ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3669】 鶏そば 煮干そば 花山 (東京・中野) つけ麺 〜煮干に加え鶏清湯醤油!益々激化する中野駅南口ラーメン戦線異常あり!

益々激化!中野駅南口ラーメン戦線異常あり!
 ええ!鈴蘭@中野が閉店!!・・・・実はショックだった。あのクラスが閉店に追い込まれるとは、どれだけ厳しい世界やねんと。知ってから数日間、中野を中央線で通り過ぎる度に、少し哀れんだのは確かです。いい店が潰れるのは寂しいので、新店舗が居抜きで入っても、ホイホイと訪問して美味い!と叫んだり詠んだりするのもすごく気が引けます。だから当面は行くまいと実は決めていた。
 

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 ところが、ラーメンデータベースや、食べログに上がってくるレビューを拝読すると、なんだよ・・・「はやし田」系列かよ!ってなことが分かってしまって笑ってしまった。鈴蘭の別ブランド立ち上げが「はやし田」なので、改装模様替えと、コンセプト変更で再出発と言う流れだった!
 

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 しかも、開店三日間は、麺類ワンコイン500円とのこと。これも経堂の2号店と同じ展開。別にこのワンコインを狙ったわけではないはずだったが、やっぱり嬉しい。で、結局何食ったかと言うと「つけ麺」。単価が高かったのも一理あるがね・・・・。ともあれ、今回は思わぬ形で、新規開拓のラーメン活動となったが、あまり新鮮味がないのは悪しからずです。
 
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<全体&タレ> まことにティピカルな鶏清湯醤油!鶏油でとても分厚くも明るいコクが支配的!
 
 この開店3日間は、鈴蘭グループのエース投入でしょうか。厨房・フロア限らず見覚えがある方がパラパラ。店長級の方がカウンターの後かたずけと洗いをなさるのか?。熱の入れようがひしひしと感じます。店前行列の対応と、店内空き席の連動もさすが。いやぁ〜プロですよ。どんな業界でも「連携」「チームワーク」「CS」が大切案ですね・・・・、そんな仕事の気分を少し引きずりながらも、配膳は完了。それはこんな麺顔でした!。
 

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 おおお!個人的には2ヶ月ぶりな麺顔・・・経堂以来ですな。やはり何度でも食いたく思わせる雰囲気が今ここにある。つけダレは醤油と鶏油の艶で煌めき、麺は細くてしなやかで食う前からアピール。トドメは昆布水。このプラスアルファ的なアイテムは、他のつけ麺と差別化を模索した汗を感じます。全体が揃った時のオーラがあるので、崇高極めたらもっと化ける一杯かもしれません。かの湯河原の店のように・・・・。
 

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 さてつけダレ。光っとる・・・。レンゲを指すと表面にワックスかけてたような香味油と、ベースの醤油エキスとの分離が見て取れます。などか出し入れしたが、すぐには融合しようとはせずで、これは麺を入れて攪拌しながら食うしかありません。ひと口目から、鶏油のお出迎えです。いろんな鶏油の演出がある中で、こちらは色気が強いタイプ。女は女っぽく、コクはコク深く・・・ってな感じで濃密感ありありで攻めてきます。私はこのような場合、何度も拙ブログで「バターのような濃密さ」と表現しているのですが、今回もそれです。油を啜った瞬間にオイリーさを感じて「華やかさ」を感じる。バター醤油味がうまい感覚と少し似た感じをしております。
 

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 もちろん、醤油のキリリ感もいいね!。濃密な香味油に完全には支配されない確からしさ。贈花の中に「ちば醤油」のものがありました。醤油といえば千葉ですよね!野田が有名ですが、銚子に近い香取の蔵だそうです(ネットで調べた)。円やかさには生(なま)醤油の個性がにじんでいるのでしょうか・・・。鶏油のマスキングは省いて考えても、丸みのある醤油感が素晴らしい。無加熱無濾過な醤油であったならば、出汁と合わせたいよね。
 

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 それにしても、鶏油と生(なま)醤油だけで、これだけ濃密な味わいになるのか?。個人的には、ここに乾物の旨味も溶けていると思われ、例えば節系とか椎茸とか・・・そんな旨味もあったのではと感じます。とにかく円やかさが濃密なので、一度試していただきたいわ!。
 
 

 

 
 
<麺> 菅野製麺所:多加水で全粒打ち込みの風雅さ!強い弾力と風味の両立に濃密ダレが絡みまくり
 
 引き上げると、ナチュラルな小麦色のグルテン。そこには全粒のカケラが見て取れます。そして全体的に透明感あることから、多加水かと思いました。実際に前歯で千切ると多加水らしい柔らかいモチモチさが低い。ぎゅっと引き締まったような部分も見え隠れした感覚。細麺なのにしっかりと抵抗感あるね。奥歯へ運んでもまるで一本づつ潰れていくような明確さが印象的でした。
 

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 また繰り返しますが、今回は開店記念!ワンコイン500円で食いました。なのでこれを基準にすると気持ちがブレそうなので、一旦頭から除外します。そして除外したとしても・・・この麺はすごくいいね。清湯醤油の円やかさと実に合う。どこが合うかと言えば、タレとの絡み合いと滑り感。
 

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 まずタレとの絡み合いは、とにかく「タレの抜けがゆったり」「タレが麺をコーティング」・・・てな感じで、浸透するわけでもなく、表面に残留するイメージ。多加水のような麺で汁吸い込みが低い。なのにタレの味を感じる麺啜りなので、考えかたはタレが貼り付いているようになります。汁系のように麺が寄せあるなら、持ち上げが良いと言うところでしょうが・・・・。そして滑り感。オイリーな表面なので、ズボボボっとすするとワックスかけたようにするるるるるーーーーと滑り込んで行きます。その感覚は、和蕎麦のそれと比類できないほどに高速!。アタクシは技を持ち合わせているので、紙エプロンなど使用しませんが(爆)、肺活量が多い人が強くすすると結構跳ねますのでご注意を。
 

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<昆布水> 麺を半分食ってから麺の方に入れる
 
 なぜ「つけ麺」を今回選んだか。同じワンコインなら少しでも高いメニューを!と言う発想ではありません。「昆布水」と言う触れ込みがあったから。口卑しいように思われるかもしれませんが、昆布水があると知ったら、味あわないわけにはいられないのが、淡麗系ラヲタの本性。無理やり引きずり込まれます。
 

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 これは麺を半分程度食ってから、麺の方にかけてよくかき回してくれと言うことだった。普通だったらタレに入れるよね。これには演出だけではない計算が含まれてます。例えば次の3つのように。
 
 ①麺をほぐす、隙間に入って一本づつ独立させ、一層滑らかにする
 ②つけだれに投入されるたびに、つけだれに昆布水エッセンスが入る
 ③そもそも昆布系のグルタミン酸はデフォルトつけダレには薄いから新鮮
 

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 つまりは、食えば食うほど尻上がりでタレがうまくなって行くプロセスになってます。麺はタレなどにゆっくりと浸透して本来個性が変化して行く一方、タレは昆布水エキスで進化して行くと言う・・・・味の交錯を感じますな。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> 今風のど真ん中!低温調理の半レア豚肩ロース!醤油にとても合う!
 
 今をときめく低温調理半レアチャーシュー!。手で削ぎ切りしたのか????。妙に切り口が素朴で微妙な凹凸があるんだが・・・だったらちょう嬉しい。味わいはすごく薄味で、本来の肉味を損なわずと行ったよくあるパターンです。比較的脂身が多いバランス感でしょうか・・・脂好きとしてはナイスバランス!。
 

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 肉には醤油が一番合うのだ。塩とペッパーも捨てががいが、やはり肉には醤油。生姜焼き定食で豚肉にマヨネーズをかけて食ってる方がたまにおられるが、そこはどうせならキッコーマン醤油だろ!とツッコミ入れたくなるほど。さて今回のつけ麺の場合、つけダレが極上の色ぽい女的な醤油味。合わないはずがないでしょうよ!。もうしゃぶしゃぶ気分で、醤油ダレに泳がして食いました。これがまた・・・・旨すぎる・・・。
 

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<スープ割> ブーメラン方式:昆布水で割るも良し、スープで割るもよし
 
 残った昆布水でつけダレを割って帰られる方も何人かおられました。それはそれでナイスですが・・・実は、経堂で体験済みのオレは、スープ割りもしっかりしてると言うことを知っていました。迷わずコールします。
 

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 割りスープを入れる前に、つけだれを少し減らさせる(捨てられる)と言うこともなく、なみなみとしたスープ割りが帰ってきます。最後はやっぱり暖かく締めたいと言う方なら、こちらの方がオススメ!。
 
 

 

 
 
総じまして「煮干に加え鶏清湯醤油!益々激化する中野駅南口ラーメン戦線異常あり!」
 
 ・・・と言う感想。これだけ味のある店が数十メートルでひしめいていると、やるかやられるか!?。食う方は気楽でいいが、今回の業態変更は、鈴蘭グループの意気込みを感じました。通勤経路でもあるし、定点観測は必須!近いうちに寄らせていただきます。そんなラーメン競争を心配と歓迎を織り交ぜながら、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!! 今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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