何だか責任ちょい感じて・・・訪問してみた
- <酒> アサヒスーパードライ:ラーメンが王道ならビールも王道!
- <全体> ネオクラシカルな王道冷やし中華!昭和のフォーマットに少しばかりアイデア盛り込む!?
- <タレ> オーディナリーで安寧の味系統!そして酸味を抑えて尖りなく円やかな旨味の仕上がり!
- <麺> 傾奇者使用:丸麺の様な滑らかなタッチに・・・馴染みよくクッチリと引き締まる冷やし感覚!
- <具材①> 王道の錦糸卵・キュウリ・ロースハム・・・そしてちょっぴり高級感の蒸し鶏!
- <具材②> 王道に新時代テイスト? カニカマ&ダイコン!?
- 総じまして「やはり紛れもなくトップクラスの王道冷やし中華!来年夏が今から待ち遠しい〜!」
東京ナンバーワン冷やし中華!冷やし中華嫌いが作る冷やし中華!先日、テレビ番組「マツコ&有吉 かりそめ天国」で紹介された。ですがへへへ・・・実は私も一枚かんでいて・・・有識者として参加し、結果的に番組にも十数秒程度出演させていただきました。そんな栄えあるナンバーワン冷やし中華!そして大至さんが、秋も近いと言うのにわざわざ数日間だけメニュー復活してくれました。こうなると何だか責任少し感じまして(選考他店へもだが)、挨拶がてら訪問してみましたー。
初日、二日目と店のネット情報では、「まだまだあります」的な内容だったので、こうなりゃ売上貢献せんとな!と思って訪問。多分サクッと食えると思ってた。そんな提供最終日の土曜日、閉店間際にちょこっと滑り込もうとしたら・・・何やと!行列スゲーやないけ!。やっぱり今でもテレビって影響力ってすごいんだねー。
<酒> アサヒスーパードライ:ラーメンが王道ならビールも王道!
いつものビールです。そしていつもの銘柄です。ここは夜の部だと、マルエフと呼ばれるビールが提供されるんだが昼はダメみたい。アサヒの昔のビールがマルエフで、実家のオヤジさんがいつも飲んでたっけ。昔はアルコール度が低くても美味かったんだよねビールが。そんなことを考えながら飲むんだが・・・そうだそうだ!アサヒビールも会社訪問したんだっけ!。しっかり落とされたけど・・・。思い出すと急に今日のスーパードライが苦く感じるぜ。
<全体> ネオクラシカルな王道冷やし中華!昭和のフォーマットに少しばかりアイデア盛り込む!?
やはり冷やし中華のオーダーが多い。しかしそればかりでもなく、フツーのラーメン類もよく注文されてました。何だ行列だったのは週末現象も重なっただけで、テレビの影響ばかりではなかったのだった。合点がいったところで、お待ちかねの麺顔登場です。
おおお!実は2年ぶりの対麺!ちゃんと覚えてたけどちょっと迫力アップしてないか?。カニカマがやっぱりシンボルマークですが、きゅうりと大根と鶏肉がこんなにアピールしてくるとは思ってませんでした。やっぱり今回も思う「王道」な冷やし中華。錦糸卵・ハム・きゅうりというラインナップは昭和のフォーマット。そこにカニカマを乗せてくるなんて、ちょっと現代風な感覚もありなむです。それにしてもなぜカニカマなのか?。紅生姜を排除したため、どうしても赤色が欲しかったのか?。それともカニ風味とタレの味わいにコラボ感を期待したのか?。
<タレ> オーディナリーで安寧の味系統!そして酸味を抑えて尖りなく円やかな旨味の仕上がり!
まさに王道のタレです。スッキリ醤油系。酢醤油とも揶揄される系統で、日本人なら誰もがイメージしやすい大衆的な夏の味わい。ところがこちらのタレの特徴は「酸味がかなり抑えめ」であるという点。既述の通りこちらのご店主は冷やし中華が嫌いな方で、自分で納得できる調整の結果と思われます。だから何となく紅生姜を排除したのも頷けるかもしれない。酸味とジリジリ感は引き算したかったのでしょう。
引き算したら味は痩せてくる?。いやいや・・・ここもポイントで「旨味を足している」のです。アイテムとしては「金華ハム」「羅臼昆布」などの乾物エキス。これらを足し算した結果、旨味が濃ゆい。なので見た目以上に味わいが濃ゆいというのが私の感想です。しかし人それぞれで・・・酸味がないとピンとこないというのもあるらしい。お隣の一人ラーメン女子さんは、しっかりとテーブルセットにある酢を足されてたりしてました。私は、和辛子の味変化だけで十分。これも後半途中から溶かし始め、味変化を楽しませてもらいました。
<麺> 傾奇者使用:丸麺の様な滑らかなタッチに・・・馴染みよくクッチリと引き締まる冷やし感覚!
店前に誇らしげに「傾奇者使用」と表示されてます。日清製粉製であの六厘舎特注。浅草開化楼の製麺師カラス氏共同開発って情報は頭に入ってます。傾奇者っていわゆる奇をてらったような奇抜な輩って意味だと日本史で習いましたが、実は名前の割には・・・私の印象としてはとても馴染みやすい。むしろ奇抜の反対で王道な感覚なんです。
例えばやや黄色っぽい色合いも、ラーメンや冷やし中華としては馴染みのカラーで、王道とか安寧を覚える色合い。かん水の種類で多少変化はありましょうが・・・。そしてモチモチした感触も豊かで、これも馴染みがあるタイプ。今回は冷やしのためキンキンに冷やされていたため、引き締まりを強く感じましたが、それでも弾力性があり、クッチリとした噛み心地が気持ち良いじゃないですか!。そして風味よりも甘みを感じる麺だとも思うんですよねー。特に今回はタレが旨味を濃ゆくチューニングしているのもあって、そのせいかもしれませんが・・・。
さらに滑りがよろしい!。ツルツルした地肌だからというより、タレの持ち上げや濡れ方がどうのこうのと言うより・・・。何となく口当たりや舌触り、歯ごたえなんかが丸麺を食ってるような感覚になります。なので多少錦糸卵が絡んでつっかえそうになっても、ズボボボボーーーーっと一気に啜り食える次第。
<具材①> 王道の錦糸卵・キュウリ・ロースハム・・・そしてちょっぴり高級感の蒸し鶏!
タレ・麺・・・・は割と王道。そしてトッピングも王道系押さえてあります。錦糸卵・きゅうり・ロースハム。和辛子がねじつけられて、あと紅生姜があれば「みんなが連想する冷やし中華」ですな。なので一つ一つアイテムを申し上げなくても、風合いはお分かりですよね?。
しかしそれだけならやっぱり寂しいということか?。蒸した鶏肉がトッピングされてます。これがまた淡白で滋味深い。今当たり前のように流行り切った低温調理系じゃないところがいいね。蒸した感覚の胸肉で、大胆にカットしたようで、粗く解したような断片肉です。これが醤油ダレに実に合う!。ちょいと和辛子付けて食うとビールが進みますぜ。小瓶だったからあっという間だったけどー。
<具材②> 王道に新時代テイスト? カニカマ&ダイコン!?
既述のように、色合いとしてもカニカマは、紅生姜の「赤色」代用として補完してます。そしてフランス人をも魅了したカニカマはさすがですよ・・・。この一杯の味わいの中に唯一擬似的なものがあるとしたらそれはカニカマ。その風合いが醤油ダレに見事にマッチします。ひょっとして、本物のカニ身も旨味ダレで食うべしなのかも!と逆算してしまうほどに。これを大切に味わいつつ・・・コップ半分残ったビールを一気に空けました。
そしてダイコンがいいね・・・ちょっとしたことなんだけど。恥ずかしながら・・・上京して初めてダイコンのサラダを知ったオレ。とても感動したんだよねー。それ以来、ダイコンばかり独身時代はメニュー開発したかもよ。最高傑作は、ダイコンを皮にして作った餃子。これも醤油ダレの旨味に浸して完食。麺とも絡めて食い切りました。
総じまして「やはり紛れもなくトップクラスの王道冷やし中華!来年夏が今から待ち遠しい〜!」
・・・と言う感想。令和元年の夏は、結構冷やし中華・冷やし系TV朝日「かりそめ天国」調べによると、都内に冷やし中華を出す店は、4000店舗以上あるらしい・・・。それ知って制覇諦めました(元々ないが)。そろそろ集中冷やし系爆食も締めにかかるよ。冷やし中華がライフワークになってしまいそうで怖いんですが・・・恐れを感じつつも、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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