お盆であろうと台風接近であろうと豪雨が来ようと・・・オレは二郎系の冷やし!
- <酒> レモンサワー:こうも暑けりゃ水代わりに水分補給じゃ〜
- <全体> 近年見慣れたマヨ感覚の二郎系汁なし!デフォルトでの肉迫力逞し!
- <薬味> 「ニンニク入れましょうね」スタイル
- <タレ> これほどサッパリ食いやすいマヨドレ感覚とは!薬味のジリジリ感が存分に食欲刺激!
- <麺> 自家製麺:紛れもなくワイルド感覚あるオーション麺!引き締まりと独特な風味を味わえ!
- <豚> 自重で崩れるバラ肉の柔らかさ!トロトロ脂のエキスは赤身にもジットリ浸透!
- <ヤサイ> 事前確認制:モヤシと大根ときゅうりと人参!マヨドレとフライドオニオンで爆食い!
- 総じまして「新たな薬味刺激で食欲中枢刺激!来年も期待の創作冷やし二郎系!今しかないから食っとけ!」
今年の終戦記念日は、いろいろとニュースが多いねー・・・。台風の影響もあったりして、早朝からずっと自宅で新聞やニュース番組観たりとしてたんだが飽きてきた。なので嫁さんに、ちょっといつもの週末活動(ラーメン)行ってくると伝えたが、こんな台風余波やらお盆の時期に、営業してる店あるわけないじゃない!と珍しくたしなめられてしまいました。・・・・ところが営業している既得な店は都内なら結構あるのです(爆)。
今回は、「ラーメンブタヒロ」さんへ。ムタヒログループでまだ行ったことない店だったし!。中央線界隈なら便利だし、駅からも近い。それに何たって・・・グループ挙げての「冷やし企画」やってるから、その中で一番気を引いたのが、この店だったから!。



<酒> レモンサワー:こうも暑けりゃ水代わりに水分補給じゃ〜
嫁の忠告も少しは当たってた?。バスで駅に着いたらいきなり凄い豪雨が降ってきて、クルマも運転しにくかろう・・・。それに休日の醍醐味は昼酒なのだし。今回は二郎系とあって、中瓶ビールじゃ腹はち切れると思って軽く「レモンサワー」にしときました。
おお!レモンサワーでもお通しがつくのね。酸っぱいレモン味で和風なゴリゴリメンマを食らいながら待ちます。
<全体> 近年見慣れたマヨ感覚の二郎系汁なし!デフォルトでの肉迫力逞し!
ちびちびサワーをやっつけてたら、急に天気が変わりだして雨が止んだみたい。それを狙ったんじゃやないだろうが、続々と後客がやってきますよ。やはりお盆で暇してるオヤジが多いみたい。子供連れが一組あったが全員似たようなオヤジ客で、店内が埋もれてゆくのでした(爆)。妙な一体感を得た所で配膳が完了。それがこんな麺顔でした!。
おおお!これは見事な冷やし系二郎の風貌!この系統・・・近年急によく目にするようになった気がしますが、初めて御目にかかるのだがすでに馴染みを覚えます。ヌチヌチに冷えた中太麺に思いを馳せながら、その上に大量に降り注ぐ野菜と薬味!そしてブタ!。おおよそ冷やし麺という涼味とはかけ離れた風貌ですが、大量なマヨネーズ感が二郎系冷やしをアピールするか!?。ヤサイの量は抑え気味にしましたが、それでも盛り上がりを見せたところに、様々な薬味が乗っており食欲を刺激すること間違いない。付近の学生さんたちが非常に羨ましい!。
<薬味> 「ニンニク入れましょうね」スタイル
食券を手渡す時に、色々と確認してくれるのですが、いわゆるコールで緊張することなく、ゆったりと希望を伝えられるのがいいね。ニンニクを伝えた時、量についての確認がなかったのが実は気がかりだったんだが、それは老婆心というもの。ニンニクポットを持ってきてくれました。多客を見渡すとそのほかの薬味も同じような感じで、分量だけはセルフでお好みなスタイルみたい。「ニンニク入れますか?」じゃなく「ニンニク入れましょうね」ってなフィーリングが気楽でいいわー。


<タレ> これほどサッパリ食いやすいマヨドレ感覚とは!薬味のジリジリ感が存分に食欲刺激!
大体、見栄えとメニュー名称から、タレのスタイルは「マヨネーズ系」と分かっているんだが、それはそれで一応確認です。一応、二郎系らしい背脂醤油ダレらしいのが薄っすらと丼の底にあるようなイメージ。ただそれも少量で、マヨネーズやら薬味の汁が染み出しているので、すでにマヨドレ味が冒頭から出来上がっております。
さてそのマヨドレ味。正確には「ゆず胡椒マヨ味」なんだが、これが実に食べ易くて、食が進むとはことのことです。マヨネーズ感がライトに感じられる分、柚子胡椒風の刺激がきっぱりと現れてる。非常にさっぱり系のマヨネーズとも言えるし、和風でかつ刺激感が爽快と重わるフレーバー。これが痛快に思えてならないのは、ニンニクと紅生姜ともコラボする風味だからすごいよ。いろんなマヨネーズ食ってきたけど、特に紅生姜とこんなに合うマヨネーズ麺類は他に知らんぜ。
<麺> 自家製麺:紛れもなくワイルド感覚あるオーション麺!引き締まりと独特な風味を味わえ!
入り口にオーション粉の積み上げ。奥には製麺室がある。王道の二郎インスパイア系の姿・形式美です。褐色の地肌はすでにタレが浸透してる感じで、チノパンよりもベージュが濃ゆい色合い。そして前歯を当てようとすると、腰つきが少しワイルド感あるゴワっとしたもの。すでに雰囲気出してます。前歯を当てようとして食らいつくと、どうしてもワシワシとした食い方になるよね。その直後には、少し冷やしで引き締まった硬めの歯ごたえが響くのです。その刹那にはオーション麺らしい風味を放つのがまたよろしい・・・。
第一印象を楽しんだところで、レモンを絞り麺の地肌になるべくかかるように投入します。レモン汁が備わってる場合は、私は必ず麺の方にかけるのが流儀。少し違った風味が味わえるからねー。オーション麺に染み込むレモン汁も、なかなかよろしい。ワシワシ〜なワイルド麺なのに上品なすっきり感が出てくるよう。しかしあっというまにマヨネーズ味に代わって支配されてしまうだが・・・。
ともあれ麺量は200g前後??。最近、二郎直系では「麺少なめ」でも十分な私ですが、ちょうど心地よい程度の腹パン感覚。これならヤサイを増しても良かったかもと思えるので、若い方なら苦なく、もっと味わいながら楽しめると思われます。
<豚> 自重で崩れるバラ肉の柔らかさ!トロトロ脂のエキスは赤身にもジットリ浸透!
最近、冷やし二郎系をそれなりに食ってきて思うことは・・・「豚追加」の要否。確かに旨かったけど、豚追加しとけば良かったってケースがちょくちょくあります。かと言ってヘタレなオレですから全体ボリュームで遭難するリスクも鑑みなければいけない・・・。そんなことで、サンプル写真を事前に凝視しますが、この一杯はデフォルトでも肉をダイレクトに楽しませてくれるので安心。
サンプルと実物が違うってこともなく、それなりの一枚肉がどどんと鎮座。バラ肉の層が美しく平行線を形成し、中央でカットされてます。見ようによっては割れた腹筋のような気がしないでもない(?)。厚みと脂身を確認しようと箸で持ち上げるだけで崩れます。トロトロホクホクに柔らかい仕上がり。そして全体的にしっとりしたジューシー感。脂身の部分は琥珀色に蕩けており、もう形をギリギリ保っているかのフワフワ感。それをもろとも口に入れると幸せ!。割と塩気がしっかりと効いておるのに、脂身の甘さでちょうどええ塩梅!。デフォルトでも十分楽しめるとは言ったが、こんな質感だったらもっと食えたと思ってしまった・・・。やっぱりどう転んでも、二郎系冷やしでは豚は追加なのだろうね・・・。
<ヤサイ> 事前確認制:モヤシと大根ときゅうりと人参!マヨドレとフライドオニオンで爆食い!
ヤサイも食券手渡し時に、サイズを確認してくれます。しかし他のラーメン同様、このメニューは後でお代わりなどできないよね。だってヤサイの内容が違うもの。モヤシだけでなく、きゅうり・人参・水菜等カラフル。マヨドレと非常にマッチする旨さでまさに「サラダ感覚」で食えるというものです。そこにフライドオニオンが夏の夕立の如く集中豪雨的に降り注いでる!。この香り高さと甘さがサラダ感覚に少しガッツリ感を与えてくれます。歯応えもサクサクカリカリとして小気味良いしね!。フツーにご家庭のサラダにもこの手法を流用してもいいと思いますわ!旨し!。
総じまして「新たな薬味刺激で食欲中枢刺激!来年も期待の創作冷やし二郎系!今しかないから食っとけ!」
・・・と言う感動。8月末日で終わってしまいますから急げって感じです。毎年9月になっても暑い日が続きましょうが、ここに限らずうまい冷やしは今のうちなんでしょうが〜。お盆が過ぎると夏の終わりを感じますが、惜しむ旨さを思いつつ・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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