ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3462】 味噌っ子 ふっく (東京・荻窪) 味玉辛味噌らーめん + ねぎ 〜素朴感とピッチリ感が気持ち良い崇高辛味噌麺!

秋深まれば〜いよいよ味噌ラーのシーズン!野方の名店系譜に伺ってきた!
 もう朝夕は上着が欠かせなくなりましたねー。秋晴れは嬉しいのですが、少しづつ放射冷却の余韻で、何を着て出かけるか悩み出す時節。こうなると食べ物にも変化があって、ラーメンだと味噌を食したくなる!。私、味噌ラーメンはあまり詳しくないのでして、ちょっと勉強も兼ねて、荻窪へとやってまいりました。今回は通勤定期が使える範囲で大人しく、良いものを食いたかったし!。
 

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 狙いは「味噌っ子 ふっく」さん。訪ねて見ると見覚えがある店箱。以前も味噌ラーメンのお店だったと記憶(楓)です。その前はガッツリ系のお店だったような。今回は長く頑張って欲しいと既に応援モードに入ってしまいます。開店フィーバーも過ぎた頃かと思って来てみたら、開店前から行列やん・・・・。好スタートを維持してますこのお店、野方の味噌名店で御修行とあれば、腕前目当てに客が集まるという感じです。
 

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 実はこの日このタイミングは、強烈な二日酔いでして朝飯抜き。それでも味噌ラー食いたいという、己の阿呆さに嗤いますが、辛味噌にしたという次第。なんだか一気に体内の毒素を汗で吐き出したいような気分でして、一方で秋の食欲の深さにも驚いてしまいます。
 

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味噌の芳醇さに豚骨のマイルドさ!辛さ程よくまったり飲み干せるスープ感覚
 
 中華鍋を揺らす音が店内に響きます・・・嗚呼、味噌ラーメンはこうでないとね!。もやしをラードで軽く炒める後ろ姿をボケーっと眺めて過ごしますが、こちらモヤシは大盛り無料でほとんどの客がそれをリクエストするから、大量のモヤシを炒めないと間に合わないようです。中華鍋担当と、麺茹で釜担当と別れての共同作業が、息合って良い感じ。やはり味噌ラーメンって手間がかかるんだよなーって他人事のように考えていたところで、思わず私の一杯が運ばれました。案外早い・・・・そんな麺顔はこんな感じ。
 

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 おおお!スープのパステル感とチョーク色っぽい味噌ブラウンが素敵!そして見栄えと味にぴっちりとアクセントと辛さを伝える辣油ダレが、少し眩しさを覚える。炒められたモヤシは白くて美しく、部分的にうっすら焦げたのが香って来ると食欲がのしのしとわき起こる。今回は更に大好きな「ねぎ」を放り込むのだから、興奮MAXといったところです。
 

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 まずはタレの混じりが薄い部分をレンゲで味わいます。すると味噌の甘みある風味が鼻腔をくすぐる一方、ベーツの豚骨系のエキスがほんのりと感じられ、動物系の旨味と味噌旨味が融合する旨味。少しとろみがあるスープ感覚ですが、口の周りに張り付くような感覚ではありません。塩気より甘みを感じる旨さの表現かも。
 

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 そこに辣油ダレの深みが混じって、ゆっくりと攪拌されてゆきます。味噌ブラウンはだんだんとオレンジ色に代わり、そこからピッチリとした辛さが支配します。ここで辛さで引き出されたような塩気を感じますが、辣油自体に旨味が感じられる上に、モヤシの汁も加わる。なので辛さにはパンチというより、シャープさ広がるといった味風景に変わります。辛さをもっと求める方なら、テーブルセットに唐辛子パウダーがありますのでご利用を。
 

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 そうそう!モヤシが素晴らしかった!。ラードの香りと焦げの香ばしさもさることながら、冒頭は熱々なのにポキポキと感じるような歯ごたえ!これがだんだんと汁をスープに吐き出すようになると、シャキシャキとした歯応えに変化してくる。中華鍋でスープと合わせるタイプのモヤシ炒めではないので、この点も自ずと意識してしまいました。
 

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味噌のコクを受け止める風味感絶妙!辛さに濡れて貼りつく旨さよ!
 
 札幌味噌を連想させる丸みを帯びた太麺、縮れではなく捩れと区別したいようなフォルムで、ゆるいストレートな麺。これが風味よく、前歯でちぎるとアルデンテを少し超えたような部分が見えます。奥歯で潰すとしっかりと麺の旨味が感じられ、味噌のエキスと咀嚼で融合させて食わせる旨味。モヤシも時々絡むから、あまりズボボボっとすすりあげると、汁ハネを起こしてしまいます。セルフで紙エプロン利用しましょう。
 

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 なんと言っても麺を引き上げた時に張り付く唐辛子パウダーが刺激的。汁が浸透するというより、汁で濡れたという感覚でして、その状態で全体的に張り付きます。微妙にとろみのあるスープだから、ザラザラ感はなく見栄えより滑らかに啜り食えます。やはり辛い麺というのもたまには良いわ。まぜそば感覚でもないんだけど、噛みしめると、スープと麺の他に刺激が迫ってくるから、食ってる楽しさみたいなもんも感じられますー。
 

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豚肉食ってる!と言う充実感ある脂身と肉身の歯応えと旨味!次回チャーシューメン必須
 
 程よい歯応えがあちこちに感じる一杯。モヤシ然り、太麺然り、そして豚肉然り。とてもオーソドックスでひょっとしたら懐かしさもありますが、肩ロースの脂身と肉身が、柔らかくもなく、硬くもなく、程よい歯応えで噛み締めさせてくれます。そのアゴ動作から生み出される肉エキスの絞り出し??。特に脂身の歯ごたえの後に広がる、脂の甘みと辛味噌の融合は素晴らしい!。また肉身は軽くスープを吸い込んでいる部分もあって、これがまた噛みしめると、白飯を欲する旨さをアピールして来ます。これは次回は肉増し必須!。チャーシュー味噌に決定ですな!。
 

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味玉にハズレなし!甘露の味わいに貫禄すら覚える熟成感
 
 無意識に味玉を追加したんだけど、これは食っとくべき。卵黄の仕上がりが最高に私の好みでした!。全体的にねっとりとした仕上がりは、練り物生和菓子のような感覚。そこから感じる風味には、まるで深い熟成を思わせる甘みが広がり、辛味噌スープと混じっても引けをとりません。まさに甘露といった感じ。これは気持ちよく100円だせる味玉でっせ。嗚呼、今回も味玉にハズレなし!
 

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総じまして「素朴感とピッチリ感が気持ち良い崇高辛味噌麺!」
 
 ・・・と言う感じでして、ちょっとまだ言い切れないもどかしさあり。これはまた再訪せねばなりますまい。近日中に、坦々麺も登場してくるとか。この辛味噌感覚から想像するに、良い仕上がり具合が期待できるし!。荻窪のラーメン軸が少し西寄りに傾きつつあるようでもあり、今後に期待です。そんな応援気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!
 

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