密かに復活・・・裏営業の「裏健やか」
ラーメン 裏 健やか （東京・JR三鷹） 味玉濃厚煮干 ＋ 炊き込みご飯 〜ラーメン食べて詠います
- ＜全体＞ 今の流行りか・・・チャーシュー別皿！マットな煮干濁りに明るい温野菜が秀でる麺顔！
- ＜スープ＞ まったりしつつ淡いぺトぺトした濃密感！苦味ニボ感軽やかいくして・・・クリーミー煮干し！
- ＜麺＞ 自家製麺：「健やか」らしいパツパツ感覚！ゆっくり湿り気を浸透させるが最後まで粉風味持続！
- ＜チャーシュー＞ 肉厚で密度感ある鶏胸肉！ハムのような引き締まりにスパスパ切れる歯応え！
- ＜温野菜＞ 濃厚煮干しと乾いた麺の間を取り持つ・・・ナイスな箸休め！
- ＜味玉にハズレなし！＞ トロトロ煮干し泥池に咲く一輪の蓮花・・・そんな上品清らかな仕上がり感！
- ＜炊き込みご飯＞ 鶏皮から滲む油と醤油の旨味が深く浸透！しっとり感とぱさぱさ感の両立！おこげが爆旨！
- 総じまして「ニボニボ感が実にクリーミー！表顔負け極旨裏煮干し！！」
それにしても、衛生管理の徹底ぶりは凄いね。入店するなりスタフさんが除菌スプレーを用意しておられ、手のひらにひと吹き掛けてくれる。それを手もみして広げながら慌てて乾かして・・・券売機の前へ向かいます。これまで考えてもいなかったが、券売機ボタンっていろんな人が触ってるよね・・・なんだか怖くなってきた：汗。そして席へ向かって券をわたして座るが、スタバみたいに客同士が密接しないように、椅子を一つ離れて座らせてくれる。ここまで徹底してくれてれば、むしろ安心だね！。今回も気持ちよくラーメンに対峙できそうです！。
＜全体＞ 今の流行りか・・・チャーシュー別皿！マットな煮干濁りに明るい温野菜が秀でる麺顔！
ご店主とNo２の方は不在。裏営業は、裏専門のスタフさんなのだろうか？。ユニフォームの濃紺ポロの半袖シャツも少し変化してるみたいだね。思えば昨年の夏の冷し煮干以来ですから、温かい汁系の本格煮干しは久しぶりです。ワクワクしてたところで割と早い目にj配膳を受けたのがこの麺顔！。
おおお！煮干の濃密感がアリアリと伝わって来るが独特な明るい黄土色スープ！。それは光で反射してもマットな質感もあり、濃厚煮干しといういつものワイルド感とはちと違う！。何だか色合いが明るく・・・上品な濃密さといった煮干感を受けてしまいます。またチャーシューは別皿に添えて、お盆に整然と乗っているところもお上品に感じさせすね。更に、とっても白さが引き立つ味玉に、黄緑色が明るくはえるキャベツの温野菜！それらが、ニボニボとは真逆の明るさを放ち、明暗くっきりした整いがあります。
＜スープ＞ まったりしつつ淡いぺトぺトした濃密感！苦味ニボ感軽やかいくして・・・クリーミー煮干し！
さてこのスープ・・・濃厚煮干名付けられると構えてしまうが、すごく食べやすくて煮干し嫌いな方でも、抵抗感が低いはず。ガツンと来る煮干特有の苦みではなく、香ばしさに忍ばせる苦味ってな初動感です。では薄いのかと言えばさにあらず、汁を飲み干したあとのゲップ感は、煮干しそのもので相当濃ゆい。それなりに濃ゆい煮干を丁寧な処理でグイグイと食わしてもらったイメージでしょう。
飲みやすいのはあまりベトベトとせず粘りは低め。ぺトぺトってな感覚の粘り感覚で、緩い飲むヨーグルトと粘り気はいい勝負かと思われます。恐らく相当煮干しに処理が丁寧かつ、粒子が細かいかと！。それに塩気が押さえられてるところが好印象で、ゆえに煮干し苦手でも抵抗感なく食えるかと感じた次第です。
そして麺からの風味の溶け込みが最後まであまり感じられないのもあって、終始同じ煮干感を味わえます。軽やかなニボ感覚にして・・・とてもクリーミーな煮干汁！。
＜麺＞ 自家製麺：「健やか」らしいパツパツ感覚！ゆっくり湿り気を浸透させるが最後まで粉風味持続！
新宿から西、中央線沿線の拉麺店では、指折りのパツパツさかもしれませんね。こちらはこのパツさに命かけてるって感じがして実に気持ち良い！。カタ麺主義者としては一目置かざるを得ません。全メニューこのパツさがテーマですからね！。特に濃厚なる煮干と来れば、パツパツ麺は、関東では当たり前なイメージ。ワクワクしてしまいます。
パツっとしながらも、咀嚼に従ってゆっくりと甘味を感じるような粉感がイイね！。そこに煮干の苦みと甘味も加わり一気に唾液がほとばしる瞬間です。ゆっくりと湿り気を浸透させますが、極端にも品やか物腰になることはなし。最初から最後まで一貫して粉風味の良さを楽しませてくれます。
和え玉がとても旨そう！注文率だいたい半数以上ですが・・・激しく葛藤したものの、今回はご飯ものに切り替えてしまいました。
＜チャーシュー＞ 肉厚で密度感ある鶏胸肉！ハムのような引き締まりにスパスパ切れる歯応え！
鶏肉チャーシュー。低温系のシットリしたタイプなんだが・・・まるでハムのようにギュッと締まった感覚ある作り込みです。別皿から麺丼へ移しこんで、多少温かみを与えてから食らいますが、引き締まり強そうな見かけのわりには、スパスパと軽く千切れて小気味良し！。分厚さは申し分なし！サイズ感もナイスで２枚もあるよ！。デフォルトでも相当楽しめます。
鶏肉にしては、噛めば噛むほど味わい深いところもあり・・・浸透液の塩気がむしろ甘くも感じられるほど。熟成っぽい風味もあって旨み度が高い印象！。これは酒であてたいじゃなか！。嗚呼・・・この店、酒のラインナップを増やしてもらえんだろうか・・・。
＜温野菜＞ 濃厚煮干しと乾いた麺の間を取り持つ・・・ナイスな箸休め！
家系のそれよりは湯通し長い目かと。キャベツが本当にキレイな緑色。淡い歯応えのあとは野菜らしいフレッシュな甘いが口のなかに炸裂です。マイルドな煮干とは言え、それなりの濃厚さですし、またパツパツ麺でアゴも少し疲れたか？。やわらかくてスレッシュな甘味は本当に箸休め的な感覚でいいね！。ヤサイマシってのがあるのだろうか・・・次回聞いてみようかしらん。
＜味玉にハズレなし！＞ トロトロ煮干し泥池に咲く一輪の蓮花・・・そんな上品清らかな仕上がり感！
味玉のイメージをすっかり失念しておりました。こんなに旨かったんですね。濃厚煮干麺だから、ぐぐっと出汁が深く染みこんでマチュアな卵黄でニボ感を受け止めると思ってたんですが、その真逆。薄目の出汁がゆったりと浸透したようで、素材と一体化した旨味はあれど、全体的にはフレッシュ感も残っており、まるで塩味玉のようにイキイキと楽しめました。白身のフルっとしつつ締まった弾力もいいし、ネットリした卵黄のとろみも絶妙！。嗚呼、やっぱり味玉にハズレなし！。
＜炊き込みご飯＞ 鶏皮から滲む油と醤油の旨味が深く浸透！しっとり感とぱさぱさ感の両立！おこげが爆旨！
ここの炊き込みご飯は好きなのです。炊き込みご飯と言えば、ほっこりした出汁感や野菜の甘味や肉の旨みが、ジットリと米に染みこんだ旨さ！。優しさが本当に染み入る旨さでどこかしら女性的な印象かと。ところがこちらは男性的な炊き込みご飯でダイナミックな旨さが生き生き。
例えば、具材の鶏皮の脂がジットリと滲みだして、醤油と絡む旨味で炊き込まれている。そして所々でおこげが発生してる上に、全体的にはパラパラと・・・炊き込みご飯にしては面白い柔らかさです。三つ葉をあしらって上品そうに装ってますが、男の飯！男の炊き込みご飯ってなイメージがピッタリかと。ここに２～３度来るなら、一回は食っとけとオススメしたい。たまに神のタイミングがあるから超ウメェーっすから！。
総じまして「ニボニボ感が実にクリーミー！表顔負け極旨裏煮干し！！」
・・・と言う感想！。三鷹駅界隈での飯やラーメン活動には、リストに加えておいて損はなしです。特に「かたい麺」が好きなら絶対に訪問した方が良い。裏にかぎらず表営業も然りですが・・・基本的に何食っても旨いので、こだわりなくても是非とも激しくおススメ！。旨し！なので・・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。
