ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4082】 Ramen611 (埼玉・入間) 蛤の塩そば + 釜揚げしらすと大根おろしご飯 〜優しさと淡麗・・・春の優雅さが豊潤に漂う崇高塩そば!

早春のプチラーメン遠征〜入間へ
 

 


蛤の塩そば + 釜揚げしらすと大根おろしご飯 〜ラーメン食べて詠います

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 最近全然週末にクルマ乗ってないから、先日バッテリーが上がったのでした:苦笑。そうだな・・・ちょっと愛車には寂しい思いをさせ通しかなと思い、今回は酒を飲まない前提で、プチラーメン遠征。埼玉は入間へとやって参りました。ちょっと気になる蛤の一杯があるというので、貝出汁大好き人間としては、心の中でブックマークしていた次第。
 

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 新型コロナの影響か休業中の西武園遊園地を抜けて入間へ・・・。もうすっかり春めいた日和で、オジサンチャリライダーさん達がたくさん!。何度もそんな集団を追い越し、茶畑が見えだすと一気に埼玉らしい牧歌的なロードサイドですな。早く着きすぎてポールポジション!。コインPなんて存在しない。心配しなくても8台もクルマスペースがありました。
 

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 待つこと15分程度。厨房からの香りを楽しむが、風の向きによっては堆肥の香りが入り混じる(笑)。なだか久しぶりだよこの匂い。どうしてそんな里山風景で、わざわざ思いっきり海系のラーメンを食べに来たのかオレ・・・。
 
 

 

 
 
<全体> 何と春めいた息吹を感じさせる淡麗さ!

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 開店時間にはサッとどこから湧いたのかと思うほど、人が集まり行列発生。地元のコアな客はすでにガッツリとつかんでいるご様子。可愛いバイト女子に案内されて(娘さん?)、今回は塩そばと、飲めないのでサイドメニューをいただくこととしました。まず最初の一杯はこんな麺顔!。
 

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 おおお!何と春めいたエッセンス!蛤と言えば季語は春!そして生命の春芽吹きを感じさせるようにカイワレ菜が添えられてる。メンマを強引に竹の子と結びつければ完全に春の息吹が成立!。そんな理屈よりもこの穏やかなスープ感は、まるで春の海と表現しても齟齬はないと思えます。チャーシューは主張しすぎず、浜辺をさざなう波のように寄り添う。・・・それでいて全体的にはとってもシンプルで、やっぱり淡麗塩そばの迫力を感じます。
 

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<スープ> 淡麗塩そば感覚に何と言う蛤エキス感のキレ!魚介&鶏も穏やかな下支え!

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 スープをひと啜りすると、嗚呼・・・ダイレクトに蛤エキスを感じます。浅蜊も好きだが蛤はちょっと上を行くような洗練さがありますね。コハク酸系好きな人はハマるはず。ただ、ガツンとくる貝のインパクトとは違います。和の碗物で出されてもおかしくない「ゆったりさ」「優雅さ」がありなむかと。ただラーメンとしてはパンチを欠くとも感じますが・・・あえて「そこがいい」のです。
 

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 いやいや・・・ちゃんとラーメンしてる。アニマルオフではないでしょう。しっかりと下支えを感じる?。煮干系の甘味もあるようで、麺類の出汁としての満足感をしっかりプラスされとるような・・・。そしてその上に、やっぱりどこか鶏清湯系の厚みも感じ取ってしまうが、すごく奥ゆかしい!。香味油で動物感足されているだけなのか??。とにかく蛤の旨味オンリーという、麺顔通りのシンプルな出汁ではなさそうです。
 

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 個人的には、たった一欠片のゆず皮と、カイワレ菜の清涼感がとても合ってると思います。貝の出汁感とは真逆なイメージがする清涼さが、むしろ反作用のように貝出汁感を引き上げると言った感じか。ともあれ見栄えシンプルにして、出汁感は結構カオスですぞ。
 

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<麺> 序盤の淡いクツッとした風味の良さ!中盤からは汁との一体感で味わい深く!

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 このような滋味な展開の清湯系だと、どうしても「麺は汁吸ってなんぼじゃい!」と思えてならん。だが、心のどこかで「カタ麺派」なオレですから、粉風味を期待してしまう。・・・そしてしっかり序盤はそれに応えてくれた気がします。密度感はそれほど高くないながら、序盤で細麺を千切ったところは、ふわりとした小麦感をキャッチできました。咀嚼の度に甘味を増すようなイメージでホッとする・・・。
 

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 そして中盤以降はもうしっかり汁との一体感で楽しませてくれます。汁を吸い込んでさらにしなやか。寄り添いあいながら汁を持ち上げ、続いて吸い込みまくりです。表層は軽く出汁との一体感が進んでおり、滑らかさが増す!。そこからはズボボボボボーーーっと高速に啜りまくり!。噛む度に旨味が増していいね!。と、思ったら無意識に飲み込んでしいます。これは大盛に向かないと思ったが、カウンターに貼ってあるテプラには「替え玉」を激しく推奨。サイドメニューを食わない前提なら、それは確実にアリですぜ!。
 

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<チャーシュー> しっとりと上品な仕上がりで全体に馴染む豚ロースのスライス!

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 特製にすれば「炙りのバラ肉」が追加されるようだが、蛤の塩だったら何となく相殺しそう?。ただ、この肉だったら相殺どころか、肉の方から蛤に寄せてくるような感覚です。とっても脂が少なく、肉繊維がきめ細かいタイプ。もも肉かと思ったけれど、少ない脂の部分からロースとしておこう(間違ってたらごめん)。
 

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 これがまるで鶏胸肉?化粧パフ??と思えるようなフカフカ感で、しかも淡麗すら思う滋味感覚。豚肉のあっさり表現にただ脱帽!。汁に染み込ませても嫌味一切ないどころか、旨味を吸って肉がパワーアップ。とてもしっとりと上品な仕上がりで全体に馴染む豚ロースのスライス!で旨しだったのだった!
 

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<他具材> アイコンの様な蛤!清涼感を高めるカイワレ!寄り添う可愛いメンマ

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 味を主張するというより、この一杯の「アイコン」的存在感ですな。一粒味わって視界から消えるだけだが、出汁だけでは貝気分が高まらない。たとえ一粒でもあれば、この出汁感なら満足って感じでしょう。ふかふかとした歯応えと滋味感は確かにありました。
 

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 またカイワレ菜とメンマも何気に良い仕事をしてました。麺を巻き込んで食べる以外にも出汁にも好影響を与えてましたしね。
 
 

 

 
 
<釜揚げしらすと大根おろしご飯> しらすがまるでポニョ!日本人ならこれでしょ!和と春を感じる定番!シンプルに旨し!

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 ほんと、子供の頃はありふれた食材で、見向きもしなかったんだが、オヤジ世代になるとこういうのが実に恋しい!。今回は、クルマで来たから飲めない腹いせのつもりだったが、いやいやどうして!マジでうまかったのだ!
 

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 まずしらすの量がハンパない!まるでポニョの妹たちの大群のように押し寄せ、お椀で山になってる。大根おろしは、人間になる寸前のポニョ自身か・・・そこへ出汁醤油をドバドバドバ!!。醤油に染まった大根おろしはトパーズのように輝く!
 
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 あとはただ、むさぼり食う飲み!。しらすの旨味が大根おろしのさっぱりさと合い混じり、ただただ、日本人として生まれて良かったと幸福感を与える旨さです。
 
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総じまして「優しさと淡麗・・・春の優雅さが豊潤に漂う崇高塩そば!」
 
 ・・・と言う感動!。いやー・・・一度だけではもったいない店です。フツーの中華そばもうまそうですが、鶏白湯や煮干系、そしてつけ麺などもあり、かなり引き出しが多いから飽きなさそう。通うことはできないが、いつか埼玉西エリアに行く機会があれば、是非また立ち寄りたい次第。後ろ髪を引きまくる店でございます。ドライブついでに是非!激しくオススメ!。そんな応援と、今後の発展を願いつつ・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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