ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3450】 SHIBIRE NOODLES 蝋燭屋 (東京・銀座) 汁なし担々麺 + パクチー +ライス 〜一度火が着いたら止まらなくなる旨さ!並んでも食いたい極上汁なし担々!

忙しくて時間ズラして訪問してみた人気店
 銀座は今日も活気に溢れ、人が洪水のように流れております。高級品が立ち並ぶ店先には、最近ではすっかりと中国語を耳にすることが増えましたね。スマホを眺めながら歩いてきた人にぶつかってしまい、とりあえず「すみません」と言葉がこぼれます。ただ返された言葉が、何語かわからなくて・・・・ただ謝ってはいなかった様子。日本人って無意識に「すみません」を口にしてしまうこと多くないですか?
 

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 さて昼飯。つい先日、麻婆麺を食して実に好印象だった「蝋燭屋@銀座」へとまたやって参りました。大変な混雑が予想されるので、休日避けて平日の午後2時過ぎにやってきたのですが・・・それでもやはり店前には行列が発生しとりました。時間があまりないものの、5分並ぶとゆっくりと次々と店内に入れまして、ことなきを得ました。
 
 

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 そもそも何故こんな時間の昼飯になってしまったのか。簡潔に言うとトラブル対応ですよ。トラブルがあったら、何はさておいて即実行対処!。そして相手先には1分1秒でも駆け付けるべし。営業経験ある方なら分かるはず。いろんなパターンあるけど、まずは駆け付け、定期的な報連相を粘り強く実践するのみです。そんな感じで昼飯どころではなかった流れでしたー。次の報告がまとまるまでしばしの間、ほっとさせていただきましょう。いや、HOTさせていただく!。今回は、前回の倍辛体験で少し反省して「普辛」。メニューは汁なし担々麺。もちろんパクチー増量!ライスもプリーズ!。
 
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コク深い担々の深み!芝麻醤の甘みより本場醤油と酸味!更に痺辛スパイス感が程よく痛快!
 
 時間帯にもよるのか、ほぼ店内は買い物客風で占められており、サラリーマンはマイナーな存在。平日休みの仕事の方が多いのかは不明です。ただ平日にこんな自由な時間の使い方でできるのは、実にリッチ。さすがは銀座。この日もテレビかマスコミの影響なのか、麻婆麺が飛ぶように出ておりました。そんな中、私だけが汁なし担々麺を注文したようで、ちょっと運ばれると注目を浴びたようで「あれ旨そう!」などと小声がこぼれたりする!。へへへ・・・・ちっぽけな優越感に浸る。そんな一杯はこんな麺顔でした。
 

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 おおお!オーバルな皿が似合った盛り付け!濃密に敷かれた担々ペーストを座布団にして、白太なストレート麺が妙にチラリズムを装う色気あり。またゴツゴツとした溶岩の盛り上がりのような挽肉の山が旨そうで、その周りに、ワイルドとは真逆の装いで飾りつけされる薬味類がナイス!。これは見た目で大正解!まぜまぜするのが勿体なく思うほど、しばらく見とれてしまう・・・。
 

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 辣油と分離するペースト感がいいね。芝麻醤となれば甘目の香ばしさがイメージされがちだが、こちらは醤油と酢のベースがしっかりしている感じ。しかも本場中国の雰囲気ありありで、香ばしさと酸味の輪郭がエキゾチックな感じがします。それがこの担々ペーストの命のようで、並外れた香ばしさと円やか酸味を覚える。しかしそれは主体ではなく、あくまで味の決め手は「辣油のシャープさ」と「山椒のジリジリ圧迫感」です。
 

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 辣油はそれほどギトギトしなかったというのがイメージ。だから割とサッパリ目な辛さだったから、麻婆麺とちがい汁なし担々麺の場合、「倍辛」設定にしても問題なかったな・・・と感じてます。そして山椒もそんな感じで、刺激と痺れは与えるけれど、悩殺までには及ばず、その痺れ感覚を全部受け止めて旨味を受け止める余裕うがありました。辛さと痺れを旨いと素直に感じられる閾値レベルの刺激感。色黒な担々ペーストは、胡麻感覚よりも醤感覚が先行しがちです。
 
 

 

 
 
ぶどう山椒オイルをドバドバ投入するべし!
 
 前回の麻婆麺でも伝えましたが、テーブルセットに備え付けの「ぶどう山椒オイル」は必ず入れるべきです。それも多めにしても差し支えありません。若葉を感じる透明感あるグリーンの色合い。まるで、初代エッセンシャルシャンプーのようなグリーンが印象的。ぶどう山椒だから、マスカットグリーンとでも命名したくなる。和山椒のエキスがすべて溶けているのか・・・。ジリリとした痺れには気品があり、シビカラ担々の暴力さを一変させます。まるでミントハーブでも溶け込んでいるのかと思うほどの清涼感。そして食事に合う痺れと香ばしさ。これは最後に飯割にする際にも、追加で投入しましょう。
 

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一見ダボダボソース焼そばにも見えるが、中太麺のモチモチさと風味感で腹持ち良い印象!
 
 麺を底から天地返しするようにまぜまぜしましょう。はじめはゴニュゴニョと大人しく箸で混ぜ合わせますが、モチモチした太めの麺、太もものチラリズムのようで生唾ゴクン。徐々に目の抵抗感がでてきて薄い褐色に染まりますが、それだけで食ってもなかなか風味が高いグルテン感です。多加水の滑らかさと弾力は、分かりやすい旨さの感覚。少し食ったところで、思い切って全体をかき回す。
 

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 すると濃厚ねっとりに全体が褐色に染まりまくり、まるで焼きそばにおたふくソースをぶちまけたかのような、褐色と光沢感がひろがる麺の風景が広がります。このダボダボソース感に似たスタイルが大衆的な食欲を呼び起こすキッカケになる。あとは無心でワシワシと半啜りで食いあげることに邁進するのみです。アップした姿は、焼きそばそのもの。ただ山椒の香りでここは銀座だと我にかえる。これは大盛必須だと思います!。
 

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 プツプツと前歯で切れる感覚がリズミカルで楽しい。奥歯へ運んでプレスすると、ニュルクチ!と横ずれしてすぐ潰れる感覚が面白いね。そしてシビカラ味わいが広がりパクチーが弾ける。そこをあとは喉奥へと運び落とすだけすが、つずいて啜ろうとするとニュルニュルと重く感じて、結局ハグハグと千切りだす。そしてまた前歯でリズミカルに千切りだす。この繰り返しを行うのみ。楽しさと旨さのリピートが永遠に続けばいいのに・・・と切に願うね。
 

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パクチーあればこそ痺れが香りよく食えるのか!?
 
 どうしても、パクチーがあるなら避けられない。必ず追加をしてしまう。特に、汁なし系とパクチーの相性は格別ですぜ。担々のシビカラの刺激が今回は控えめだけど、その刺激とパクチーの清涼感との相性は抜群で、刺激を少し中和するようで、別の旨さを新たに生み出しているような錯覚すらあり。明らかに生で食うパクチーよりは甘味が感じられる。また茎の部分が歯に当たってプチプチと潰れる感覚も楽しい限り。熱にへたったパクチーが麺に貼りついてもナイス。奥歯で麺をプレスすると、清涼感が酸味にも似て別の旨さが広がります。
 

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挽肉が粗々しくて柔らかい!タレの浸透深く永遠に食べ続けていたい!
 
 嗚呼、なんとこの挽肉がいとおしいのか。この一皿は、汁なし担々麺の中では、ナッツ感が少し低めに感じます。しかしその分、この挽肉のポテンシャルが高い。歯応えの柔らかさ然り。中に含まれたジューシーな肉汁感とスパイスの浸透と融合も然り。そして何よりサイズ感。この粗々の粒感覚が素晴らしく食べごたえあり。担々ペーストと山椒他のスパイス感をすべて吸い込んだ肉粒です。それが無数に集まったところを、レンゲで掬って一網打尽に食らう。このダイナミズムが担々麺のすべてじゃないだろうか・・・。嗚呼、このパーツだけは、永遠につまみ食いを続けられると思える。それほど旨いし愛おしい。
 

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〆のライス割が本命!?それほど旨い!
 
 すべての道はローマに続く・・・・んじゃなく、汁なし担々麺は最終的に飯割に続くんです。いつまでもつまみ食いできそうな挽肉は、白飯にも相性が抜群。しかも器に残った担々ペーストをかき集め、最後にライスの上に乗せれば、それは立派な一品に昇格。ミニミニ担々丼の出来上がり。これが最高に旨い・・・。箸ではやめとこう、レンゲで食おうよ。レンゲの先でカツカツと当てながらかき混ぜ、さらっと掬いきって口へと運ぶ。最初の咀嚼が震える旨さ。不思議かもしれませんが、これを立派に完成した丼としたなら、魅力は半減しそうな気がする。あくまで、最後に即席的にその場でつくる、ひそやかな旨さとしたプレゼンスが旨いのですよね!。
 

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総じまして「一度火が着いたら止まらなくなる旨さ!並んでも食いたい極上汁なし担々!」
 
 ・・・と言う何のひねりもない感想まとめでごめんちゃい。嗚呼、また禁断なる汁なし担々麺を見つけてしまった。次回は夜にゆったりとビールも合わせてみたいと思います。麻婆麺に人気集中ですが、これも見逃せない!と言う発見を今回は伝えたかっただけー。そんな宣伝気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   ヒシヒシと
   クレーム処理に
   痺れ切れ
 
 
 
   食って忘れよ
   汁なし担々
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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