ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4098】 圧延Japan Mee (東京・下北沢) 温玉 手延べちぎり麺 〜まさに未体験!マレーシアの旨辛汁なし麺!ハードなパンチとピロピロトロトロ感覚に酔う!

何と奥まった隠れ家的ロケーション!何と隣は・・・・

 


圧延Japan Mee (東京・下北沢) 温玉 手延べちぎり麺 〜ラーメン食べて詠います

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 Twitterで繋がって頂いてるラーメンプロデューサーのツイートで、こちらのお店の情報を発見。しばらくするとしっかりラーメンデータベースにも登録されておりました。何に惹かれたかと言うと、超幅広一反木綿の汁なし麺の画力が凄かったこと。一反木綿と言えば「ラーメン凪」がピンと頭に浮かびますが、どうやらそれどころではなさそうです。さっそく会社と自宅の昼移動の中間なのでランチで突撃!実は2度驚きました。
 
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 まず「場所が超分かりにくい」。下北沢一体はとても狭い路地が入り組んでおり、その隙間にも結構飲食店が多いのが特徴。それはそうなんだけど・・・ここまでとは思わなんだよ。GoogleマップとGPSがあれば、どこでも心配なく行けるはずだが、結構迷ってぐるぐると周辺を探索しました。そんな感じで、拙YouTubeにて少し分かりやすく冒頭動画で収めてみました。ご参考まで。
 

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 そして「隣が新店舗」。なんと桑嶋の新店舗があったのだ。こんな路地裏に2店舗ほぼ同時に新規開店するなんて・・・。実はこの祝花の山があったから、探すことができたのだが・・・。同じラーメン店舗でもジャンルはかぶらないとは言え、すでにバチバチ状態ってな感じ??。
 

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<全体> それはマレーシアからやって来た!ドライチリ・パンミー(辣椒板麺)

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 入店するなり凄く明るく丁寧な対応で、コンセプトをご説明いただきました。マレーシアの郷土麺「ミー」を日本人向けにアレンジしたとのこと。手打ち麺と千切り麺とあること。いろいろなテーブルセット薬味があり、それぞれの趣向までしっかり理解することができました。そんなわけで今回は、一番見た目でインパクトのある「手延べちぎり麺」を温玉トッピングでいただくこととします。それはこんな麺顔!。
 

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 おおお!アジアン料理店というより・・・南国の食堂感覚の気軽さ!何となく昔行った東南アジアでの屋台を彷彿とさせる麺顔ではないですか!。カラフルなプラスチック丼と言うのもその雰囲気を高めており、いつものラーメン気分とは全く違って新鮮すら覚えます。トッピングは意外といろんな具材が絡んでおり、気分はすでに南風にさらされたイメージ。
 

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<タレ> 何とベースは江戸前寿司お馴染みの「あなごタレ」・・・薬味で如何様にも調整!

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 日本人向けにアレンジされてます・・・とおっしゃったが、その極めつけはタレ。なんとあなごタレ。江戸前寿司によく見るあなご寿司のそれですよ。煮詰められ甘辛いあれ。白飯だったら何杯でも食えそうな気がすでにしてきます。そして仄かにナンプラーが香るところがやっぱりエスニック調に感じさせます。
 

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 このタレとトッピングの相性がいいね。いろんなものが投入されてて・・・ジャコ(イカンビリス)や干し海老(ウダンケリン)なんかも見受けられ香ばしさとと主に甘味を醸し出す。またペースト状になったのはドライトマトか何かのエキス感で、微妙な辛味も感じられるもの。薄っすらとかけられたのはおそらく自家製辣油。唐辛子と淡い山椒の感覚があるが、馴染みの旨さも感じられ、ここにも干し海老の効果が発揮されて食が進むというものです。
 

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 温玉か生卵を選べます。私は温玉をチョイス。これを割って辣油に溶かしながら全体をかき混ぜてゆく・・・。なので、辛い料理かと思ったけれど実はとてもマイルドです。
 
 
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<板麺> まさに分厚い一反木綿の固まり!分厚いワンタンを永遠に啜り食う感覚がオモロー!

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 さて本題の板麺。説明によると注文に応じて「麺帯」から「ちりぎ」「手もみ」を切り分けるとのこと。麺帯ってのは、小麦粉を水分で練って板状にした状態のものね。よく製麺室でキレイに丸めてあるのを見かけるが、それですよ。たいていの場合、一晩寝かせるとかして、少し休ませたりして滑らかさを増すのだよね。本当に一反木綿状態にちぎるように切り分けるのでしたー。
 

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 食感は予想以上に滑らか!。ワンタンの皮より数段・数倍分厚く、もっとハードなj歯応えかと予想してたがとんでもない。とっても優しい弾力感で、ちゅるちゅると滑る感覚も実に楽しい!。この超幅広麺で具材を巻き込むようにして食らうことになりますので、いつものようにズボボボボボーーーっとはいかないのね。
 
 

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 これは極めて個人的な感想だが、デカいラビオリをソースと餡と皮にばらして、マレーシア風エスニック系に味付けしたら、こんな感じになるのかもと・・・味わいを逆回転して妄想した次第。分厚い皮を永遠に啜り食う感覚がオモロー!
 

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<薬味> やっぱりパンミー定番のドライチリを投入!滋味深き辛甘味が誕生!

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 テーブルに用意されたのは「あなごタレ」「チリ」「ブラックペッパー」「チリ」「ポン酢」。全部試すと味がばらけると思い、今回はまず「チリ」から投入。
 

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 チリと言ってもタバスコ的な狂暴性はありません。とってもマイルド。ここにも干し海老がしっかりと投入されており、むしろ海老の旨味でグイグイと食わせるチリ感覚。まさに滋味深きドライチリ感覚を堪能っす!。
 
 

 

 
 
<追い飯> これをせずして汁なし系は成立せず!タレを追加で味追加!

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 汁なし系には追い飯!。これは台湾まぜそばの流行以降、急速に汁なし系では定番アイテムとなり浸透したような理解。それにすっかり感化されたオレは、これをせずには汁なし系ではおれない次第。
 

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 今度は「あなごタレ」を追加投入してみました。なんたって白飯との相性が抜群ですからね!。ほんのしゃもじ一杯程度の追い飯ですが、これでしっかり最後を締めることができて、満足したエンディングとなりました。
 

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<スープ> まるで白湯?めちゃアッサリ系の鶏ガラ清湯でさっぱりと締める

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 具材が一切入っていない清湯スープ。鶏ガラ系の薄い塩味。微妙にナンプラーの香り?。これですっかり口直しができ、スッキリ気分でごちそうさまという運びです。
 
 

 

 
 
総じまして「まさに未体験!マレーシアの旨辛汁なし麺!ハードなパンチとピロピロトロトロ感覚に酔う!」
 
 ・・・と言った感想。600円という設定でこれも気持ちよく払えるというところ。若い方なら大盛必須かと思われますが、夜に来たら面白そう。〆ラーもいいけど、サクッとビールと汁なし系という春夏の楽しみ方もイケるはず。まさに挑戦的な変わり麺で応援気分が思わず高まってしまう・・・。是非頑張ってください。下北沢でちょっと変わった麺体験したいならここ!激しくおススメ!。宣伝気分で・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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