GWの思い出・・・春爛漫!つけそばと赤星でゆったり過ごそう
居酒屋の業態変更な店ですから、ビールは、サッポロ・アサヒ・キリンと一通り揃っております。更に生ジョッキだってある。英気を養いうにはもってこい。更に荻窪丸長バリバリオマージュのつけそばの一本勝負なお店ですから、この界隈の拉麺ヲタクとしては、一目置かざるを得ません。
今回は、開店前に突撃して飲み食い万全で過ごそう!。これぞGWの開放感!。やっと4月の忙殺は過去の用に感じられるようになりましたー。
<サッポロ赤星> 注ぐと泡立ち!図太い苦味と仄かな清涼感!後口にふわっと過ぎる甘味?
でき心のプリントグラス。この形状はどうしても泡立つのだが、超ゆっくり注ぎ込むと、いい感じで泡とビールの比率を実現できました。この形状のグラスは泡立ちばかり発生するのだが、今回コツを掴んだ気がする。
相変わらず後口にふわっと過ぎる甘味・・・あゝ毎回楽しませてくれるブランドです。泡立ちもろとも喉に流し込むのが楽しい。その泡立ちも図太い苦味と仄かな清涼感を醸し出します。今回も性懲りも無く2本空けてしまいましょう。
<おつまみ盛り合わせ> しっとり豚バラ肉とさっぱりメンマ!刻みキャベツ!2〜3人分をひとりで食う!
居酒屋だったら、グループ客メインなので盛り合わせもそれなりの量になりましょう。拉麺店で盛り合わせとなれば、フツーは一人前サイズと思いきや、これは2〜3人分なのか?とも感じる盛り合わせなのです。
まず肉がソフティーで脂身の甘味をしっかり感じる薄味タイプ。そこにブラックペッパーがかかっており、この香ばしさと軽い刺激が肉の旨さに激しくマッチしております。練り辛子を絡めて食うとまた旨し!。当然のことながら酒が進みまくる。
メンマも良い。さっぱり系なフレッシュ感あるタイプで、サクサクポリポリとした歯応えも楽しいです。また、全体的にボリューミーに押し上げているのは刻みキャベツ。軽く醤油ダレがかかっておりこれがまた合う!。豚バラ肉で巻き込んで絡めて食うと最高です。もうこの一皿だけで結構小腹が張りましょう。
<全体> 昭和の懐かしさが滲む麺顔!山盛りでタレを蓋する細切り肉!レトロな気分にさせる中太多加水麺!
相変わらず荻窪丸長のルックス。そして細切り山盛りの肉迫力!その肉量がハンパなく、完全に蓋をしている状態。更に丸長系のつけそばと言えばやっぱり胡椒。じっとりとした醤油色のタレの上に、ティピカルに降り注がれているのがナイスです。
そして麺も丸長オリジナルにかなり寄せた感じ。いやコピーに近いプレゼンス。レトロな気分にさせる中太多加水麺で、昭和の懐かしさが滲む麺顔となります。開店当初は居酒屋昼営業のちょっとしたメニュー展開と多少感じてはいましたが、今では立派な存在感を感る仕上がりです。
<つけダレ> 甘酸っぱさと共に節系の旨みがじわじわ染みる!豚エキスがゆったり溶ける醤油ダレ!
荻窪丸長系なら、その甘酸っぱい味わい動物系やら乾物から滲む旨味と甘味、更に酢のバランスを感じるところです。やっぱりシンプルな旨さという印象。今回は多少酸味が効き目と感じましたが、これは自分の体調ブレの範囲かもしてません。
微妙に乾物の旨味も溶けており、節一方、醤油の塩気と胡椒の刺激も大切で、その塩気と刺激が、甘酸っぱい味わいと絡み合います。基本的に、ライトな醤油つけダレですが、豚肉と野菜が丁寧に長時間煮込まれた感じ。またこの甘酸っぱさと胡椒の妙に懐かしい刺激が妙に惹きつけますね。
<チャーシュー> 煮豚タイプの豚ロース細切りが大胆なボリューム!沈めて肉とタレの味を噛み締め味わう!
残ったビールのおつまみとして食するには最適なのだが、相変わらず肉をやっつけてからでないと先に進めぬ。なので焼豚をそのまま少し味わってから、空いたおつまみ盛り合わせの皿へと焼豚を引っ越しさせます。でないとつけダレが現れず、麺を浸すことができないから・・・・。ちょっとお行儀良くない食べ方ですが、あしからず。
見るからに煮豚タイプ。分厚めスライス&カットで揃えられてます。部位はロース。赤身の肉味をシンプルに感じる味わいで、噛み締めて楽しみます。少し煮られて抜けたようなところも、素朴な旨さという感覚によく合います。
<麺> 甘酸っぱい醤油ダレと胡椒を貼り付けライトな滑り心地!時折細切り焼豚を絡めて食らう!
全体的に乳白でナチュラルな色合い。無造作に散らばった刻み海苔が、ノスタルジー感を高める様子です。流水で締められたとは言え、麺の密度は高くなく、むしろもちもちと弾むような歯応えがナイス。そのまま食らうと瑞々しい中に仄かな甘みが潜むという感覚でしょう。
つけダレに浸すと胡椒が貼り付き見栄えは素朴。ズボッと啜ると滑らか。歯で千切ると明るいモチモチ感覚。柔らかい麺の風合いに、甘酸っぱいタレが絡みつつ・・・胡椒の刺激が広がるような味風景。意外と単調に感じることなく飽きずに食えます。やっぱりチャーシューやらメンマやら具材に絡めて食らうべしかと!。
<スープ割> 空いた平麺皿につけダレ器を乗せて!荻窪丸長スタイル!
荻窪では、空いた麺の皿の上につけダレ器を乗せて、店奥の厨房横へ向かう。そして注いだのを受け取るスタイルですよね、確か。そのままとは言えませんが、スープ割をコールすると、皿と器を回収されて、荻窪丸長スタイルでブーメラン形式で返されます。ううう・・・味わいも節が温もりに引き出され、実にほっこりとした味の展開に和む・・・。
総じまして「今やなき荻窪丸長を再現し伝える旨さ!ビールも充実!楽しいお店!一回食っとけ!」
・・・と言う感動の嵐!。開店当初は荻窪丸長再現の凄さが印象的でしたが今やそんなオマージュも違和感もないかと!。天気の良い日や疲れてほっこりしたい時はこんなノスタルジーな一杯がいい感じ。レトロな旨さとその一杯!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!