ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4564】 龍朋 (東京・神楽坂) 冷やし中華 + キリン零ICHI 〜大胆具材の驚きと楽しさ!町中華の和やかさ!一回食っとけ東京名物冷やし中華!

夏はすぐそこ!都内の名物冷やし中華!
 
 
 緊急事態宣言で悶々としていたり、憂さ晴らしにブラック拉麺を追い求めたりしてたら、東京都内ではもうすっかり冷やし中華があちこちで始まっているのでありました。そろそろ2021夏の冷やし麺活動も本腰入れることとまいりましょう!。ひと口に冷やし系と言っても、近年いろんなバリエーションが生まれては拡大している中で、活動スタートはオーソドックスに攻めてみよう・・・と言うことで、まずは町中華系から。忙しいので遅い昼飯。なので都心の外出機会で通し営業の店を探った中から、今回は「龍朋@神楽坂」さんへGO!。
 

f:id:TOMASSOON:20210526194756j:plain


 

 ここは人気店。店のオススメは「龍朋麺」なのかもしれませんが、やっぱり名物は「冷やし中華」。そして「チャーハン」です。とある平日午後3時。客入り3割程度の中で、注文されるおはこの2メニューばかり。テイクアウト客は全員チャーハンで、いっそのこと両方食ってやろうかと思いつつ、この時間でやらかすと晩飯食えなくなるので、今回は初志貫徹ということで、冷やし中華一本!。
 
 

 

 
 
<ノンアル麦酒> キリン零ICHI!一番搾りの気分で味わう麦芽の風合い!十分楽しめるノンアル系!

f:id:TOMASSOON:20210526195126j:plain


 
 これから自宅に戻ってもすぐ仕事だわ。だけど・・・ちょっと憂さ晴らしたい気分もあり、ノンアルコールビールをいっちゃいましょう!。こちらはキリン党らしく「キリン零ICHI」です。
 

f:id:TOMASSOON:20210526195149j:plain

f:id:TOMASSOON:20210526195144j:plain


 
 ご存知「一番搾り」と似た製法なのだとかで、何となくそれに似た感覚もありますな。スーパードライと一番搾りの対比と同じように、ドライゼロと零ICHIの違いも良く分かる。やはり麦汁感がこちらにはあるようで、味わいとしては料理に合うかな?。ただキレという点ではやはりノンアルには限界を感じるところです。それでも今回はめちゃキンキンに冷えたことから、冷たさにキレと近いものを感じつつ味わえたのが好印象!。そうか!ガチガチに冷やせばノンアル系はかなり楽しめると知りました。在宅勤務が増えてから、家で飲む量増えたから・・・ちょっとノンアル麦酒を取り混ぜようかしら(汗)。
 

f:id:TOMASSOON:20210526195114j:plain

f:id:TOMASSOON:20210526195108j:plain

 
 
 
 
<全体> 帯のような玉子焼きに目が釘付け!唯一無二の冷や中麺顔!この夏食うべし!

f:id:TOMASSOON:20210526194852j:plain


 
 ところで店先表示の「The Lahmen」ですが気になりますね。数年前、ラーメン評論家の山路さんと、冷やし中華の話でお会いしたとき伺ったのですが、昔は「Ramen」と定着しなかった時期もあり、その名残りとのこと。それはそれで尊重すべし。急にそんなことを思い出したところで、配膳が完了。それはこんな麺顔です。
 

f:id:TOMASSOON:20210526194842j:plain


 
 おおお!この玉子焼きを見たくてここに来たのも同然!。やはり興奮するね!この大胆な玉子焼きのカットとそのボリュームに!。まさに帯のような玉子焼きに目が釘付け!唯一無二の冷や中麺顔!。麺は見えますが、その他トッピングが殆どこれに覆われて、玉子焼きしか見えん!。また麺が案外とボリューミーなのを見てから思い出しました。チャーハン頼んでたら腹パンしすぎて死んでたかも(爆)。てな感じで値ごろ感はやっぱりあります。玉子のみならず具材すべてが大胆カット。そして町中華系に馴染みのある紅生姜は、排除されてるのも特徴かもしれません。やっぱりこれ食わなきゃ夏が来た気がしない!。
 

f:id:TOMASSOON:20210526194809j:plain

 
 
 
 
<玉子焼き> もはや錦糸玉子と言うより一反木綿!薄焼きオムレツ極太カット!

f:id:TOMASSOON:20210526194830j:plain


 
 玉子から手を付けないと先に進めない気がしますんで、まずはそれを。もはや錦糸玉子とは言えず、玉子の一反木綿という風貌ですな。いや、重なってロールしてるところなんかは、まるでオムレツと言った感覚もありなむ。実に楽しい!。これだけ太いと玉子焼の味もしっかり感じます。甘味少なく塩味薄目で、ナチュラルな玉子の旨さを堪能できる様子。少し温もりを感じたのは気のせいだったのか?。お弁当に入れたくもなりましょう。やっぱりこの店のシンボルだけある迫力に魅了です!。
 

f:id:TOMASSOON:20210526194918j:plain

f:id:TOMASSOON:20210526194923j:plain

 
 
 
 
<チャーシュー> 玉子に負けじ!極太材木ロース肉!塩気ちょい強めで常温で味わい深し!

f:id:TOMASSOON:20210526194946j:plain


 
 玉子の下敷きになってるが、実はチャーシューもかなり入ってる。しかも分厚いスライスを材木状にカットしたため、かなり図太い形状です。部位としてはロース。少しぎゅっと引き締まりを感じる肉質ですが、決して固いということではありません。歯切れよく肉繊維がクッシリと千切れて味わえます。
 

f:id:TOMASSOON:20210526194934j:plain


 
 少し強めの味わい。いい感じで塩気と肉味がマッチしており、これは冷えてもしっかり味を伝えるための計算でしょうか?。つまみとしては最適で、キリン零ICHIと共に味わうとこれまた格別。やや強めの塩気が肉味を引き出すようでもあり、食欲をそそるようなフィーリングです。ただこれだけ図太い材木カットだと、細麺に絡めて食らうのには少し苦労するかも・・・。ま、それもご愛敬という範囲ですがねー。
 

f:id:TOMASSOON:20210526195037j:plain

 
 
 
 
<タレ> 町中華の王道冷や中を感じさせる甘味を感じる出汁酢醤油!酸味尖らず円やか!

f:id:TOMASSOON:20210526195031j:plain


 
 さてタレですが、実に町中華の王道スタイルですなぁー。ティピカルな「出汁×薄口醤油×酢×砂糖×調味料少々」といった風合いが、ありありと分かります。この割合が、同じような味わいでも各店舗で微妙に個性がでるようで、例えばこちらだと、酢はきっちりと効かせているものの、尖りはなく砂糖で旨く調整してる感覚でしょうか。砂糖と言っても甘くは表現されてないのであしからず。下味レベルとご理解いただきたい。醤油も色合いよりはカエシが円やかなのも好印象です。
 

f:id:TOMASSOON:20210526195043j:plain


 
 ベースの出汁は実にあっさり。和出汁かと思えるほどの鶏清湯でチー油感は殆ど感じず。甘味には魚介が潜んでる?と頭をかすめるものの魚介って感じもしません。本当にあっさりとした乾物×鶏ベースで中華という感覚も少ないかも。なので和辛子を溶かすと、よく合いますねー。テーブルセットにあったのを溶かしますが、実に質感ある和辛子で辛さに旨味すら覚えます。あまり入れすぎて辛さに咽ても、この時期は周囲に嫌われますから、ほどほどにー。
 

f:id:TOMASSOON:20210526195025j:plain

 
 
 
 
<麺> 中加水ストレート細麺!きっちりと引き締まりクッシリ感と素地の旨味を楽しむ!

f:id:TOMASSOON:20210526194928j:plain


 
 冷やし中華って、だいたい王道スタイルだとタレの味わいが似て来るため、結局は、具材と麺で印象が決まるかもしれません。具材は玉子・肉とも質感ナイス!麺も実は質感ありなので、この一杯はプレゼンスが高いのです。
 

f:id:TOMASSOON:20210526195014j:plain


 
 冷やしなので流水で締めらるのはどれも同じとは言え、素地の風味を細麺でもしっかり伝えるのが絶妙。加水は中程度と思われますが、見た目が艶やかでもっちりしてそうだが、歯切れはクシクシとしてます。素地の風味が、酢醤油タレの味わいも奥から伝わるような感覚。タレと麺だけで十分旨しと感じる感性度。これぞ王道の町中華冷やし中華の味!と申せましょう。
 

f:id:TOMASSOON:20210526195020j:plain


 
 こうなると、ナイスな具材たちと絡ませて麺を味わいたくなるが・・・具材がどれも太いので、麺のしなやかな腰つきからハズレてしまう(苦笑)。なのでちょっと苦労しながら、麺の方か具材を絡めるようにして楽しみました。玉子と肉を巻き付けた麺がまた最高!。
 

f:id:TOMASSOON:20210526194957j:plain

f:id:TOMASSOON:20210526195050j:plain

 
 
 
 
<キュウリ> スリムなスティック野菜?バキバキシャリシャリと楽しめる痛快さ!

f:id:TOMASSOON:20210526194824j:plain


 
 具材がシンプル。あと残るはキュウリのみ。そのキュウリだが・・・ちょっとスリムなスティック野菜か!?ってなぐらいに太目にカットされており、また長さが揃ってるのが好印象。なのでキュウリ食ってる!って気にさせるね!。キュウリの果肉を食らうような感覚が、町中華の和やかな味わいに染みるような味風景。当然これも麺から巻き付けて、楽しく美味しく味合わせていただきました!。シンプルなれど迫力ある具材で、むしろ味印象は鮮やか!。
 

f:id:TOMASSOON:20210526194951j:plain

 
 
 
 
総じまして「大胆具材の驚きと楽しさ!町中華の和やかさ!一回食っとけ東京名物冷やし中華!」

f:id:TOMASSOON:20210526194903j:plain


 
 ・・・と言う感動の嵐!。玉子焼きに目と心を奪われがちですが、その他具材や全体も実にしっかりとした旨さ!。接客もハートフルだし、ちょっと変わったデート食としても十分楽しめそう!。もちろん麦酒飲めるタイミングならオヤジ同志で寛ぎくらうのもあり!。とても使える店でこの夏、名物冷やし中華はいかが?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

f:id:TOMASSOON:20210526201958j:plain


 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

関連ランキング:中華料理 | 神楽坂駅牛込神楽坂駅江戸川橋駅

 

僕とシッポと神楽坂 Blu-ray-BOX

僕とシッポと神楽坂 Blu-ray-BOX

  • 発売日: 2019/07/26
  • メディア: Blu-ray