ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4506】 麺処 たなか笑店 (東京・西武柳沢)[数量限定]さらりとしたタナニボ 大盛 + 肉増し + 半味玉 〜出汁の明るさと煮干しの柔らかさ!上品さと肉迫力が拮抗する崇高淡麗白煮干そば!

新メニュー追加!?じわじわと本格始動!!

 

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 カッパグループご出身のこのお店。開店間もないとあってメニュー絞っての営業が続いてますが、食らう方は気が楽というか勝手というやつで、次なる展開はいつぞや?どんな展開?と期待するばかりです。公式Twitterまでフォローする次第でして、待ち構えていたところ、第二弾メニューが数量限定でリリースとのこと!。ちょっと遅ればせながらな感じもあるのですが、在宅勤務の合間を狙って二度目の訪問をいたしました。午後イチでZoom会議があったもので、一時間前倒でずらして突撃。
 

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  時間に余裕があったり、天気が良ければウォーキングにはいい距離感なのだが・・・今にも泣き出しそうな空模様っだったし、実際そうなったし、クルマ利用。すぐそばにコインPがあるのがラッキー。結構、ここに停めてから店に入るひと多いみたいです。外回りで営業車利用の方には、激しくオススメな感じです。
 

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 ところで、公式Twitterの見出しなんだが・・・諸事情あって、屋号を改名検討中との記載あり。知的財産権に絡んでいるんでしょうか。素敵な屋号なのに。「笑」ってところは継承してほしいなぁ~・・・。
 

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<全体> 好評の「タナニボ」の淡麗"さらり"バージョン!肉増!味玉!大盛!優しい中にフルカスタムな迫力!

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 第二弾メニューは、「さらりとしたタナニボ」。煮干系でこれからも推すのですかね。まだサイドメニューがない状況なので、この一杯にガッツリと具材と質量を上乗せしていただくくとといたしましょう!。それはこんな麺顔で登場!。
 

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 おおお!これは眩しいやら圧迫感あるやら、見た瞬間からググっと引き寄せられるようなオーラがありますね!。まず肉増しがこんなに迫力があるものとは予想外でした。感覚的には3倍増しみたい(実際は2倍らしい)。しかも前回には無かった鶏胸肉がこれでもか!と言わんばかりに重なって鎮座してるって感覚です。そしてスープの色合いの明るさも予想以上!。単にレギュラーの”タナニボ”のあっさり淡麗バージョンとしか思ってなかったのだが、こってりから、あっさりへの引き算ではなく、まるで白出汁で磨きをかけて再構築したような斬新さ!。これはアタリだと食らう前から確信です。まさに旨さのフルスペック!フルカスタム!と言う感覚!。
 

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<スープ>白出汁のような透明感と美しさ!ニボ感控えた円やかな煮干感!ベースの鶏出汁もあっさり響く淡麗感!

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 まずスープ。レンゲを沈めて様子を伺いますが、明るい琥珀色と透明感、そして煌めくエキス感が見事です。色合いは醤油ブラウンという感覚えはなく、塩か白醤油のような感覚。煌めきは鶏エキスと思われ、初見だと煮干し系とは思えぬ質感です。味わいだすと・・・実に円やか!。煮干の風合いが実に円やかで優しく、ニボと感じるよりは煮干の甘味を感じるもの。乾物の溶け込みが一層に優しさを醸し出しておるようで、和風拉麺のイメージです。個人的には白出汁のような味風景と感じ入りました。
 

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 アニマルオフだとは思わないのだが、上澄みのような鶏の旨味が溶けているような。しかし下支えっぷりが徹底してるようで、そこがまさに上品に落ち着いているところ。そんなバランス感です。また今回は麺大盛にしたのもあって、後半になって麺の風合いが溶けだすのも、また甘味を増していい感じ。全体的に明るい味だが淡麗なので、味の微妙な移り変わりも楽しめましょう。
 

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 薬味としては、玉葱微塵と岩海苔。ともに煮干系としてはテッパンなアイテムですが、岩海苔が実に今回は響くね。上品な味わいに少し海を感じさせるエッセンスが混じるのが、風味の変化的には良かったかと感じてます。多すぎてもバランス崩れるってところは、玉葱のフレッシュさが中和してくれる気もしますかな?。
 
 

 

 
 
<麺> 自家製麺!微かに凹つくグラマスなストレート細麺!出汁が浸透しても淡く引き締まりヌチヌチとした歯応え!噛み締めると仄かな甘味!

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 前回は、「パツパツ系ではなく、密度や潰し込みに少し余裕を感じる仕上がりで、スパスパと小気味よく千切れ、微かにモチモチ感も与えます。」と述べていたようす。今回も似た感覚ですが、スープが変わると素地の感じ方が微妙に違ってくるようです。あっさり系だと素地の風味がダイレクトに伝わるような気がする。また麺の引き締まりも感じやすくなるイメージです。特に今回は素地に甘味を感じるようなのも覚えたし、これは今後のメニューバリエーション次第では、楽しみで伸びしろ感じる麺かと!。
 

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 また「気のせいかあまりスープを吸い込むような感覚は低く、最後までスパスパと麺素地の旨味を楽しめる感覚。具材や薬味がこれに貼り付き絡まります。特に玉葱と絡んだりすると、歯応えも甘味も足されて旨し!」と前回コメントしたところは、全く同一な見解です。岩海苔を巻き込んで一緒に食らうばかりか、チャーシューまで巻き込んだりして、存分に今回も楽しませてもらいました。そして大盛はやっぱりいいね!。体感的には250g弱。結構しっかりと腹パン寸前で収まってくれましたー。午後から眠くなりましたが(汗)。
 

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<チャーシュー> どれも分厚く個性的な逞しき鶏豚3種肉!計6枚で圧倒的旨さのプレゼンス!

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 肉増しがラインナップに加わりました。激しくオススメです。肉増しにすると鶏胸肉が付くみたい。とても肉厚でサイズが大きいコンフィ肉。しかも3枚。圧巻です。下味は淡泊で肉の滋味がそのまま感じられるような優しい味わい。そしえパフのような柔らかな歯応え。どの方向からでも肉繊維がサクリと噛み千切れます。特にスープとの相性がよろしく、スポンジのように浸してから食らう方が旨いでしょう。
 

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 そして豚肩ロースの低温調理。これも実に肉厚でサイズは大きめ。2枚もある。赤身本来の味わうなら、このタイプの肉ですよ。これはレア感が丁度良い仕上がり。生っぽさを感じつつも、生の不安感が少なく抵抗ない仕上がりで、非常に熱入れと赤身脂身のバランスも良いです。意外と歯応えがしっかりしとており、肉好きとしては噛み締める楽しみが味わえるタイプ。出汁に浸して脂身を柔らかく、甘くしてから食らうのも旨しです。
 

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 そして豚バラ肉です。周囲には焼目がしっかり入っており、醤油ベースのタレが浸透。この部分が旨い。脂身の旨さ甘さを味わうならバラ肉が一番!その部分に醤油ダレの甘味も加わるので、思わずも白飯くれ!と心で叫びたくなります。同じ炭水化物なら麺がある。今回は麺と絡ませて食させてもらいました。
 

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<味変化> ライム!柑橘系の酸味が白出汁風な柔らかな味わいにナチュラルに浸透し響く旨さ也!

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 カウンターには「煮干酢」があるのすが、今回は味変化用に、このメニュー専用でライムが添えられます。確かに煮干酢では、この白出汁のような味風景にはインパクトが強すぎるね。ナイスアシストなライム!。確かに同じ酸味でも柑橘系のほうが、すっきりするね!。円やかな出汁がいろいろと具材の旨味が混じってカオスになり始めたころ、このライムの酸味で少しすっきりと、軽やかさをリセットさせたような気分にさせます。食欲もリセットされたかのように食指がまわ湧く。
 

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<味玉にハズレなし!> 優しく濃ゆくマチュアな甘さ!卵本来のナチュラル風合いも仄かにキープ!出汁に沈めてもねっとり絡む旨さ!

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 雨の降る日は、味玉ハーフサイズがサービスだそうです。味玉追加するつもりだったのでラッキー!。やはり味玉も安定感ある作り込みで、白身は優しい乳白色。そして白身も出汁を感じる旨さです。
 

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 卵黄は、ジュレっぽい仕上がりで、出汁が深く浸透して熟成したような色合い。濃密感ありと言った様子でまさに飴色です。見た目の通り、マチュアな甘味だけじゃなく、玉子本来のナチュラルな味わいもしっかりキープ。旨さに安定感すら覚えます。嗚呼!やはり味玉はハズレなく旨し!
 
 

 

 
 
総じまして「出汁の明るさと煮干しの柔らかさ!上品さと肉迫力が拮抗する崇高淡麗白煮干そば!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。いきなりメニュー拡大せず、一歩一歩着実に旨く完成したのを追加してゆくスタンス!いいじゃないですか!しばらく店のツイッターが気になってしまいす(笑)。旨さも明るいがご店主も明るいので来るだけで楽しくなる店!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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