ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4687】 麺屋さくら井 (東京・武蔵野市西久保) 煮干らぁ麺 + 味付き替え玉 + 生卵 + チャーシュー盛ハーフ + 酒諸々 〜すっきりしつつ腹に染み入る満足感!淡麗に芳醇さプラスの極上煮干麺!

緊急事態宣言明けで・・・真っ先に飛び込んだのはココだった!
 決算対応も実働2日目からが本番なので、思い切って月初1日は、午後休暇。なぜって?・・・へへへ、緊急事態宣言が明けるからですよ。外で飲める!しっかり拉麺&酒の予定を組み込んでおりました。しかし、台風16号接近ですよ:号泣。少し落ち着く夕方以降に繰り出そうかとも思ったけど、それだったら半日休暇取った意味がないじゃないか!。なので三鷹駅界隈で、一番弾けそうなところといたしましょう。
 

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 個人的には「中華そば みたか」と「麺屋さくら井」で激しく悩むところですが・・・日本酒も飲めると言う理由で、今回は「さくら井」さんへ!。向かう道中、風雨が強くなって足元びちょびちょになったけど・・・それでも数名店先に並んでたのには感服です。
 

 

 
 
<酒①> 純米爽酒ひまわり!純米らしい豊な甘味に微かな酸味が清涼感を香らすか!?

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 あ、この銘柄以前にも飲んだことあります。確か春の季節だと「さくら」と言う名称だったと記憶で、屋号ともマッチする。もう秋だけど夏のひまわり。宣言下の最中でひっそりと飲まれるのを待ってたことでしょう。
 

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 こちら吟醸は置かないみたいで、いつも個性的な純米酒を楽しませてくれます。こちらは、「爽酒」と謳うが如しで実に飲みやすい。具体的には口当たりがかなりいい。もわっとするズシリ系純米酒よりはライトイメージ。米由来の甘味も華やかに伝わるのがナイスで、ひょっとしたら酸味もあるのかと勘違いするほど。いや微かにあると思ってて、それが銘柄根拠なんだろうな・・・と妄想するほどです。芳醇な旨味と微かな酸味が、夏にぴったりの清涼感へとつながる様子ですー・・・そんな味わいいかが?。
 

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<酒②> アサヒプレミアム熟撰!軽やかなれど確かな苦味!しっかり旨味!淡麗さに厚みも感じる極上麦酒!

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 プレミアム系の「重厚感」「ズシリ感」「華やかさ」などある中で、「熟撰」まとまりが良すぎるような印象か?。私個人的には、やっぱり熟撰は「軽やかプレミアム」と言う感想で、スーパードライにはないキレがあり、軽やか苦味に確かな旨味があるよね!。料理の味よりでしゃばらない!といつも感じております。そのライトな感覚が実はあって、スッキリ淡麗感ある極上麦酒!。これからガッツリ展開されるチャーシュー皿と煮干と替え玉・・・と言う流れの前に、軽く味わうにはピッタリかと!。
 

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<つまみ> チャーシュー皿ハーフ!しっとりさが際立つ低温調理系鶏豚二種肉!これもこの店で食らうべき逸品!

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 この店は、絶品の低温調理肉がオススメなんだけど、最近の業界全体の傾向から「吊るし」「釜焼」が原点回帰のように復活基調と思ったりしません?。そんなのにもしっかり対応してるこのお店ですが、やっぱり低温調理の旨さをここでは伝えたい。特に鶏胸肉だと、どの店でも似たような味わいになりがちなんだが、温度管理が素晴らしいのか、「しっとり」とした感覚がハンパないのです。それは肉の素材味の伝わり方にも反映されるのか・・・妙に肉として旨いのだったわ!。
 

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 豚肩ロースだともっと分かりやすい。先に脂身が溶けるのか非常に緩い状態になっており、赤身に「しっとり」と脂が浸透。噛み締めると肉片が溶けるようにすぐ無くなってしまう感覚です。実は数年前までは、もっとレア感があって今でもあれが神の味だと感じてます。過ぎた低温調理に対する警鐘を気にしたんでしょうか・・・。
 

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<全体> 煮干が泡立つ荒々しさありつつ・・・やっぱり淡麗に落ち着くオーラ感!麺線流麗に整って上品!

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 「麺屋さくら井」と言えば、やっぱり看板は「醤油」。そしてこの時期は、「秋の限定つけ麺」がある。そんな中、なぜか今回私は「煮干らぁ麺」。昨日の「西永福の煮干箱」の余韻が残っていたんでしょうね。こっちの煮干も恋しくなっただけ。
 

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 ううう!何回出会っても、煮干の荒々しさを上手に今風に淡麗系にまとめた凄さがうかがえる印象です。スープに煮干成分だけ見ればニボニボ系アピール満載で、ガッツリと苦さを感じさせるワイルド煮干かと思わせる。ところが、引いて見れば美しい淡麗中華そば観。具材の並びにも気を配ってると思うが、何と言っても麺線の整いは際立つね。やっぱり淡麗に落ち着くオーラ感!麺線流麗に整って上品!そんな感じ。
 

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<スープ> チリっと苦味とも言えず微かに感じるニボ感!旨味が深いのにどこかスッキリ?泡立ち仄かな淡麗ニボ出汁!

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 煮干系って好みがとても割れますからねぇー。レビューするとき困ってます。「濃厚&淡麗」「苦味&甘味」というポートフォリオで整理したいが、「やや淡麗」「やや甘味」と言う路線を行くようです。「やや」っていう表現がムカつくとお考えでしょうが、あしからず。例えば私も「原則、○○です」って言われるとイラっと来ますから、お気持ち察します。例外も併せて言えよと。
 

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「やや淡麗」・・・裏を返すと淡麗とは言い切れない「芳醇」さが見事とお伝えしたい。淡麗なんだけど、淡麗の枠を突き抜けたイメージで、それに引っ張られて煮干の「甘味」もしっかり出ている様子。この部分はアゴ煮干の貢献なのかしら?それともフツーにイリコだったりしてー。実はほんのり椎茸ですと言われるとズッコける。
 

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「やや甘味」・・・上述の流れだと「甘味」と言い切ればいいのだが、実は香ばしいまでにスッキリとした苦味があってこれが快感なのですよ。これは確実に片口鰯の頑張りだと思っているのですが、色合いも深いことから背黒と思う。実は単に醤油ダレの色ですよと言われるとまたズッコけるが。
 

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<麺> 加水低めで素地の風味をしっかり伝えるストレート細麺!湿り気のあるパツパツ歯応え!風味と甘味を同時に伝える!?

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 こちらも確か三河屋製麺。そして加水低めの風合い強いタイプ。煮干らぁ麺だけ麺を変えているらしく、妙に昨日の店と似た傾向。ツーか煮干麺には加水低めがやっぱり合うと言うことでしょう。
 

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 正確にはパツ麺と言われる低加水系とは少し違うと感じており、風合い強いところがあるけど、微妙な湿り気を思わせるしなやかさがあるようす。なので味が個性的な煮干出汁に濡れて吸い込んでも、しっかり負けない風合いを伝えるのが痛快です。ゆっくり咀嚼していったり、出汁の中で時間が経つとやがて一体化してゆくが、それでも甘味がます様子で、どう転んでも旨いに決まってるのが煮干麺の流れですな。
 

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<チャーシュー> 皿盛りより更に赤身主体!肉本来の味わいに煮干出汁を染み込ませる旨さのマリアージュ

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 ここは、チャーシュー皿の延長になってしまうが、皿よりは脂身部分が少ないようで、細かい割れ目や切れ込みから、煮干出汁が赤身にバクバク浸透するのが分かります。煮干と肉味ってのも意外と合うもので、特に淡白な味傾向なら旨さがフィット。煮干とぶつからない旨さと言えましょうか。肉本来の味わいに煮干出汁を染み込ませる旨さのマリアージュ!そんな感じ。
 

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<薬味具材他> 岩海苔は磯の風味を溶かして煮干感を高める!メンマは上品な歯応えと下味!旨さヤミツキ!

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 軽く他のトッピングをされえると、まず岩海苔。これは煮干味と相性よいのは分かるはず。別の派閥でも所詮同じ自民党でしょってなまとまり?。海の仲間どうし協働して頑張っております。そしてメンマは、岩海苔とは合い交えないが、煮干出汁とは仲がいい。そして単体で自立した旨さを発揮です。サイズも繊維質もよくてコリコリ歯応えが痛快なのに加え、素材の味わいもいい。実は拉麺の具材の中でメンマは、何でも仲良くなる存在で、主流派ではないが、かなりやり手だといつも感じてます。
 

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 そして感謝!B卵ありがとう!麺を食らうと中から発掘されたのが、崩れ気味の味玉。商品として出すのは気が引けるのを、こそっとサービス追加してくれてあざっす!。最近、それを見越して味玉らぁ麺を頼まないズルい私ですが、ごめんちゃい。割としっかりめに下味を浸透させて、卵黄をマチュアな甘味に染めるタイプ。もちろんそのままでも旨いが、煮干味を加えるようにして沈めて味わうのも楽しからず哉。
 

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<替え玉> いつもは生卵をすき焼き風に食するところを・・・今回はドボンと入れて 和え玉にしてみた

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 最近、「特製」とか「大盛」にしないとスッキリしない気分。ここに至るまで飲み食いしてるものの、さらに替え玉追加です。ここの替え玉は煮干らぁ麺オンリー対応なのですが、激しく生卵付きがオススメ。卵を器の中で溶いて、それですき焼き風にして、替え玉を食らうのが旨いのですが・・・・今回は敢えて、生卵をそのままドボン!(単なる気分転換)。
 

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 このやり方だと多少調整が必要です。まず胡椒はふりましょう。そしてそれだけでは、粘りが強いから、少しだけやっぱり残ったスープを垂らし加えるのがよろしいかと。那須御養卵ですから卵黄の旨味濃ゆさがハンパないです。煮干の甘味と胡椒の塩気、そして卵黄のコクが・・・ぬくぬく熱々なストレート麺の風味に絡む!その旨さ至極。
 

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総じまして「すっきりしつつ腹に染み入る満足感!淡麗に芳醇さプラスの極上煮干麺!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。緊急事態宣言が明けて酒と麺を楽しむ人がこの週末一気に増えそう!。台風接近の中、真っ先に実行できて痛快気分です。さて台風一過の週末は何を飲み食いしよかと今から悩んでますが・・・計画中の方には、こちらはいかがと激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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