ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン3340】 麺ダイニング ととこ (東京・神保町) 特製つったい〔冷たい〕ラーメン 〜接客もさることながら味・風味・食感全てが優しい凝縮なる一杯

<ハートフルな山形県民性が伝わるような一杯>
 
 暑さも峠を越えた?ようなニュースですが、いやいやどうしてどうして・・・うだる暑さの神保町。家族は親戚たちと、夏の避暑へと草津温泉へ出かけたのを見送って、私は午後から休日出勤の準備です。なんなんだこの差。まあ、普段勝手ばかりさせてもらってますから、こう言うのもアリなんでしょう。あまりにも暑いのでまだ、温かいラーメンを食う気になれず、狙ってみたのが山形のつったい(冷たい)ラーメンです。東京で山形ラーメンと言えば、ここ「麺ダイニング ととこ」さんです。近所にはカレーの有名店「エチオピア」があり、この陽射しが強い中、行列が発生してますが、美味いものへの執念は、カレーヲタクもラーメンヲタクも変わりありませんね。
 

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 入店してもう食うものを決めてますから、オススメのつったいラーメンをお願いします。するとご店主が丁寧に、色々ありますからとまずはアドバイスをいただきました。さすが専門店。つったい系の中でも、デフォルトの他に「さば・生姜・梅」など種類があって、またトッピングの種類が非常に多い!。こう言うときは、素直におススメを伺い直して、結局基本形で色々トッピングが楽しめる「特製つったり(冷たい)ラーメン」とさえていただきました。
 
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 この店は2回目の訪問。酒の充実ぶりは知っておりまして、なかなか日本酒のラインナップが見事であるほか、ウヰスキーやカクテルなども豊富です。本来なら、ビールと麦ごはんを追加したいところですが、週末は仕事のストレスから飲みすぎて二日酔いの連続でして・・・・今回は素直にラーメンだけいただくことと自重いたします。
 

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<キンキンに冷えつつも柔らかな甘みがナチュラル!酸味もものすごく柔らか!>
 
 しばし待つ間、酒のリストを見て過ごします。ほとんど知らない銘柄ばかりですが、私実は無類の「十四代」好きでして、一応そんなのも今後のためにチェックしときます。昔、聖蹟桜ヶ丘に住んでいたときの近くの酒屋が、十四代をずらりと揃えていたため、その頃からのファン。再訪でリベンジさせてもらいましょう。そんな決意をしていたところで、配膳が完了。奥様がこれまたご店主以上に丁寧に差し出してくれました。それがこんな麺顔。
 

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 おおお!さすが有名店の特製つったい!。トッピングが見事!食用菊があしらわれてそれだけでも上品な質感が高まる。それだけでなく、鶏肉の炙り、つくね、きゅうり、プチトマト・・・そして家系ラーメン級の分厚い海苔が実に勇ましいです。ところどころ揚げ玉も浮いてたりして、実に好みに合いそう!。そして何よりも氷の透明さが夏らしさを感じます。
 

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 これは食う前から旨いとわかる雰囲気ですが、まずは落ち着いて味わいましょう。その醤油スープはこれまでの経験では、さっぱりとした牛骨っぽい甘さが特徴のはず。神経を集中して確かめますが、まさしくその通りなれど、甘さがとても今までの中でも柔らかく、味醂のような色気が低い甘さです。鶏のエキス感もすっきりとしつつも芳醇。氷にはその脂がへばりついたようなクスミが見て取れます。魚介の旨味もしっとりと浸透していて、落ち着きのある後味。またどこかしらフルーティーな風味も寄せますが、これが何なのかが不明。後からウンチク書きを確かめると、リンゴ酢の余韻なのか?とか邪推してしまいました。
 

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 個人的にハマったのは揚げ玉。蕎麦屋でよく味わう醤油出汁に浸る揚げ玉と同じような喜びがあります。しかしここでは冷たいためか、最後まで湿り切らずにカリカリサクサクっとした歯ごたえがキープされる。このため、スープを味わうとグラノーラを食っているかのごとき、歯ごたえも楽しめます。噛むと油の甘みも加わり、いつまでも楽しくて旨い。
 

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<極細ストレートの多加水麺!強く引き締まる全粒打ち込み!クツクツ感が堪らない!>
 
 麺がめちゃめちゃ風流で泣ける・・・。全粒粉打ち込み度合いが高く褐色です。また透明感があり、多加水らしい明るさが好印象。極細系な麺なので、一見蕎麦麺か?と見まごうかもしれません。全体的に強く冷やされている麺なので、極細とは言え頼りなさは皆無。むしろ強い引き締まりが印象的で、クツクツとした強い歯ごたえあるので、ハードな麺と感じます。
 

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 噛みちぎるのを意識的にして食っていく感覚。前歯でのクツクツした歯ごたえのあとは、奥歯での潰し。ここも束になったそれを横ずらししながら噛み潰すのですが、汁をあまり吸い込まないのもあって、噛むたびにゆっくりと炭水化物と旨味が結合してゆくイメージです。滑りが非常に良い反面、あまり飲み込みやすくないのは、こういった理由で、しっかりと味わってから喉奥へと落とし込む感覚。喉越しのシルエット感も割と明確に伝わるので、山形系の麺は独特の印象を残します。
 

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<炙りたてのホットな鶏肉!作りたて感が有り難く質感高いトッピング達>
 
 奥様が「鶏は炙ったばかりで、せっかくですから温かいうちにお召し上がりください」とおっしゃった。素直に従いまずこれを食いますが、炭焼きの香ばしさが実によく伝わり、山形系では意外に柔らかさを感じる肉でした。これは・・・・やはり日本酒と合わせたいかも。己の二日酔いを恨んでしまいます。
 
 

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 つくねもまた、ほんのりと温かみを残しており、味わいは優しく淡白ながら、十分な旨味を感じます。特製らしく2つも入っているのも嬉しい次第。きゅうりやトマトもいい感じですが、やはり食用菊の風味が上品でいいね。味がしないようで、ちょっとした苦味を感じさせて、甘さが占める味わいの中では、いいアクセントとなってます。
 

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 海苔がいいね!。これはあっさりしたメンマを海苔で挟んで、麺を絡めたり、また鶏肉も合わせ挟んだりしながら楽しみました。家系並みの肉厚な感じで風味がいい。この海苔だけで日本酒を味わうと言うのも良さそう。嗚呼、やはりここは酒を飲まないと後悔する店だった・・・。
 
 
 
 総じまして、「接客もさることながら味・風味・食感全てが優しい凝縮なる一杯」と言う感覚で、これはこの夏と限らずいつでも食べたい!。ひょっとして夜の方が賑わうのか?。ラヲタのオフ会にはもってこいのお店と言えましょう。次回は「純米吟醸 十四代」と共に味わうつもりでおります。この後気持ちが良くなったので、真夏なのに近くのスポーツ屋で、スキー用品を見て回ってから帰宅。気持ちまで涼やかになっていい休日でした。そんな爽快な気分を忘れないように、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   ほのぼのと
   熱る体も
   鎮めけり
 
 
   猛暑も嬉し
   つったい拉麺
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!
 

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