ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3498】 寿製麺 よしかわ 西台駅前店 (東京・西台) 特製白醤油煮干しそば  〜料亭レベルの崇高白醤油と煮干しのハイパーコラボ麺!

後半戦・・・わざと少し間をおいて店内連食に備える
 初めての店内連食かも?。少し間を置きたい一方、置きすぎると脳下垂体が食わんでいい信号を発信するかも。食い終わってから30秒ほどまったりとして、「そろそろ!」とスタフさんに告げました。そこでようやく多客を見渡す余裕が生まれましたが、客の3割程度は店内連食客ですな(笑)。しかも妙なことに、「いわしそば→白醤油煮干し」と言う流れが主流で、好みがオレを同じですよ!(爆)
 
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甘い色合いに見えてしっかりと淡麗!煮干しの風合いを甘くもなく苦味もなく伝える!
 
 店内は、だいたい2つの注文パターン。汁系注文では、私の「いわし→白煮干し」パターンに酒を絡ませます。一方つけ麺系では、「鰤の焼き霜焙り」で酒を堪能してから、つけ麺へと流れるイメージ。これはいいヒントを得ました。次回はこの流れをなぞろうかと思いつつ、ほろ酔い気分を楽しんでました。そんな瞬間で配膳されたのがこの麺顔です。
 

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 おおお!さすが特製と通常なら喜び勇むところなんだが・・・想像以上のサービスぶりで基本的に嬉しいのだが、痛し痒しなのもある。これは空きっ腹で食うべきだったかも。さらに言うなら連食覚悟とは言え、なぜ「特製」にしなければならなかったのか(爆)。でも正直言えば、これは楽勝で食えると思える質感の高さと、ライト感でした。
 

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 確かにアニマルオフの淡麗さが沁みる!。白醤油とは言え、少し感じるブラウンの透明感。薄っすらと脂が溶けてますが、チャーシューのエキス滲みも感じます。見た目は柔らかい白醤油らしい熟成感。その風合いに占められると思い込んでいたら、実は煮干しがしっかりと主張してました。ニボニボ感ではありませんし、甘々魚粉感でもない。軽やかに苦味を「香ばしさ」として伝えるイメージでしょう。
 

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 カエシの尖りは少ないけど、円やかだとは決して言えない。煮干しそばの矜持を示しているのか【淡麗】と感じる味風景が伝わります。苦味はないけど後味ならある。白醤油の円やかさはないけど、全体のまとまりとしては感じている。トッピングが多すぎるのか、いつもより複雑に感じました。
 

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相変わらずの低加水ストレート麺!汁を吸い込んでも麺風合いは衰えを見せず!
 
 数分前に実食した麺を、今はスープに浸して食う。連食の面白さってこんなこともあるのですね。改めて汁に浸して食うと、これもかなりな「低加水のパツパツさ」。それでもすでに複数回実践者か、埼玉の本店常連者は「麺固め!」コールですよ。私以上のハード好きは結構いるのです。スープに濡れた麺地肌。なんだ全粒粉を少し配合していたのかとここで初めて気づきました。本当に微妙なので配合率は5%未満でしょう。表層には極薄の透明滑り層があって、コシがハードな割にスルスルと啜り食えるのは、ここに秘密があるのですね。汁の持ち上げは得意そうではないけれど、吸い込みは程よい感覚です。
 

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 ズボボボっと啜り食うにはちょうど良い蕎麦ライクな啜りあげがいい。しかし中盤を過ぎると急にしなやかになるのは、汁吸ってからの一体感が進んだからでしょう。決してふやけた感じではないです。乾いた成分がエキスを吸って頼もしくなった・・・そんな感覚でしたので、ズボボボボボボボボボぼぼぼぼボボボボボボーーーーっと豪快にバキューミングです。奥歯へと運んでそれですり潰し、唾液と絡ませて旨味を感じると言う繰り返し。もうこの辺りから、旨さの記憶を残すことに疲れてわすれてしまった・・・。
 

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肩ロース肉の低温調理レアチャーシュー!質感申し分ない上に「マウンテン級」の盛りが嬉しくて泣ける!
 
 写真では分かりにくけど、実際の麺顔の中央にはこんもりと富士山のような、レアチャーシューの盛り上がりがあります。低音調理の今時チャーシュー。肩ロースが特にポイントで、肉身と脂身のバランスが非常によろしい。それが薄めのスライスながら、重ねてトッピングされている・・・・それが今時の最先端ラーメンチャーシュー事情というイメージです。さてどれだけ重ねているのだろうと、真剣さはなくてめくり続けますが・・・・なんとこのこんもりとした盛り全部が全てチャーシューだった!。てっきり野菜か何かで底上げしてあると思ってた自分が、浅ましい考えですよ。
 

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 おいおい中華そばだけではもったいない質感とボリューム!。当然残ってた酒と合わせるように食い続けます。こんなことなら、日本酒をもうワンサイズ大きめのに切り替えても良かったかも!。この特製はちょっと突き抜け感があるチャーシューです!
 
 まだこれで終わらないから、さらに「よしかわ」の底知れぬところです。鶏肉チャーシューもあって二種の構成でした。トレンドなら鶏なら胸肉なんでしょうが、こちらはもも肉???。ちょっと形状と感触から不確かですが、もも肉と言い切れないのは、鶏らしい味わい深い中で、筋肉繊維がとても細やかだったから・・・。大山鶏だと思うけど、普段弁当で食ってる鶏肉とはわけが違うだけかも知れません。うまし!
 

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味玉にハズレなし!深めの出汁浸透でほんのり熟成感与える甘さが良いね!酒と味わう
 
 ようやく味玉にたどり着きました。ここまで至るまで、興奮と感動が連続しましたから、少々疲れながらも実食です。これまでのハイレベル感を表すような完璧な味玉感覚。薄味の白醤油タレがじんわりと優しく浸透しており、白身の染まり具合が均一でプルプルなのが印象的です。私が味玉で一番注目するのは、やはり「卵黄」でその中でも【柔らかさ】と【味の浸透】を重要視しています。
 

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 例えば【柔らかさ】で言うと、固茹でと半熟を横軸としらならば、この味玉はかなり半熟に近いものと思いながらも、トロトロドロドロとまでいかない「芋羊羹」に近いジェル感が印象的。次に【味の浸透】を深いと浅いで縦軸としたならば、じっくりと浸透しているようで深いと一見思えます。しかし薄味なので卵黄本来の味わいがかなり残っており、和菓子のような熟成の甘さに似たレベルとは全く違うと思えるのです。そんなパラメーター感でこれを味わい堪能しました。そのうち弊ブログで図式化してまとめたいと検討中です。
 
 

 

 
 
総じまして「料亭レベルの崇高白醤油と煮干しのハイパーコラボ麺!」
 
 ・・・と言うダブルショックでしょうか!。これは相当色々と考えさせる旨味の宝箱。「いわしそば」と連食なら、相当感動の渦を体感することでしょう。この店「よしかわ」でゆったりと過ごすなら(連食)、映画の感動巨編を観に行く気持ちで臨むべしです。ゴッドファーザー3部作を一気に観たレベルの充実疲労を感じながら、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 
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