ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4969】東京味噌らーめん 鶉(東京・武蔵境)特製辛味噌らーめん 大盛 + サッポロラガービール 赤星 中瓶 〜旨さ痛快!甘味と香味と辛さ刺激が絶妙にコラボする崇高辛味噌麺!季節関係なく激しくオススメ!

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※7月実食・・・遅くなったレビューアップでスンマソン!
長雨の憂鬱を辛味噌と麦酒で晴らす

 
 7月中旬。海の日からんだ三連休の初日。すっかり戻り梅雨のような憂鬱な休日スタート!。自宅で仕事を抱えた鬱憤も重なって、さて一区切りついたところで昼飯です。いつもの通り、家族には「ぷらっと散歩がてらに拉麺食ってきますー」と伝えて外に出ますが、ホントそういうところ自由にさせてくれて理解あって感謝してます。さて・・・長雨の憂鬱を辛味噌と麦酒で晴らすか!。
 
 

 

 
<酒> サッポロラガービール赤星!休日の過ごし方!長雨鬱憤を晴らす染み入る苦さと旨さ!

 
 あゝ、サッポロ赤星があるだけで幸せ!。こちらは陶器のコップが冷やされて出てくるのが印象的です。冷えた陶器ってのも面白いが、陶器の微妙なザラザラ感がいいのでしょうか・・・泡立ちがいつもよりクリーミーにも感じます。和風な感じで日本最古のブランドビールを飲むってのも粋かと!。
 

 
 またサービスおつまみが良い!。小皿にギッチリと盛られた切り落としチャーシュー。低温調理の質感が品やかで淡麗な低温調理の肩ロース。ブラックペッパー系塩胡椒が振られ、薬味ねぎ乗る上に、塩ダレのようなのが垂らされてます。旨いのは確実!。分厚めなカットなのも合って、噛み締める度に肉本来の旨味が、次々と酒を誘うじゃないか・・・。やっぱ来て良かった。
 

 
 
 
<全体> ソフトで豊潤な味噌感!ワイルドな自家製麺!ワイルドな辣油のピリリ感!見事にバランス!

 
 おおお!縁取る自家製辣油の眩しさよ!その明るさが目に焼きつきます!その隙間からは褐色にも思える穏やかな味噌ベース。ハードさとソフトさがとても拮抗しております。
 

 
 そして、先ほどまでワッサワッサと中華鍋で振られていた具材は、綺麗に整えられており、それをピンク色のチャーシューが支えあってくれてる。冠の系唐辛子が、辛味噌系のアイデンティティを主張してるかのようです。ハードさに優しさが滲む麗しき味噌麺!。
 

 
 
 
<スープ> マイルドな合わせ味噌の風合いに混じる芳醇味噌!辣油が香ばしさをプッシュ!

 
 熱した鍋にラードを入れて野菜を手早く炒めて行き味噌スープと合わせるその一体感がいい感じ。まず野菜の旨味がいいね。そして味噌の風味が熱と野菜類のエキスで素朴で優しい旨味が広がります。味噌は米味噌とも豆味噌とも判別つかないコクと香り。甘みと塩気が拮抗しており、麹は緩やかな風合い・・・合わせ味噌って感じですね。子供も安心できるマイルドな旨さ。東京のあぶたま味噌とのことですが、味噌の甘味もいい感じ。
 

 
 そこに自家製と思われる辣油が絡む!。ピリピリとホットな刺激を与えるよりも、辛さはシャープなキレって感覚。そして香りが混じると一気に高まるかな?。辣油とは別の塩気を感じるイメージで、辣油によって塩気が引出されたのか?。辛さは辣油だけでなく、味噌からも滲み出てくるようで旨しです。
 

 
 
 
<麺> 自家製麺!ワイルド極まるピロピロ麺!太麺の素地は甘味滲ませ辣油辛味と混じる旨さ!大盛必須!

 
 こちらは七彩系の手揉みピロピロ麺。平打ち手揉みな縮れ麺ですが、とっても粉の旨味が力強くてしっかり伝わる甘味が深いです。七彩系譜の中では頭ひとつ飛び抜けてるワイルドさがいい感じ。食べ始めから中盤に至るまで、素地の風味が味噌味に混じりながら感じます。
 

 
 中盤以降は、出汁の浸透が更に進んで、一層馴深みのある旨味へと進化。歯応えが微妙に緩くなり始めると、一気に糖化が進みやすくなり、炭水化物ならではの甘味が映えます。そうなるともう、ヤサイやら挽肉やらと混じり合いながら、無我夢中で食らいまくり!。緩い歯応えの合間に、ザクザクとしたモヤシや、クニクニした挽肉食感!。味噌も混じり合って口の中に旨さが弾ける!。
 

 
 
 
<チャーシュー> タレと脂身の甘味深くタレの香ばしさ抜群!質感上等豚肩ロース!柔らかさ抜群!

 
 上品なピンク色合いが残る微妙な半レア感。きめ細かく脂身が差しており、スライス面の手切りの包丁の波が、出汁を貼り付けたり舌触りを感じたりで、旨さの演出に感じてしまいます。赤身肉本来の滋味にタレがしっかりと浸透した旨さ。そして脂身がほんのりと溶け出して軽い甘味を加えます。
 

 
 ひょっとして少し趣向を変えたのかなぁ・・・とっても香ばしくて特に旨かった!。いつもの記憶も曖昧なのだが、全体的にしっとりして周囲はスパイス感ある印象。しかし今回はそれ以上に「燻しっぽい香り」をしっかり伝えてくるから超旨い!。
 

 

 

 
 
<ヤサイ> 炒めで引き出される甘味と香り!味噌と辣油に混じると優しいさ刺激が旨さで一体化!

 
 炒め油の香りに、もやしの淡い甘味が良いね。炒め野菜の香ばしさのようにも感じられ、野菜の甘味もナイス。スープが足されて軽く煮られて全体的に一体化する様子です。微妙にクタり気味なところが尚旨し!。出汁の旨味と野菜の甘味がとても合います。また、スナップエンドウと分厚めなナルトがなかなか箸休めとしてはいい仕事をしています。更に自家製辣油の刺激!スパイス感がもやしに絡むのが旨し!麺や挽肉も絡めて食いましょう!。もやしの旨味と甘味と刺激が、挽肉の肉汁と旨味が重なりカオスな旨さ!。
 

 

 
 
<味変> 「S&B さんしょうの粉」を加えてみよう!辣油に面白い変化生んでナイス!

 
 テーブルセットにあった「S&B さんしょうの粉」もまたまた今回も激しくオススメ。挽肉とごぼう油に飲み込まれるかと重きや、スパイス感の軸が違うと言うか・・・さっぱり痺れなので邪魔しません。決して埋もれませんでした。ほのかな味変化もお試しあれ。
 

 
 
 
<味玉> じっくり染み込みマチュア甘味!熟成タイプが味噌に合う!

 
 「あっさり薄浸透」か「じっくり深浸透」かと言えば、後者。深い浸透が如実に伺えます。そして熟成度で言うと、「浅く玉子本来味」か「深く熟成した甘味」かと言えば、後者。通常こういった「深浸透」&「熟成甘味」だと濃ゆい目の色合いなんでしょうが、白身はミルクティーに近い明るいクリーム色です。
 

 
 それだけに辛味噌の中にあっては、箸休め的に貴重だったし、辛い&甘いの橋渡し役にもなっていたかと。なかなか優れものの味玉と、その全体の味センス。嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
 

 
 
 
総じまして「旨さ痛快!甘味と香味と辛さ刺激が絶妙にコラボする崇高辛味噌麺!季節関係なく激しくオススメ!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。7月中旬時節なら限定の「味噌まぜそば」もオススメですが、実は盛夏に期待する「味噌冷やし中華」も絶品!。限定はこの二本立てしかなく、シンプルなデフォルトメニューも季節問わず人気。東京で味噌ラーメンを食らうなら一度は食うべし!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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