冬只中!小寒節季に辛味噌恋し!
年明けて二十四節季で言う「小寒」。このタイミングだったら味噌だろ!と言うこじつけで、いつもお世話になってる「鶉@武蔵境」さんへ、年始挨拶がてらランチタイムに訪問してみました。最近またコロナ第6波が心配で、更に在宅ワーク強化となりましょうから、この冬お世話になる機会が増えそうですー。
<全体> 立体的盛付けで芸術的な辛味噌アピール!冬に温もり感じるホットな辣油!美しさとパンチが効いた麺顔!
こちらの一杯は、純朴さが漂うだけでなく今風の凛々しさが感じられて良いよね!。素朴な味噌感覚に広がる真っ赤な辣油が、コントラストを感じてキマッてます。敷き詰めるように浮いていても、ワイルドって感覚はなし。そして立体的な盛り付けの工夫もあり美しさも感じられます。並盛とは言えボリューム感もありますー。
<スープ> 自家製辣油の辛さと香り!発酵感芳醇な東京あぶたま味噌!豚鶏の炊出しもしっかりで分厚いコク!
七彩ご出身とのことで、個人的に七彩でも味噌を食ってる筈なんだが・・・ここの味噌が旨すぎて思い出せない。同じ「東京あぶたま味噌」と言う、味噌蔵なんですがねー。これが実に芳醇に感じさせる発酵感があって味わい深いのです。その独特の麹を感じる酸味と甘味を感じさせる感じで実にコク深い。そして豚鶏の煮出汁が味わい豊か!。鶏系のコラーゲンが感じられ、旨さが分厚く表現されている様子です。更に挽肉が全体に溶けて豚肉の旨さを滲ませるような役目を果たしてるようす。
そして自家製辣油!唐辛子系の赤のインパクトがとっても明るい!そして辛さが山椒系の辛味もあるのが特徴的です。花椒塩のように一気に痺れへと誘う強引さはない。大人しくはないが、香り高いのが印象的です。
<麺> 七彩系手揉みピロピロ太麺!素朴さと蕩けるような食感の後に甘味を感じる素地感覚!辛味と鶏豚を受け止める強かさ!
何度もこの板で言うが、極太ピロピロ麺!。七彩系の個性だがその中でも、かなり大胆なピロピロぶりな印象です。潰しと手揉みのイメージが強いが、ふわっと優しい仕上がりで、啜りの楽しさと具材の引き寄せ流時に絡みつけるのが実に楽しい。更にモチモチとした歯応えは絶品で、辛味噌に絡むとむしろ素地の甘味を感じさせます。ここで挽肉やらと絡ませると、更に旨し!。
そして終盤に近づくほど麺に出汁の旨味と一体化して行きます。その旨味がナイスで、辣油は吸い込まず濡れるだけだが、味噌は麺に滲んで一体化。また性懲りもなく、野菜具合に絡めたり、肉を巻いたりして楽しみ尽くしました。
<チャーシュー> 辛味噌に合うぞ!低温調理の豚肩ロース!周囲のスパイシーさと肉味&脂甘味がナイス!
直前の手切り!微かに波打ちながらも、スライス断面はフレッシュさを表してます。赤身の旨さが艶やかに光り、そこには下味が赤身の色合いにも反映しているようです。また脂身にも浸透してますが、脂らしい甘味がいい感じでバランスしてます。赤身がもつ肉本来味が、下味と深く合わさり旨し!。
へへへ・・・周囲のブラックペッパーがいい感じで刺激と塩気を与えておりますよ!。その部分的に洋風にも感じるシンプルなに旨さがナイス!。
<モヤシ> シャキシャキ熱々!辣油が絡んで痛快食感!野菜の汁も弾けてマイルド!ボリュームも満足!
もやしの仄かな甘味がじんわり!そして辣油が混じりますが、少しクタり気味な優しい味わいにベストマッチ。自家製辣油のスパイス感がもやしに絡むのが実に旨く、麺とも合わせて絡めて食らうのが激しくオススメで旨し!。もやしと挽肉の旨味と甘味と刺激が一体化した旨さが素晴らしいです。ボリュームも大満足!。モヤシの仕上げ完成度度も高いのだった!。
<味玉> 濃密濃厚な卵黄の甘味!辛味噌に負けず深まるコク!
下味の旨味を深く浸透させ、それは熟したような旨味を演出。しっかりと濃密感と甘味ある旨さを感じます。卵黄の仕上がりは、舌にねっとりと絡みつくようで、辛さに慣れてしまった感覚に、濃厚な甘さが嬉しい展開です。なので残り半分は、わざわざスープに少し沈めてから味わいました。嗚呼、どうせなら味玉も食らうべし!。
<〆飯> ランチチャーシュー丼!迷わず辛味噌出汁を垂らす!肉と味噌出汁滲んだ飯を肉と共に食らう!
シンプルですがわかりやすい旨さです。チャーシューが分厚くご立派な細切りカット。そして米粒が立っておりうまいです。
シンプルな旨さが妙にはまってしまい、更に辛味噌のスープを少し垂らしてみます。もう想像できるかと!。鶏豚エキス&辛味噌&白飯!旨さが三つ巴で高まります。だから激しくオススメ!。150円也。
総じまして「武蔵野エリア随一の味噌名店!冬なればこそ食らうべし!極上辛味噌拉麺!」
・・・と言う感動の嵐!。接客もすごくハートフルで一度訪問すれば好きになるはず。普段あまり味噌系を食わなかった私を見事に味噌にハメた旨さです。やっぱりこの冬激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!