ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3960】 新福菜館 麻布十番店 (東京・麻布十番) 特大新福チャーシュー麺 + 九条ネギ多め 〜嗚呼懐かしのネギ!ブラック!スタミナ!ガッツリ大衆エキス満点の京都ラーメン!

時々無性に食らいたくなる故郷の味
 

 


新福菜館 麻布十番店 (東京・麻布十番) 特大新福チャーシュー麺 + 九条ネギ多め 〜ラーメン食べて詠います

 

 さてここ数年、帰省しましても何かと自由な時間がなく、地元で京都ラーメンを食えない。だからでしょうか・・・年末帰省の切符を手配した途端、無性にガッツリと食いたくなってきました。今回は昼飯で絶対に食おうと決めていたのですが、この日あまりにも雨が強く、少しだけ移動して辿ったところが「新福菜館 麻布十番店」。あの漆黒の京都ブラックが楽しめるならば・・・。
 
 

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 個人的には、幼少のころは「第一旭」。その後、少年期に第一次創業の「天下一品」にのめり込み、中学高校では「藤」だったっけ。浪人時代にもう一回「天下一品」にハマる・・・そんな京都での暮らしぶりでございます。この間「ますたに」はスルー気味。なぜか「新福菜館」ずーっとその間、一定には食っていたのですが、数十年経ってこのブランドが東京進出したころから更にハマったかもしれません。今回は、業務上の憂さ晴らしも兼ねますので、いざ男前っぽく「特大新福チャーシュー麺+九条ネギ多め」とハジケさせていただきましょう!。
 

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 因みに以前、こんなまとめもアップしております。もし興味があればご参考まで! 

 

 
 
 
 
<全体> 漆黒のスープに浮かぶエバーグリーンな九条ネギ!黄色の卵黄が異様に映える麺顔!
 
 実は一度も食ったことないこのメニュー・・・卵入りの大盛りなんて。昔はいつも金不足な学生だったからね(笑)。大盛はすることがあっても、特製にはしたことがない。しかも生卵入りのラーメンなんて、当時はもってのほか!?。ワクワクしながら待ってて、漸く配膳された麺顔はこれでした!。
 

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 おおお!ネギの緑色が一面に広がる!。見ようによっては高麗芝グリーンが手入れせず伸びきったような表情。黄色いゴルフボールが少し沈むと浅いラフに入ったような風貌じゃないか。またジワジワとネギの下から滲み出るのは重油のような漆黒な液体感。丼のサイズはフツーだが麺大盛の圧迫感が何となく伝わっており、ちょっとしたスタミナラーメンのような気分にさせます。
 

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<スープ> 色合いに反して塩気感じさせつつあっさり系!豚骨煮出しと醤油の輪郭にキレあり!
 
 まぁこれまでクサるほど食い続け、語り尽くしてきたこの液体なんだが・・・飽きないねぇ~。醤油の塩気をびっちり感じるかと思わせといて、すごく肩透かしを感じさせるさっぱり味わいが見事です。非魚介なのもあって脂が生きるというイメージ。目を閉じて味わえば色が関係なくなるから素直に味わうと、ヤサイのサッパリ感すら覚えます。
 

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 まあ・・・これだけ九条ネギを入れればね、そのエキスも少なからず滲みましょう。さらにモヤシもややクタリ気味な旨さなのが京都系であり、その汁も混ざってるに違いなし。もっと言うなら麺が大盛で1.5程度は入ってますから、その炭水化物の吐き出す風味も深く混じります。塩気の尖りが丸くならないはずはない。
 

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少し霞がかかりはじめる・・・
 
 
 
 
<薬味> 野菜類の旨味と生卵でパンチが削がれたなら・・・おろしニンニクでパワーアップ!
 
 そんなあっさりし過ぎてしまうのを避けたいなら、ニンニク追加を激しくおススメいたします。チューブタイプによくある下ろしたニンニクがテーブルセットにあるから、それを利用します。最初から生卵に添えて混ぜて食うのも旨そう。肉野菜と玉子とニンニクの組み合わせとは、けっこうニンニクスタミナ系に変貌するかもしれませんな!。
 

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<麺> 汁を吸い込みやすく褐色に染まる中加水ストレート麺!肉やらネギやらモヤシやら・・・一切合切巻き込みながら食え!
 
 引き上げると既に褐色に染まってる風貌。カタメ仕様にも対応しており、基本的にはグルテン風味を感じながら食わせるタイプ。前半は風味を感じつつ、後半は汁が浸透した部分の甘味を感じつつ、それら変化も味わいの内って感じでしょう。
 

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 なんでも麺に混ぜ合わせて食らいましょう!。まず青ネギをガッツリと掴みながら麺も巻き込み食らう!。ザクザクとしたネギ歯応えと、ヌツヌツプツプツとした麺の歯応えの競演と風味の交じり合いが楽しいに違いない!。まあ薄い肉を数枚絡ませながら食らうのも、肉そば感覚でワイルドで食えるってやつです。ええい!どうせだったら肉もネギも玉子も絡ませて麺を食らいましょう!。味と歯応えと啜りが複雑で、この楽しさが表現できんほど・・・旨し!楽し!。
 

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ネギを巻き込もうとしてみた・・・

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もう・・・ネギもモヤシもチャーシューも一気に巻き込む!
 

 
 
 
<チャーシュー> 薄いスライスカット!ミルフィーユ状態でたくさん重ねてガッツリと食ってくれい!
 
 厨房奥のミートスライサーが休む間もなく動き続けです。京都ラーメンの特徴は肉の薄さ。一枚だけじゃなう重ねて盛るって感じでして、時代の進み具合に平行して少しづつ肉量も微妙に増えた気持ちです。赤身と脂身のバランスも良し。薄いスライスカットをミルフィーユ状態にしてたくさん重ねてガッツリと食らいましょう。生卵と絡めると妙にすき焼き風にも感じたりしてね・・・・。今回はチャーシュー麺だったから、最後食い終わる直前まで肉が残って、いい気持ちでフィニッシュできました。
 
 

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<具材> ネギとモヤシ:わが青春のトッピングサービス!ネギ好きの原点がここに!?
 
 京都では今でも「ネギ多め・モヤシ多め」などとコールしてサービス対応してくれます。なので上京したてのころは、追加トッピングで金取るのかと、すごく不思議不安だったんだよねー。金がいつもない学生だったかな・・・。オレの場合、買い食いもするがゲームセンターにも金を使ってたからね・・・。だからゲームセンター帰りなんかに食う時は、いつもラーメン並か小だった。だけどそのくせ、モヤシ多めネギ多めとか・・・店のオヤジの心意気に甘えていた次第。今やラーメン二郎があるけれど、昔むかしの地方に住むラーメン小僧は、ネギとモヤシにはすごくときめいていたものでした・・・。
 
 

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卵とネギを混ぜ込む
 
 
 
総じまして「嗚呼懐かしのネギ!ブラック!スタミナ!ガッツリ大衆エキス満点の京都ラーメン!」
 
 ・・・と言う感動。何だか近いうちに、今度は新宿の第一旭にも行ってしまいそうな勢い。どうせ年末年始に帰省するんだが、また食えそうでないしね。次回は大盛じゃなくて黒い炒飯を追加して楽しんでみたいと思います。さてどの店でやらかそうかな(笑)。そんな次の野望を抱えつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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