚の細切れサイズのカットで、スープに溶かす魔法の醤油ダレと少々の白い粉・・・そしてざく切りネギを振りかければ出来上がりって寸法です。豚肉と大胆ざく切り葱と絡めて食らいます。この味わいがますますビールを進ませる。店側視点では売上拡大のキラーコンテンツとなるわけだが、客目線で言うと麻薬的恍惚感を覚える代物となってしまう。
 

 
 夜訪問だと、そんな常連が座席のあちこちに散見され、ビールの空瓶がまるで卒塔婆のようにカウンターに並んでる・・・それが夜の「中華そば みたか」のいつもの光景です。

 
 さてさて、ここで味変化です。最近、橋本店主は3種類の遊び心あふれる自家製アイテムを準備しておられ、それらをこれで試します。まずは「①辣油」。憶測だが独特自家製辣油の上澄みぽい感じで、フツーにないクリアな辛味インパクトを与える感覚。これを全体に絡めます。そして「②胡麻辛味」。独特自家製辣油の沈殿物に胡麻を溶かし込んだ様なイメージ。これが刺激的辛味の中に甘味を感じさせ楽しませてくれます。主にメンマと絡めさせて楽しみました。
 

 
 
  
<全体>  おゝ古き良き時代のご馳走感覚!ピーマンとボンレスハム!五日ぶりの拉麺だから五目そば!
 


 
 ビールがそろそろ空きそうで適当なタイミングでコール。チャーシューはすでに胃袋に収まったので、それ以外の具材がたっぷり乗った・・・五目そばと今回はいかせてもらいましょう!だって5日ぶりのラーメンだから五目って語呂合わせ?それはこんな麺顔です。
 

 
 おおお!安寧の町中華感!その素朴さたるや!しかもどこかしら家庭的な雰囲気もあり、それでいてやっぱりプロの仕事感が滲むね!。なんたってピーマンとボンレスハムが乗るのが心にくい!。子供の頃あれだけ苦手だったピーマン。好きになるきっかけは味の素が出した「青椒肉絲」のもと。ちょっと昭和の食卓ではプチブームだったと記憶しており、それ以来苦味の旨さを子供ながらに知ったのです。苦味が好きな子供・・・酒飲みの才能がこの頃からあったのかもね。
 

 
 ハムをおかずに飯を食う。ハムカツも好きだった。別にハムがメインとは言ったつもりはなかったが・・・。そんな昭和の個人的な思い出を彷彿とさせるトッピングたちが、ここにはたくさんあるのだ!。オヤジどもがこの店この一杯を愛するはずだわ!。
 

 

 
 
<スープ> 五目具材から滲む優しい旨味感が馴染んで素晴らしき!そして魔法の醤油ダレと豚肉野菜出汁!


 
 スープ・・・もうこれは、麺共々かなりこれまで語り尽くしてきたので、詳細は割愛。特製の醤油ダレと白い粉に目が行きがちで、ジャンキーなニュアンスがありがちだが、ベースのスープには大量の葉野菜と昆布で煮出されており、とってもヘルシーなのです!。詳しくは拙ブログ記事にて。
 


 
 しかも今回は「五目」にしたから、トッピングのモヤシやらピーマンの汁やらも追加で滲んでとってもマイルドな仕上がりとなっております。塩気の尖りが全く無いのでお子様でも安心な旨さだった!。
 
 

 
 
 
<麺> 生卵に蕎麦ライク風合いの麺!力強さに素朴さ滲み独創的なストレート麺!出汁と卵黄に絡んで旨し!

 
 麺箱の中にある時は灰褐色な表情。何度考えてもこれ以外言いようがない・・・「和蕎麦」ライクな麺。それが茹でられると柔らかい茶褐色が滲む色合い。灰とと茶の混じり合う色合いが蕎麦にも見えるし、微妙にざらつきを感じさせる表情もそれに近いかと思わせます。力強い風合いある反面、汁が浸透しだすと優しい素朴さが生まれて、淡い甘味を感じさせるのがいいのです。油そばだと、やっぱり麺の力を感じ易いのでうまいわ!。
 

 
 五目そばに玉子がつきますが、固茹・半熟・生の中から選べます。いつも半熟を選ぶのが多いんですが、今回は「生」。これが実に蕎麦ライクな麺に絶妙に合います。まるで月見そばの風合いが生まれるようなコク深さがナイス!。  
 

 
 
 
<チャーシュー> 脂の抜け切った様な細切れチャーシューが・・・妙にスープエキスを吸いまくって旨し!


 
 完全なる煮豚で、スープ生成に大貢献した後の様な塊肉を細かくスライスした様な肉片。個人的には退役軍人の様な燻銀のチャーシューと心の中で思って食ってるんだが・・・これが噛み締めるほど妙に旨い。チャーシュー皿では魔法の醤油ダレで一気に食ったが、あっさり醤油スープが滲んだ味わいもなかなか捨て難し。
 

 
 むしろモヤシやピーマンと絡めて食ってもいいかも。もちろん麺に絡めてもいい。これはいろんな味わいとコラボさせながら食う逸品肉片だと思う次第です。
 
 

 
 
 
<具材たち> クタったモヤシと共に・・・ほんわかと苦味滲むピーマン旨し!


 
 うがった言い方だと、作り置きな素材です。しかしそれが嫌みない・・・と言うより懐かしい?。いやほっこりさせる旨さと感じます。本当に子供の頃に中華食堂で食ったラーメンはこんなモヤシだったよ。
 

 
 ピーマンは五目炒めにしかお目にかからなかったか?。誤解生む様で恐縮だが、くたった感じがオヤジ世代としては癒される味わい!。だからここの五目そばは好きなのさ!。
 

 
 
 
<味変化> チャシュー皿に残ったタレにニンニク醤油ダレを加えて溶かし沈める

 
 チャシュー皿の残りタレを、ラーメンに溶かすって作業は、この店では定番なのでしょう。それに加えてニンニク醤油ダレを溶かす!。素朴な醤油出汁のバランス崩す様なイメージあるかもしれませんが、ニンニクが実に合います!。加えて醤油味の輪郭も復活させますから、後半に是非ともお試しあれ。テーブルセットにはないので、スタフにコールすると出してくれると思います。
 
 


 

 
 
総じまして「三鷹グルメの金字塔!名店江ぐちの伝説を今に伝える極楽王道庶民的五目そば!」

 ・・・と言う感動の感動!。このご時世で昭和にタイムリープしたような気にさせる味わいと旨さです。素朴さに質感ありと言ったところでしょうか。因みにこれを油そばバージョンにすることも可能ですのでお楽しみあれ。この独特な麺に実はベストマッチなんですー。とにかく激しくオススメ!旨し!なのでとっとと最後に詠っていつもの様に締めたいと思います!。
 
 
 


 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

関連ランキング:ラーメン | 三鷹駅