帰省ラッシュでゆっくり食える上質担担麺!?
四川担担麺 阿吽 キッテグランシェ店 (東京・丸の内) つゆ無し味玉味噌担担麺 3辛3痺 + 追い飯セット+ パクチー + ヱビス小瓶 〜ラーメン食べて詠います
- <酒> ヱビスビール小瓶:どうせ新幹線の中でも飲むから抑え気味にプレミアムな小瓶!
- <全体> セットとトッピング追加で・・・ちょい飯のはずが豪勢になっちまった!
- <タレ> 辣油と痺れは中レベルで程よい旨さ!芝麻醤に溶ける味噌コク淡く広がる
- <麺> 微妙にボコつく平打ち麺!ヌツヌツアツアツと絡みつくような歯応えと具材の巻き込み!
- <挽肉> 深い大陸系醤のコク浸透に山椒のスパイス感!タレをゆっくり吸い込んでソフティー&マイルドに変化!
- <味変化> 酢がオススメ!酸味は最初だけで軽やかな風味が誕生!
- <薬味> 水菜・カイワレだけでは飽き足らず・・・パクチー投入!
- <味玉にハズレなし> 担担味のハードさに負けない濃密な味のコク!甘味が先行してシビ辛とナイスバランス!
- <追い飯> 温泉卵もセット!一層こくコク豊かに満足度が飛躍的にアップ!
- 総じまして「一人正月気分高まるゴージャス丸の内飯!パンチ&マイルドな崇高汁なし担担麺!」
帰省前の昼飯。実家に帰ればいろいろ普段できないこと優先したいですし、令和元年最後は、新幹線に乗る前に食おうという算段です。それでまず、東京ラーメンストリートに向かうが、人が多すぎて泣く・・・。それで慌てて丸の内側のキッテグランマルシェへ大移動ですよ。
まぁこちらは全体的にはあまり混んでないので、年末年始の大混雑時には穴場かもしれません。ところが「とみ田麺絆」だけは大行列でして・・・実はそれ狙ってたんだが、待つじかんもあまりないため、今回は「阿吽」さんへと飛び込んだ流れです。もともと担担麺大好き人間で、汁なし担担麺に至っても一時期集中的に食いまくってたような記憶あり。詳しくは下記にて参考まで。
<酒> ヱビスビール小瓶:どうせ新幹線の中でも飲むから抑え気味にプレミアムな小瓶!
ここは思い切ってと行きたいが・・・中瓶が750円もするので怯んでしまいした。肝が小さいオヤジなものでね。しかしこれからガッツリ食うし、また新幹線の中でも呑みまくることを考えれば、小瓶サイズでちょうど良しです。ヱビスなら飲みごたえや味わい甲斐もあるから満足感ある。年末の珍しい気温上昇と、東京駅を駆けずり回った後だったので、喉が乾いており異様に旨かったですー。
<全体> セットとトッピング追加で・・・ちょい飯のはずが豪勢になっちまった!
フツーに汁なしを食おうと思ったんだが、年末年始のお休み気分なので、期間限定をいっちょ狙ってみました。担担麺好きとしても、味噌コラボの担担麺ってあまり記憶もないし、興味あったしねー。おまけにパクチーと〆の追い飯も付けてしまおう!。そんなお祭り気分な一杯は、こんな麺顔で運ばれきました!。
おおお!これは思いの外豪勢じゃないか!追い飯だけと思いきや温泉卵付き!パクチーまでオプションしたから全体迫力満点!ちょっと新幹線乗る前に腹に突っ込もうと思っただけなのに、1人だけ一足先に正月気分ではないか!ビールを小瓶にしておいてよかったかも(笑)。
<タレ> 辣油と痺れは中レベルで程よい旨さ!芝麻醤に溶ける味噌コク淡く広がる
味噌担担麺とのことなので、甘めかと考え辛さと痺れは共にレベル3とさせていただきました。てっきり味噌玉でも乗るのかと思いきや、ベースのタレに溶けている?ような雰囲気で、味噌の視認まで至らずです。見かけは芝麻醤ベースのようなタレが底に敷かれてあり、特製辣油を後から追加と言う方式。痺れは仕上げにかけるのか、かなり挽肉の方に降りかかっております。
さてその味噌!麦系を含む合わせ味噌なのか?。塩気よりは各段に甘味の方が上で、芝麻醤のコクを大きくプラスさせているような働きを見せます。なので濃厚な正宗式汁なし担担麺のような味構成にも感じられて、ビリビリと責めて来るところまでは及びません。だから安心して食えるし、一方でハードパンチが好きな方には少し物足りなく感じるかも。事前申告の辛さ痺れ調整では、こんな甘味傾斜も考慮に入れて頂ければ幸いです。
そうは言ってもこのブランドらしい、鮮烈な山椒痺れと辣油のシャープさは、デフォルトでも存分に味わえますのであしからず。後々、ライス割りや温玉投入を考えれば、いつもよりハードめな調整がオススメでしょうか。
<麺> 微妙にボコつく平打ち麺!ヌツヌツアツアツと絡みつくような歯応えと具材の巻き込み!
加水は中程度の平型麺。ふっくらとしたフォルムに微妙にボコつきが見られます。表層は割と貼りつき気味で、舌によく絡みつく一方、具材もよく巻き込みます。タレもそうで濡れるとゆっくり吸い込んでゆくよう。湯気が残る状態でまず混ぜ途中で食いますが、非常にヌツヌツとした密度感じる歯応えには、微妙な反発も見られます。
麺の風味は、粉風合いと言うよりもグルテンの甘味と言う感覚。そこに挽肉をはじめとする具材とタレの旨味が一体化。汁そばよりもご飯感の満足ありますね。ズボボボボボーーーーっと啜るにはやや重いので、短く啜ってはハグハグと食い進めます。薬味やパクチーなどと絡むと一層、麺の甘味は映えるイメージ。特に、水菜との絡みでは極端に違う歯応えと細さですから、麺が逆に際立つかと!。
<挽肉> 深い大陸系醤のコク浸透に山椒のスパイス感!タレをゆっくり吸い込んでソフティー&マイルドに変化!
一見乾いたような見栄えですが、それは降りかかった山椒がそう見させるよう。粗い肉粒を奥歯で噛み締めると、ソフトに潰れて肉汁がじわじわと押し出されます。肉味たっぷりなのですが、やはり味付けの醤油の風味とスパイス感が、担担麺の醍醐味を表すって感じ。
一旦タレに巻き込まれるとそれに一気に支配されてます。その前にゆっくり味わうと、醤油の違い?。日本のそれじゃなく、大陸系の香味を感じるのがいいね!味噌ダレに塗れるとまたマイルドになりますが、それはそれで捨てがたいー。
<味変化> 酢がオススメ!酸味は最初だけで軽やかな風味が誕生!
テーブルセットに酢がありますから、少しだけでいいので投入することをオススメいたします。味噌味に変化と言うよりも、辛痺な味わいに変化をもたらすため。酢は一瞬、酸味の刺激を示しますが、一旦タレに混じった後は、驚く程の軽やかさある清涼感をに変化します。これにより、また一気に食欲が刺激されますので、中盤過ぎたら是非!。
<薬味> 水菜・カイワレだけでは飽き足らず・・・パクチー投入!
デフォルトの水菜もカイワレもボリューム有り、決して物足りなさはない。しかし、パクチー大好き「パクチー星人」なオレゆえに!そして担担麺ではテッパンの相性ですから!。それに年末年始の開放感も手伝って、ボタンを見ると無意識に押しておりました。
想定以上にマイルドな味噌感だったから、少し刺激をプラスしたいと思ってたところ。ちょうどよかったわ!そんなにクサクサになるパンチと分量はなくて、清涼なる苦味を与えて、生き返る痺辛感覚!
<味玉にハズレなし> 担担味のハードさに負けない濃密な味のコク!甘味が先行してシビ辛とナイスバランス!
温泉卵が付くならば、敢えて味玉入れなくても?。いやいや、全く別物。味玉はその単体だけで味の構成や世界が成立しますからねー。カブることは無いのです。イメージ的にはハードジェルに仕上がる茹で上げに、割と濃い目のタレがじっくりと浸透しきってるタイプ。マチュアな熟成を思わせる重厚なコクが広がり、どちらかと云うと甘系の味わいです。担担麺の痺辛感には染まりきらない確固たる味のぷれぜんす。まさしく箸休めとしては申し分なしです。旨し!嗚呼、やっぱり味玉にハズレなしの一年だったぁ〜。
<追い飯> 温泉卵もセット!一層こくコク豊かに満足度が飛躍的にアップ!
残ったタレに、儀式のように粛々と、ライスをゴロンと投入し、直後に温泉卵をずるずると流し入れます。カツカツとレンゲで温泉卵を割って、全体的に味を馴染ませるようにかき混ぜること約1分。一応完成!。
ううう・・・めちゃマイルドでコク深い!何せ味噌で丸くなった担担味と温泉卵の共演ですから、ダブルマイルド!って感じですよ!一度食い始めたらのんすとっぷ!。一気に完食!しばらく満足感で席を動きたくなかった・・・。
総じまして「一人正月気分高まるゴージャス丸の内飯!パンチ&マイルドな崇高汁なし担担麺!」
・・・と言う感動!。本当に令和元年の最後の一杯はこれ。思わぬ流れで食い納めでしたが、何だか汁なし担担麺の探究心に火を付けられたかも〜。今年はちょっと担担麺の機会も増やしたいかなと考え中です。ともあれ満足!そんな感謝も込めて、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!