【今週のラーメン３４６５】やじ満（東京・市場前）カキらーめん　〜冬の美食感！市場活気感！それぞれ詰つまった極上牡蠣拉麺！

移転後、無事開店を見届けて参りました〜

まさに海のミルク「牡蠣」のエキス！って感じで滋味の固まりのような塩スープ！
風味も感じるし汁も吸い込むし・・・なかなか万能ぶりな大衆的ストレート細麺がナイス！
とにかく「デカい」「多い」「やわらかい」プリプリブリブリ牡蛎
総じまして「冬の美食感！市場活気感！それぞれ詰つまった極上牡蠣拉麺！」

　実は開店日と噂された日に行って、見事に一度フラれているんですがねー（爆）。そのままにしておけず、急遽現場朝一番で外出機会があったタイミングで、超早起きして再訪問してみました。場所は市場の管理棟３階にありまして、ゆりかもめ「市場前」駅からコンコースをたどって行けばフラットにたどり着けます。どう見ても市場関係者に見えないオレは、今回もまた東京都職員に勘違いされて、警備員の方から丁寧な挨拶を受けてしまいます。ひょっとして局長クラスに似た人がいるのかもね・・・。

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　それにしてもこんなところ、こんな時間にも外国人観光客がおられるのね。市場の雰囲気をカメラに収めるとか、寿司くって日本酒にトライするなど、日本人はそこまで奔放にはなれません。分厚いジャケットを着ているオレの横で、半袖ポロシャツ一枚で平気な外国の方って、何もかも大胆に感じるなー。さてオレはさっさと朝ラーメン食って、これからさっさと現場の準備をしなきゃ・・・。

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　築地時代は並ぶの当たり前感覚でしたが、今回はすんなりカウンター席をゲットできました。あの元気よくていい感じで「真木よう子似」の仁美お姉さんも、相変わらず張り切っておられました。随分と真新しい店内で、まだ築地の記憶と比較してしまいます。メニュー札もまだ以前のを全部貼り付けてないみたいで、常連さん等は書いてないのを注文したりして、すごく粋な感じです。

まさに海のミルク「牡蠣」のエキス！って感じで滋味の固まりのような塩スープ！

　今回はせっかくですから少々お高くても、名物を食べましょう！と言うことで、この季節なら「カキらーめん」。本当は朝からビールあおりながらジャンボシュウマイも追加したいところですが、さすがにねー・・・。まだ朝の仕事タイムの真っ最中らしく、市場に出入している方々もビール飲んでるって方はおられません。みんなれからも仕事なんだー・・・なんて思ってたところで、配膳が完了。それはこんな麺顔！。

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　おおお！これはワイルド！そしてゴージャス！牡蠣がゴロゴロと入っている迫力がビシビシと伝わってきます。さすが海のミルクと言われるように、塩だれが少し白濁しているところがまた旨そうだし、ニラの存在が見た目にもヴィヴィッド。シンプルに見えて実は玉ねぎも大胆に入っているという優れものでございます。

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　スープの感覚は、「あっさり×まったり」という感じで、清湯に濃ゆいエキスが滲んだような風合い。明らかに牡蠣の滋味は感じるが、あの苦手な人が感じる貝の生っぽいニュアンスは皆無で、随分と上品な牡蠣出汁。塩系のスープは魚介が溶けやすいと思うものの、実はニラが風味をサッパリとさせているようで、加えて玉ねぎが甘さを足しているような、野菜サポートが見事なのかもしれません。とは言うものの牡蠣エキスは強い。まさに海を感じる。牡蠣の身を噛み潰す度に、汁にも混じるし、麺からもゆっくりと風合いが汁に伝わってくるし、後半以降は実にまったり感が強くなります。　

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風味も感じるし汁も吸い込むし・・・なかなか万能ぶりな大衆的ストレート細麺がナイス！

　ほとんど牡蠣に意識が集中してしまい、実は牡蠣と汁をどんどん味わってゆくと、いつもより麺の進みが遅かったです（笑）。そのためかとても汁の吸い込みの良さを感じる麺で、牡蠣エキスが染みこんだ炭水化物を美味しく味わえるという流れです。そして淡い歯応えも感じるところがナイスでして、町中華的なニュアンスありつつも、質感あるタイプのストレート細麺です。

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　またしなやかさもあって麺と麺との寄り付きがいい感じ。いわゆるスープの持ち上げ感がよくて、ズボボボボボ―っとすすり上げるのにもライト。時々ニラが貼りついて、もろとも奥歯でガジると麺との横ズレ感覚も楽しいかも。

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とにかく「デカい」「多い」「やわらかい」プリプリブリブリ牡蛎

　本当に一番最初に箸がのびたのは、もちろん牡蠣の方。さすが中央市場の食堂感覚というか、そのサイズ、味わい、ボリュームが大胆です。銀座の洋食屋で食うデカいカキフライのサイズです。それが６個。まず歯応えがふわふわプリプリブリブリ！。蕩けるような仕上がりで、生ではないかと錯覚するほどです。思わず噛みちぎって確認してみたくらいに・・・・。

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　まさしく濃密な海の味。色合いとか、エキス濃度の感じなどミルクって感じです。ギリシャヨーグルトの固さと比べてみたくなる。そんな感じだから牡蠣の風味がすごく濃厚。その為、そんなに苦手意識なくても飽きそうかなと思うなら、ニラと一緒に食するのをおススメ。これがニラ風味もあってスルスル食えるし、更にキクラゲをプラスもいいね。牡蠣の蕩け具合にキクラゲのコリコリ食感！そしてニラのザクザク感が混然一体となって楽しめます。

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