ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4099】 らーめんはやし (東京・渋谷) らーめん 〜もはや名店達人的領域なる崇高豚骨魚介麺!食えるときは食っとけ!

今でも変わらぬ人気っぷり!王道の豚骨魚介!
 


らーめん はやし (東京・渋谷) らーめん 〜ラーメン食べて詠います


f:id:TOMASSOON:20200316200157j:plain
f:id:TOMASSOON:20200316200153j:plain


 

 本日も時差出勤。そしてテレワーク兼用。ここ半月ばかりで便利になったこともあるが、やりづらいことも見えて来ます。出来そうにないと思えるのは、文書類の承認関係。また出来そうでやりづらいのは会議。ZOOMを使うようになって、かなり進化したと思えますが・・・自宅で家族が近くにいる中で発言等するには、少し言葉を選んでしまい、微妙~な空気感が伝わってしまうこともありますな。そして言葉使いに聞き耳をたてられてるようで何かイヤ。そしてハブになって会議を運営するのなら、やっぱりオフィスでやる。10年たったらもっとこういったことが自然に出来るようになるんでしょうね・・・。
 

f:id:TOMASSOON:20200316200027j:plain

 
 
 さてこの日はオフィスに出向き、時差帰宅をするつもりだったから、かなり遅い昼飯アレンジ。渋谷で途中下車して、普段ハードル高い店「らーめん はやし」さんの閉店間際を狙ってみました。ここ昼だけ営業・日曜休みなので、少々時間をずらしてもいつもスゲー行列。月曜閉店間際だったら待ちもないだろうと思ってましたが、丁度満席状態。タイミングよく一席空いたところに滑り込みます。
 

f:id:TOMASSOON:20200316195931j:plain


 
 基本的には豚骨魚介系のラーメン一本勝負。そこに味玉かチャーシューを追加するのみというシンプルラインナップ。大盛もない。よくこれで人気店としてずっと君臨しつづけられるものです。案の定、味玉もチャーシューも売り切れておりまして、否応がなくデフォルトの「らーめん」を頂きます。
 
 

 

 
 
<全体> 見飽きることのない・・・豚骨と魚介のマットな溶け込み感!安寧なるアイコン的豚魚麺顔!

f:id:TOMASSOON:20200316200015j:plain


 
 それにしても渋谷の知的労働者は勤務時間の自由度が高いのか?。業種にもよると思いますが、客層は若いサラリーマン・ウーマンばかり。豚骨魚介がこんなにもまだ若者に人気が高いとは・・・。いや単にスゲー旨いからにすぎないのでしょう。真面目で丁寧な仕事ぶりは相変わらずだし、ちゃんといい仕事ってのは世代を超えて伝わるものですな。そんな崇高な一杯の麺顔はこんな感じです。
 

f:id:TOMASSOON:20200316200038j:plain

 


 

 おおお!とってもシンプルなのにビシッとした空気感!それなのにスープの柔らかい黄土色がとても優しく包むように和むではないか!。豚骨魚介って多少ワイルドな魚粉感があることが多いが、よくよく見るととてもきめ細かく、ポタージュのような滑らかさすら感じる。淡く透けて見える麺線も柔らかく、玉子麺らしい黄色い発色が、スープの色合いとも凄くマッチ。なんだかアイコンのような存在感だし、いつまで見つめても飽きないでいられそう。
 

f:id:TOMASSOON:20200316200003j:plain

 
 
 
 
<スープ> 実に粒子が細かい魚介感とクリーミーとすら覚える動物系の融合一体感!

f:id:TOMASSOON:20200316200048j:plain


 
 そう、このスープ感は数ある豚骨魚介の中でも、魚介がとてもきめ細かいように思います。ザラツキが少ないどころの騒ぎではなく、まったく感じないほどに溶け切っている。そして豚骨の煮出しも雑味がなく、髄の匂いが全く嫌味に感じられない。魚介と豚骨の溶け具合い・・・と言うより粒子レベルで融合してるよなイメージ。とても円やかと言うほかないです。
 

f:id:TOMASSOON:20200316200101j:plain


 
 そして柚子皮がいい仕事してます。滋味深い柑橘系の清涼感が、なぜか妙に豚骨魚介には合うと思うし、これにより一段と崇高感が増す。柚子それほど好きじゃないんだけど、それでこれは有った方が良いと思うね。
 

f:id:TOMASSOON:20200316200106j:plain


 
 実はレンゲをかき回すと分かるように、微妙に2層に分かれます。醤油ダレがしっかり溶けている下層部分と、そうでない上層部分。味のベースは下層だけど、上層はひょっとして香味油部分なのでしょうかね。いやひょっとすると・・・これはコラーゲン部分かな。実は密かにここに鶏エキスがあるのでは?と妄想してるんだが・・・。白湯系の濁りと似た部分があるので。
 
 

 

 
 
<麺> 中細でしなやかな中加水ストレート麺!。ハードなモッチリ感と口当たりの良い地肌感覚!

f:id:TOMASSOON:20200316200114j:plain


 
 麺も旨い!。豚骨魚介系によく見る中加水系で、モチモチとした歯応えにはっきりとしたグルテンの風合いと旨味を感じさえるタイプ。中細系でキッパリとしたストレート麺で、明るい弾みある弾力というより、少し引き締まりを感じる絶妙な茹で上げコントロールを感じます。まるで丸麺かのような滑らかな口当たりと滑る感覚。汁が浸透すると言うより、よく絡み合ってツルツルとすべるのが快感!。奥歯でモチリと潰して、咀嚼で旨味を感じたあとは無意識でのど奥へと運んで飲み込んでしまいます。
 

f:id:TOMASSOON:20200316200135j:plain

 
 
 よくよく茹で釜さばきを眺めていると、1ロット3杯の中でも、それぞれ少しづつ麺をテボに入れるタイミングを敢えてずらしているのが分かります。なのでテボを上げて湯切りするのも1つづつとなる。一つ目の湯切りが終わって丼に入れて整える。そしてトッピングを乗せて麺顔の最終調整が終わったタイミングで、つぎの二つ目の湯切りタイミングを迎えるという流れ。これを次々と回してゆくのでした。なので同じロットの中でも茹で上げの違いとロスがない。同じロットの最初と最後で仕上がりにズレがないということだね・・・。これはナイス!。
 

f:id:TOMASSOON:20200316200119j:plain

 
 
 
 
<チャーシュー> 肩ロースの煮豚タイプ!スカスカフカフカっとした質感に汁が浸透して旨し!

f:id:TOMASSOON:20200316200144j:plain


 
 これも王道。東池系の豚骨魚介でよく見かけるタイプ。スープ生成にも貢献したと思われる脂の抜け。そして肉身に差した脂もスッキリしているために、肉が解れるように崩れて柔らかいのです。塩気もあるが全体的には甘味を感じる味わい。スポンジのように後から豚骨魚介スープを吸い込んでいるのがいいね。よくブラックペッパーをこの上に振るのもあるが、これはそのままで十分。白飯に合うタイプで、食うと逆に腹が満たされる以上に食欲をさそうのでした。
 

f:id:TOMASSOON:20200316200139j:plain

 
 
 
 
<メンマ> サクサクと小気味よく千切れて風味よし!埋没しない質感の良さ!

f:id:TOMASSOON:20200316200123j:plain


 
 飾りとして片づけるには勿体ない・・・質感。これ妙に旨かったよ。よくある板状の薄味メンマなですが、どこかキリっとした仕上がりだと感じる一方で、歯応えが非常にサクサクとしており、次々と食ってしまいそう。全体のマイナーなパーツと思っていたが、食ってナイスな脇役と見直しました。
 

f:id:TOMASSOON:20200316200131j:plain

 
 
 
 
総じまして「もはや名店達人的領域なる崇高豚骨魚介麺!食えるときは食っとけ!」
 
 ・・・と言う感想。一時期は時代を牽引した豚骨魚介が「またおま」と揶揄されるようになって少々久しくなってきた・・・・そんな中で今食うとやっぱり見直しの旨さだね!。今は淡麗系やJ系が幅をきかせつつある中にあって、ふりかえってこういう名店豚魚を食うのも確かにあり!。もはや達人的ハイレベル・・・渋谷で機会が作れるなら是非!ここ激しくおススメ!。旨し!・・・そんな名人的旨さを感じながら、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

f:id:TOMASSOON:20200316200334p:plain

 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

f:id:TOMASSOON:20200316200148j:plain

関連ランキング:ラーメン | 渋谷駅神泉駅

 

 

渋谷系 and more

渋谷系 and more

  • 発売日: 2015/09/11
  • メディア: MP3 ダウンロード
 
渋谷名酒場100

渋谷名酒場100

  • 発売日: 2018/07/06
  • メディア: Kindle版
 
【PS4】428 封鎖された渋谷で

【PS4】428 封鎖された渋谷で

  • 発売日: 2018/09/06
  • メディア: Video Game
 
渋谷バッティングセンター

渋谷バッティングセンター

  • 発売日: 2015/08/18
  • メディア: アプリ