ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3451】麺屋まほろ芭 (東京・蒲田) 旨味だし淡麗中華そば[塩]煮玉子入り+替え玉 〜旨味円やかに染みこむ胃袋の喜び・・・平和を噛み締める穏やか淡麗旨塩味!

刺激が大きいものを食い続け・・・優しさもとめて淡麗を食うオレ
 最近「麻婆麺」をハマり、それを追い求め続け、その流れで痺れと辛さをずっと高めて来たから、急にお尻が痛くなる!!!。こりゃイカンと急遽穏やかなものを食べたい!。家にいるときは奥さんに優しいのを作ってもらいますが、仕事外出じゃ何を食うか。・・・・そんな流れで「淡麗系」な「塩味」を求めてネット検索してしまいます。
 

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 昼移動で京浜東北線を利用するから、蒲田中心に探したところ、今回はこちら「麺屋 まほろ芭」さんとさせてもらいました。こちらは「濃厚煮干」のイメージしかなかったんだけど、実は淡麗系もあって、しかも醤油だけでなく、塩も選べる!完全に失念しておりました。
 
 

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 とある平日ランチタイムの訪問時、行列が発生しかかってましたが、ちょうど自分が座って満席状態でした。新しいスタフさんが入ったのか?それとも応援なのか?この日は珍しく2人オペレーション。やはり全体的に余裕を感じる厨房の流れっぷりがいいね。今年開店してから、ずっとこのエリアでは注目集めるラーメン店だったから、半年ほど大変だったことでしょう。券売機に「限定」ボタンが一応用意されておりましたが、さらに軌道にのると、面白い濃厚中華そばが生まれそうで、ちょっと期待たかまるね。
 
 
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 ところで「セトクラフト社のアストロノーツ」が今回もお客をお出迎え。いつもちょっと気にしていたんだけど、これ結構そこそこなお値段するんだよね~。おれも自宅のデスクに飾ろうと思ったんだが、少しづつ、マメに集めて行こうかな・・・・。   
 

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淡麗煮干分野の中でも、清涼感や落着き感というよりも、円やかさと温かみを感じるタイプか!?
 
 ほぼ初訪問じゃなさそうな客層ばかりの雰囲気。超常連のような感じもしませんが、この店の良さを知ってるってムードある男たち多数です。きっと牡蛎煮干やバカニボばかりだろうな・・・と思っていたら、以外にオレみたいな淡麗系を食う方も多いのが意外。濃厚煮干の店だと思い込みはイカンな・・・。とそんな自省を感じつつ、両方ヒットしたらすごい店になるぞとワクワクしていたところで、ちょうど配膳が完了です。それはこんな麺顔!。
 

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 おおお!淡麗という冷涼で凛とした言葉のイメージとは違い、穏やかな霞のような柔らかい透明感、そしてエキス感!香味油の漂いでオイリーな輝きも眩しいが、刻み玉ねぎがコーティングされて真珠のように光るではないか!(老眼がそう感じさせる?)。肉も逞しいようですごく洗練されてるし、透けて見える麺線がまた旨そうだ。
 

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 まずスープを味わおう。一口目で「お!香味油だけを掬ったか?塩気が低め!」と感じるのが意外。塩ラーメンという感覚は低く、また普通に塩煮干という意識よりも少し複雑。ここで改めてうんちく書きを確認してしまった・・・。
 
 「煮干・昆布・鰹節・椎茸・鶏」・・・・これが最初のベースで
 「浅利スープ」・・・・これを後で合わせる
 「トリュフソース」・・・・最後にまとめる
 
 すごいね・・・淡麗塩煮干と思っていたらいけなかったわけだ。個人的には、鶏感がゆったりとしたいたイメージ。それを煮干と浅利の旨味で和風に落ち着けた感覚がぷらすされる心象。そこにトリュフソースが、ゆったりと円やかに感じさせるんだかーって味風景に感じました。更に、塩気は「沖縄の北谷」の海塩らしく、尖りがでないような工夫みたい。
 

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 思えば「牡蛎煮干」「バカニボ」という超濃厚煮干スープを、驚くほどすんなりとスムースに食わせるテクニックが「まほろ芭」さん。このセンスと手法がなんとなくここにも感じられました。これだけカオスな出汁食材を使って「驚くほどすんなりとスムースに食わせる」塩中華そば。このように、かなり崇高感高まる仕上がりですが、庶民的なキレとかパンチが欲しい人にはどう映るかは少し心配な気もします。その場合、テーブルセットのペッパーもあるけど、山椒オリーブオイルというのもあるから、お試しいかが?と勧めます。私は、山椒好きなのでそちらを後半に投入して、自分なりの味を完成させてゆきました。
 

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濃厚煮干系とは変化させてた麺!少しグラマスで多加水系に傾いたストレート麺!
 
 スープの表現力にも趣を感じましたが、ちゃんとその変化には対応した麺選びをされてて、流石と感じます。菅野製麺はパツパツなイメージを個人的には持ってますが、「旨味だし淡麗中華そば」に合わせる麺は、少しグラマスな表情で、そして多加水ちっくな歯切れと弾力で、楽しませてくれます。
 

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 引き上げるとその白さが眩しく、穏やかなスープにとても相性の良さが一目でわかるツルツル美白なバディー。食い始めは汁に濡れた艶っぽいですが、汁浸透は良さそうな第一印象で、これはしなやかな歯応えと出汁との一体化が楽しみになってまいります。
 

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 まさしく口当たりがライトそのもの。ズボボボボボっとすすり上げる楽しさと、やや一回り太さを感じるだけで、噛み応えが上がるイメージ。明るすぎないモチモチ感。落ち着きのある張りという感じでしょうか。前歯のキレはスパスパととても小気味よいから快感!。奥歯でのプレスもクチリと潰れてるその完食が楽しさを誘う一方で、出汁と炭水化物の一体した甘味がいい感じです。そのあとはサクッと喉奥へと落とし込む一方で、のど越し感じるだけですが、やや太目なだけでもシルエット感もアップする。スープのライトさをしっかり意識した組み合わせですね。
 
 

 

 
 
大判で割と肉厚な低温調理の肩ロースチャーシュー!どこから前歯を入れても優しく千切れる柔らかさ
 
 いやー今回は特に旨く感じたのはなぜ?。大判なカットで丼の端に貼りつき、むやみにスープ熱でピンク色が劣化しないよう心配りが見て取れます。大きいだけでなく、赤身の脂のさし具合が良く見れば、満遍なくバランスもよい。非常に健康的な低温ピンクが心を奪います。
 

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 味わいは薄くても少しばかりのペッパーや、スープに移ったトリュフオイルなどで、非常に上質な味わい。よくあるこのタイプの肉味なんだが、肉の鮮度と熟成の二つの良さを感じるタイプで、昼なのに酒が欲しくなる逸品です。何よりも、噛み心地が各段に良かった!。本当に、どの角度、どの部位、どこから前歯を入れても、ソフトでかつ反発感じさせつつも、後に引きずらない切れ味がいいです。ここポイントなんだから!。
 
 

 

 
 
味玉にハズレなし!薄味出汁が深く染みんだような熟成とナチュラル感の両立
 
 相変わらず旨い味玉。こちらでの名称は「煮玉子」。玉子を煮る・・・となると、あのおでんダネの玉子を連想してしまうのはオレだけなんだろうか。昔の味玉は黄味がハードに茹で上がったのが当然のようだったが、ありがたかったっけ。近年半熟が多いということは、「半熟煮した玉子を出汁に漬け込む」ということで、煮玉子と表現するんでしょうかねー。薄目の出汁を長く漬けるのが、よくあるパターンか?。そうすれば卵黄に味がよく染みこんで旨味が増し、ほんのりろ甘く感じます。この煮玉子もそんな感じで、白身を見ればわかるかも。薄い浸透が満遍なくカフェオレ色にそまっているので、時間経過と薄味出汁がなんとなく分かるかな・・・。いやー今回も旨くて、嗚呼、味玉にハズレなし!。
 

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定番の替え玉を召喚!鶏系のコクの中に旨い具合に煮干風合いが混じる!
 
 やっぱり替え玉を頼んでしまいました。ダイエット敵の炭水化物の固まりなんですがー。しかし、多加水っぽい麺を堪能したあとは、やはり低加水のパツパツした味わいも体験したくて仕方がない。いつもの醤油ダレ絡んだ、ストレート低加水細麺が麺線ととのって旨そうです。
 

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 一気にかき混ぜてゆき、麺を褐色に染め上げます。そして食らい始めると、絶妙な醤油ダレの風合いと、鶏油っぽいまったりとした旨み油分のゆらめきが素晴らしい。ここに乾いたような麺の風合いがゆっくりと絡みつつ、パツパツとした歯応えと共に楽しみます。今回少し思ったのは、煮干風合いが油によく溶けているなと!。特別今回は念入りに混ぜ返したから、オイルに魚粉の味と風味がそうとう乗り移った感じで、オイリーなコクとよくマッチしておりました。旨し!。
 
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総じまして「旨味円やかに染みこむ胃袋の喜び・・・平和を噛み締める穏やか淡麗旨塩味!」
 
 ・・・と言うかんじでして、なんだか今回も抽象的なまとめ方になってごめんちゃい。濃厚に限らず淡麗も独特で旨いと今回は再認識。また同じ展開で「醤油」を味わねばと、早速次回訪問を画策中です。いやー三枚看板メニューどれも旨いぜ!なんだか嬉しくなってきたので、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   寒露過ぎ
   冷気一気に
   降り注ぎ
 
 
   秋空思う
   穏やかスープ
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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