ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3640】 どうとんぼり神座 アトレ川崎店 (川崎・JR川崎駅) おいしいらーめん 〜個人的にはなにわなくとも大阪ラーメンストラット!

私にとって・・・・青春の味わい
 この日は昼前からずっとスケジュールが立て込んでいるので、おそらくラーメンなど食ってる余裕はない。なので朝ラーメンでもと思いいろいろと画策するが、朝から大トラブル発生。急遽対応に追われヘロヘロ状態。ようやく目処がたったところで解放されたのが、午前10時。場所は川崎周辺。さてどうするか・・・。
 

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 もう少し後ならラゾーナで食うのだが微妙に時間が合わない。以前構内に麺処直久があったんだが、今は改装して蕎麦屋になってる。そこで思いついたのが「どうとんぼり神座 アトレ川崎店」さん。一番東京寄り側の通路にあるから、つい見逃してしまうんですよね。このブランドは比較的早く営業開始してるので突撃してみたら、何と朝7時から営業してるじゃないか!。もっと早く気付いて朝ラー活動をするべきでしたわ。
 

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 さて「どうとんぼり神座」。非常に懐かしい・・・。京都で育ったラーメン少年は、わざわざ京都以外の大学に通う羽目になるのだが(落ちたから)、そこから神戸で愛を知ったり大阪で青春を謳歌したり、人生で一番輝く時を過ごすのです。そんな時代に脚光を浴びていたラーメン店がある。それがこのブランド「どうとんぼり神座」。このラーメン店だけは女子を誘いやすかったのだが、一度もそんなことはできなかったっけな。いやはや懐かしい味わい。
 

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<全体&スープ> 円やかさこの上なし!白菜が出汁として豚肉エキスに沁み入る神の味!
 
 学生の当時、大阪ミナミで金のないのに飲んでましたが、〆のラーメンにはパターンあって、飲んだ仲間によって2つに分かれたっけ。ゼミの仲間とは「金龍」が多かった。そして学外の仲間と飲んで紹介されたのが「神座」。なぜか九州出身の友人に連れられた。どんな味だったというより、ただ「神の味じゃ」と思ったような記憶。酔った勢いとは言え素晴らしく感動したものだよ。そんなな楽し気な思い出につ包まれていたところで、ちょうど配膳が完了です。
 

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 おおお!懐かしの麺顔・・・と言うより、独特な白菜パワーを感じる姿ですな。関西人だと白菜入りラーメンと言えば天理ラーメン等、スタミナ系のイメージをするかも。しかしこれはそんなピリ辛さはとは真逆の穏やか琥珀なスープ感で煌めいている。そしてただ優しいだけでなく、肉感覚もバラ肉を大きく侍らせて食べ応え感もアピ―ルですよ。
 

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 円やかさで言えばこの上なしと言うところでしょう。鍋物の白菜の旨さがそのままラーメンに移植された、野菜ならではの甘味がこれほど前面に出ているのは非常にめずらしい。それを補強するように醤油のカエシがあったり、また豚肉のエキスがある。初めてこの一杯に出会って、甘い汁というのが衝撃的であったし、また抵抗感なく染み入る旨さに愕然。そして感動へと心は移ってゆきました。この旨さは非常に癖がないので、どんな地方の方でも受け入れやすく、また子供でも親しみやすい。一時期のような爆発的人気というより、一度味わったらまた味わいたくなる・・・じわじわとした人気の広がりがうなずけます。
 

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 しかしよく見たら、赤唐辛子の欠片が浮いている。またテーブルセットには、辣油とニンニク・醤油などが置いてあり、辛さ調整を誘うかのよう。たしかに白菜と豚肉だけでこんなに甘くなるのか!?と思うほどの濃密さもありなむか・・・。こういうことも想定してか、きっちりと味付けニラが、薬味としてポットに入り用意されております。
 

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<薬味> ニラ!大人になったらニラ好きになる!
 
 個人的には、ニラをピンポン玉半分くらい入れると丁度よい雰囲気になります。さてこのニラですが、醤油系のタレに漬かって少し味付け補強されている様子。蓋を開けるとすぐに独特な苦香りが立ち込めそうです。これをゆっくりとレンゲで崩しながらスープに半分溶かすみたいに広めてゆきます。
 

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 甘さ一辺倒だった味風景に、どこか苦みのほんのりと筋が通って、立体感が出てきた感覚。甘さにニラ風味が少し溶けるとコクが広がったように感じます。また単調気味だった味に清涼なる変化が生まれることで、食欲がまた呼び覚まされる。ニラは一度東京で社会人になって関西に転勤で戻ってから、意識していれるようになりましたが、人生の苦さを味わうと、ニラが素敵と思えるようになるのかもしれません。
 

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<麺> 優しそうに見えて・・・キュキュキュっと引き締まる歯応え!ツルツルとスベル滑らかさ!
 
 意外と記憶って曖昧だなと思うのは麺の方。今見るとプラスティックイエローと呼びたくなるような、練り水等の影響と透明感を感じます。明らかに多加水系の見栄えなストレート細麺。光沢も半端ない。その口当たりは見事にライトで、ツルツルとすべる。そして前歯で千切って味わいに入ると、外カタな雰囲気を醸し出し、キュキュキュっと引き締まっているかのような密度感があります。やさしいスープニュアンスに反し、ややハードと捉えるかもしれません。
 

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 しかしメリハリがあって全体的にはよいバランスかと感じます。白菜の歯応えにも受け止める余地あり。汁は吸いこみ感より濡れてスベリ抜け落ちるようす。しかし一方で麺が寄り添う感じもよく見られるので、汁持ち上げもよろしいかと感じます。実際にはレンゲで白菜を拾いながら麺を啜るシチュエーションが多く、汁が滑り落ちるイメージは無いに等しい。ヌチヌチとした麺歯応えとザクザクとした白菜の芯部分、クチクチと潰れる白菜の葉先。混然一体となった歯応えが面白い一杯ですね。
 

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<肉> やはり豚バラ肉は王者なり!更に豚小間肉の取り入れが心憎い!
 
 いくら白菜が旨いといっても、肉っ気がないと寂しいいもの。その要望を上手に掬い取ったようなばら肉です。ばら肉とは言え、脂っぽさがとても少なくて食べやすい。スープ生成にも貢献したような、余分な部分の抜けを感じる一方で、逆に汁を吸い込んでサッパリしている肉。サイズもそこそこ大き目で、ぺらいようで、歯応え感じる厚さはあります。そらが2枚入っている。
 

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 関心するのは豚こま肉も入っているところ。そもそも白菜が豚こま肉と一緒に煮ものとして煮込まれたんではないか?と思えるほどの一体感!シナジー効果が嬉しくも食べやすいです。これだけで白飯の上にぶっかけても食える感じ。実はご飯メニューの中に「おいしい雑炊」ってのがあって、これもおススメ。白菜と豚こま肉があれば無敵なのかもしれません。
 

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総じまして「なにわなくとも大阪ラーメンストラット!」という個人的な思い出の一杯
 
 ・・・今では有名になり、外国人観光客が押し寄せるブランド。今後も大いに頑張って欲しいと思います。そして仕事で利用する経路に青春の味が展開されていてうれしい!。懐かしさというより勇気を感じたかも。そしてこれから気分が凹む度にここで食うかもしれない。食で癒されたい人にはおススメ。そんな応援気分のまま、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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