ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3649】 麺や 維新 (東京・目黒駅) つけ麺・並 〜春風の穏やかさと快晴思わす透明度!旨み凛として染みわたる崇高醤油清湯つけ麺!

着実に春を感じて・・・「つけ麺」気分!
 嗚呼、ようやく春じゃな・・・。朝出かける際、コート類は自宅に置いての出勤です。会社に着くと陽射しに一段と温もりを感じる。仕事や環境は課題で悩ましいんだが、やっぱり心はウキウキと軽くなるところはあるね・・・。思わず朝のコーヒーショップで、抹茶のお菓子に手が伸びてしまいました。
 

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 そんな柄にもないことをしてしまったためか、昼になってもちょっと小腹が張ったような気分。食ってから午後でかける予定でしたが、タイミングをずらして空腹感が出てくるのを待とうと移動を開始しました。ちょっと遅れ気味になってしまったが、目黒界隈で漸く食う気分になって途中下車。目黒と言えば・・・やっぱりあの店に足が向いてしまう。今回も「麺や 維新」さんでございます。
 

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 寒さを紛らすために汁系を頂くこともせず、今回は悠々と「つけ麺」を頂くこととしました。先日、ここで味噌らぁ麺を食ったときに、他客が食ってたのが旨そうだったのを、駅に着いた途端に思い出してしまってね・・・・。神の啓示と素直に受け止めてみましょう。
 

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<全体&つけダレ> もはや文句の付けようがない「透明感」と「漆黒さ」!磨き上げられた塩気と旨みの円やかさが「美しき味」!
 
 まさにそれは神の啓示でありました。いつも昼時になれば、店内待ちはもちろん、店外である程度待つのを覚悟する店。それが適当に空いており、すいすいと流れるように店に吸い込まれ、食券を買ったら丁度席が空いて、すぐさまご案内。おおお!こんな日もあるのねと目を丸くしていたら、先客のつけ麺製造ロットに間に合ったらしく、恐るべき処理のスムースさで配膳が完了いたしましたよ!。そんなこの日のご縁を感じるような麺顔はこんな感じでした!。
 

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 おおお!もうかなり見飽きた麺顔セットとは言え、煌びやかなつけダレは春の明るい空気感を映したようだし、また麺線がくっきりとして整ってるパラレルさが美しい。つけダレも麺皿も、箸を入れるのをためらうほど見とれてしまうではないか!。中央に乗った肉は今風のハイセンスを感じる艶めかしさだし、飾り立てる器皿は洋風にも思え、もはや国境をこえたつけ麺であります。
 

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 さてつけダレ。醤油感が生き生きとしてその表面は鏡のようです。まずはレンゲで静かに啜ると定番と分かっている味なのに、毎回驚きと感動を与えてくれる。まず醤油感が凛としている一方でとっても円やか。これは鶏コクを意識した香味油がみっちりと醤油のカエシに密着している感覚。醤油の風味が透き通る度に、香味油の旨みも引きずられて味わいを彩るような感覚。スープでもない。ソースでもない。「タレ」なのだ!。中華に端を発する麺料理が、日本で進化したのがラーメンだとしたら、「タレ」は、うどん蕎麦で馴染みの深い食べ方。いや「ツユ」と言ったほうがしっくりとするかな・・・。麺をディップして啜り食らうという旨さは、日本人が一番探究心が深いのではないでしょうか。スベリ・喉ごしは麺に限る話ではなく、味わいとその香りも同様で口から喉へと駆け巡る旨さの快感。きっと醤油だっていろいろ研究重ねてブレンドされたに違いない。
 
 

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 そして鶏ガラの旨み。丸鶏と鶏ガラの違いってのがまだ味の出方で体感できないオレですが、濁りないエキスの溶け込みには丸鶏の芳醇さを感じつつ、とは言え微妙に霞む部分もあるわけで、そんな微妙なエキス感がコク深さを与える。そんな煮出汁感覚に鶏ガラ系の旨みかな???なんて妄想しつつ、レンゲで掬っては味わっていく。夢中になってたら、つけダレがどんどんと減ってゆく。
 

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 しかしそれだけの単純な味わいではないぞ!。乾物の溶け込みがまたニクイのだ!。私がよく反応してつぶやく「滋味」という言葉。たとえば今回で言うと、煮干よりは節系の旨みが感じられ、そして昆布の旨みがとても深いと感じました。今回はこの乾物では昆布にとても心ひきこまれる・・・・と妄想を重ねてしまいましたが、実際のところはどうなのか??。さてこの昆布エキス・・・・麺皿のスダチの味わいにとても相性がよろしい。混じりあうと不思議な旨みに昇華しまくりますので、もう一個スダチをくれと言おうか言うまいか・・・迷ってしまったが、タレが少なくなったため野望は次回へと積み残しです。
 
 

 

 
 
<麺> 多加水平打ちストレート麺!汁の濡れや絡まりが程よく止まり麺の持ち味との一体感がすばらしい!大盛推奨!
 
 記憶が確かなら・・・以前のつけ麺は「ストレート細麺」だったと記憶(間違ってたらゴメン)。大盛りにして、遭難2歩手前まで追い込まれたような記憶があります。その時も細麺の美しさとしなやかさが印象的。特につけダレの持ち上げが素晴らしく、麺風味とタレ甘味を存分に味わったはず。今回は平打ち麺に変更です。このスタイル、よく塩つけ麺なんかで見かけるけど、醤油系では久しぶりかも。
 

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 まずは一本手繰ってすすると、とっても滑らか!多加水のモチモチ感よりも滑らかすべすべ感がいい感じ。それでいて舌に貼りつくようなそぶりで絡まります。そんな特製を記憶から消えないうちにさっさと醤油つけダレへと投入し一気に啜りあげる。そのままでも滑らかだったのに、さらにその上!。しかも醤油ダレの濡れたそぶりがとても芳醇で、啜りあげる動作でタレの香りまで引っ張ってくるから素晴らしい。
 

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 ストレート麺だから絡みつきはどうかな?と危惧はあったものの不要でした。とってもタレ絡みつきがよろしく、濡れただけでもタレの味わいが麺に留まる。いわゆる汁ハズレが低いというヤツで、スベリという点ではこの上なく上質です。平打ちですから舌触りや喉ごしに残るシルエット感も、分かりやすくキッパリと感じ取れますし、食ってる!って醍醐味が格別です。スパスパと切れ込みも軽やかだし、これは女性でも化粧あまり気にせず啜れる太麺ではなかろうか?。
 

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<チャーシュー> もはや一品料理か高級オードブル感ある半レア肩ロース!肉が憎いほど旨し!
 
 もう・・・見るからに肉身と脂身のサシが美しく絡み合い、柔らかさと芳醇さが分かりやすい。オードブルかって感じですわな。まさしく今風のレアチャーシュー。旨くないはずがない。
 

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 個人的にはこんなに上質なら、コショウを振って何もつけずに頂きたいのですが・・・たまたま見当たらなかったし、時間もなかったので、ちゃぷっとつけダレに軽く沈めて、すぐに引き上げてみました。少し表面が艶めかしくなったところを食らう!。コショウもいいが・・・肉って醤油にも合うよね!。と言うか、醤油は万能で肉にも合うのか!? 時間と金があったら肉ましで酒を絡めたいところ。これは一口で食いきるには勿体ない、崇高な出来栄えでしたよ!。
 

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<スープ割> ブーメラン方式:割ってもなお、乾物等昆布エキスの芳醇さが香しき哉
 
 器を目の前の少し高い台に乗せてコールするタイプ。改めて雪平鍋で沸騰寸前まで温め直したベーススープを注いでくれます。これが味が薄くなったという感じよりも、淡くなったぶん滋味が表に出てきたような変化の仕方をします。こっちの方が醤油が軽やかなのはわかるが、滋味がもっと輪郭キッパリとしてくるような旨さ。これは凄く好きな味タイプ!。単に薄まって、ラーメン状態に戻りました・・・なんてのも否定しませんが、割ってみたら少し変化して別の楽しみが増える・・・そんな展開の方が面白いに決まってる。嗚呼、この微かで明らかな変化はいつまでも楽しんでいたい。
 

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総じまして「春風の穏やかさと快晴思わす透明度!旨み凛として染みわたる崇高醤油清湯つけ麺!」
 
 ・・・と言う捻りなしの感想。これは広く受ける味だと思うし、気分を明るくさせるところは、まさに春にはピッタリの味風景かと思う次第です。まだまだ寒暖の差がありましょうが、都内目黒い機会があれば是非とおススメしたい!。そんな応援気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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