ここも横浜!?時の流れは緩やかに煮干しが漂う〜?
- 器に魅入る〜工夫と流儀を感じるね〜
- まさにリッチ!分厚いニボ苦味と甘味感じる濃密感!汁の減りが早い〜
- 上品な加水微妙〜に高めのストレート細麺!しなやかな麺線と汁持ち上げの凄さ!
- 肉の刺身か舟盛りか!?絶品過ぎる三種の肉達の共演が素晴らしい!
- 総じまして、「コンテンポラリーとゴージャス!そしてファンキーさがカッコよしな極上濃厚煮干麺!」
土曜日の夜に宴会があり飲みすぎて・・・朝飯を流石に抜きました。少し寝坊をして空を見上げますが、とっても重い雲。それでも家にじっとしていると勿体無い気がして、今日もラーメン活動。流石に雨が心配なので、車を使っての遠征探訪を実行いたしました。今回は神奈川エリアへ。
実は前からとても気になってる店があり、それが「拉麺 成」さん。横浜市も北部エリアなら普段の行動範囲に何とか入るのですが、「グリーンライン」を使ってとなると話が変わる。そこでやって来たのが「高田駅」。駅近くのコインPにさっさと置いて、どんな街だろうと思って駅前に降り立って見ると・・・こんなにも長閑だとは!。かろうじてセブンイレブンが1店舗あるのみ。ただただ長閑。日本第2位の人口を誇る横浜市とは思えない静けさが非常にナイスです。
丘陵地帯なんでしょうか、少し寂びれた商店と郊外の住宅地が入り組んだエリアに、ポツネンとそのお店「拉麺 成」があります。中に入ると一転して、過ごしやすそうな飲食の雰囲気と、ヒップホップ調なBGMが痛快に響いてます。結構混んでて地元常連をがっちりと掴んでいる様子。ご常連と厨房内との会話も弾んでノッてる感じがいいね。
器に魅入る〜工夫と流儀を感じるね〜
なんで気になってた店だったかというと、最近「ニボリッチ」という煮干しメニューがインスタ上で旨そうに見えたことと、そしてその器です。思い切ったデザインで羽根つき。しかもデカそうで羽根にはトッピングが載せられるという設計。
実は「MENSHIO@護国寺」でも似たものを体験済ですが、あちらは羽根が360度端が反り返ってた。なので最後のスープを口直付けで飲み干せなかった・・・という記憶あり。ところがこちらは、手前部分がカットされているので、それが出来る。改善というか進化ですな。
まさにリッチ!分厚いニボ苦味と甘味感じる濃密感!汁の減りが早い〜
ともあれこの器だと配膳の瞬間がドラマチックです。いきなりフルコースが一面に展開されてるような見栄えなので、みなさんまずはスマホに一枚写真を収めようとしますよね。私なんぞは一枚では済まないので、よく左右の客から気味悪がられるのですが・・・・。そんな今回の麺顔はこんな感じでした。
おおお!予め分かってはいても驚く!。まず全体のデカさ。そして羽根に置かれたトッピングのあれこれの迫力。丼に皿が生えているようです。今回は、チャーシューを追加しただけあって、そのボリューム感が圧倒的なのに加え、肉質感がずば抜けてる。後回しになってスープをチェックすると濃厚そうなセメントカラーと、泡立つ細かい泡が、濃厚煮干の存在感をアリアリと見せつけます。何だかアートと旨さの一体感ですな!
さてそのスープ。器やチャーシューのインパクトに負けないほど、実にしっかりとした濃厚煮干の風合い。ニボシストとしても納得の濃厚さ。まさにその名の通り「ニボリッチ」。煮干系セメントカラーにも、二通りあってモスグリーンが滲むタイプもありますが、こちらは焦げ茶系の深い濁り。煮干の種類にもよるのか不明ですが、ニボニボ苦味の輪郭には片口鰯を感じるのにちょうど良いです。大抵煮干は数種類ブレンドされてると思いますが、甘みも感じられる部分もあり、色合いの割にはとても食べやすい。そしてズッシリとした食べ応えがあり、並盛りで十分な満足感。
実はもっとド変態な煮干っぷりかと思ってたんですが、ちゃんと食べやすくまとまった感じがあったのが印象的でして、これは少しづつ日々改良を加えておられるのかと・・・・先人方々のレビューと比較してちょっと思っただけですがー。食べやすいもんだから、スープのみをグイグイと飲み続けてしまい、後半になると、汁が足りなくなってしまいました(汗)。
上品な加水微妙〜に高めのストレート細麺!しなやかな麺線と汁持ち上げの凄さ!
意外だったのは実は麺。個人的には濃厚煮干系には、パツパツっとして密度感が高いストレート細麺だと思い込んでた。ところが、もっとゆとりとしなやかさを併せ持つ風合いが印象的で、これは偶然の産物か、はたまた改良の結果なのだかは不明。この点もあって麺と麺とが寄り添い易く、スープの持ち上げがメチャ良い!。なので余計にスープを啜り食うことになって、麺を啜り終わった段階では、スープがほんんの少ししか残りませんでした。
淡麗系スープにも合うと思える、クスクスとした淡い歯ごたえ。濃厚スープの中にあって相対的にそう思えたのかもしれません。玉ねぎのみじん切りが引っ付き易く、奥歯で潰す時はクシクシと淡白に噛んでいるところに、時々シャリシャリとした歯ごたえが面白く、玉ねぎの汁が滲んで炭水化物の味わいに浸透します。濃厚煮干の中にあっても、麺の風合いは淡く感じ、質感高いと思いました。
肉の刺身か舟盛りか!?絶品過ぎる三種の肉達の共演が素晴らしい!
この店で、追加でチャーシューをトッピングするのは、激しくオススメです。豪勢な刺身を食っているかのごとくの迫力は、体験して損なし!これで+250円は、値ごろ感あり。
まず豚バラチャーシューが圧巻。炙りのテクニックがありありで、なかはシットリとした桜色の肉身がキープ。その歯ごたえたるや明るくモチモチとしていて素晴らしいの一言。塩味とタレの味わいが深く、周囲の脂身の焦げた部分が実に野趣に溢れて最高にうまい。脂身はとろけるようで、塩味が混じって甘く感じるのが絶妙。そして・・・皮を残したような炙り部分があって、ここが例えようがなく美味い。3切れもある。
鶏肉の胸肉も絶品。コンフィ状に仕立てられた薄味ですが、香味の黄色い油がかけられてていい感じ。これも肉厚なカットが大胆。それだけに、モチモチした肉歯ごたえは絶賛。これはここ半年で食った鶏肉の中でもトップクラス(豚肉もだけど)。
そして時々見かける低温調理の肩ロースのスライス。これが上品な塩気を微かに感じさせ、ナイフとフォークで食った方が似合っているのではと思うほど。しっとりさがこの上なし。これだけでもボリュームが感じられて幸せ。以上3種の肉は、煮干スープに入れることなくそのままダイレクトに堪能しました。そうすべきだよね、この質感なら。ちゃんと器の意味が感じ取れる展開でしたから、一見、インスタ映え狙ったような器に見えますが、ポリシーがあったのだろうと振り返ると思うわけです。
総じまして、「コンテンポラリーとゴージャス!そしてファンキーさがカッコよしな極上濃厚煮干麺!」
・・・と言う感じかしらん〜。今回は初訪問で限定メニューから入ってしまいましたが、こうなればデフォルトメニューも頂かねばなるまい・・・。また必ず参ります。サッポロ赤星が置いてあるのも確認したし、そいつで肉を堪能いたしたい!。色々重たい週末気分だったけど、これ食って痛快晴れやか!そんな感動を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
重い雲
なんのその
余裕と煮干し
リッチな時間
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
YouTubeにまとめてみました!
都市型集中豪雨はなぜ起こる? ?台風でも前線でもない大雨の正体? (知りたい!サイエンス)
- 作者: 三上岳彦
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/09/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
Mengshen 長傘 雨傘 24本骨傘 高強度グラスファイバー テフロン加工 水をはじく 耐風傘 撥水加工 ゲリラ豪雨 梅雨対策 KS07Purple
- 出版社/メーカー: Mengshen
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る