ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3273】 鮎ラーメン 二子玉川店 (東京・二子玉川店) 鮎涼ラーメン + 二口地酒(岐阜蓬莱) 〜鮎のフルコース!シニアも喜ぶプチ懐石ラーメン!

<リッチなリタイヤ世代の街?で食らう初夏の味!>
 
 売り切れ必須の一杯を求めて二子玉川へ。ショッピングタウンと言う感覚ですが、都心に比べて多摩川のパワーもあってか!とても優雅に時が流れる感じがします。この辺りも高級な住宅地があるのか? リタイヤ世代が多く闊歩し、着ている服もオレよりはずっとおしゃれ〜。60歳くらいの方が、ホワイトデニムのパンツ履いて、奥様と散歩飯と言う感じですよー。いくつになっても枯れないオヤジに憧れるー。
 

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 そんな普段着ハイソな方が、地元のお気楽昼飯感覚で集まるところに、こちら「鮎ラーメン」さんがあります。開店前にはすでに行列発生で、一巡目を逃しました。
 

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 お昼は、「鮎涼ラーメン」一本らしい。とは言っても単品メニューではなく、ご飯やお漬物などとセットになったメニューで、このため少しだけお高い価格設定。行列の雰囲気もラヲタと言った同業者の香りはせず、そのかわりに鮎を焼いている芳ばしい香りが、店前に漂っております。若いご店主の一人オペレーションで、客回転はそこそこ大目に見てあげましょう。そのかわり、きっと満足度が高いものが提供されますので。
 

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<二合じゃなくて二口地酒:岐阜蓬莱>
 
 メインは「鮎」です。今回だけは、ラーメン気分ではありません。初夏の旨味と言えば鮎もその一つ。地酒をやりながら食うしかないでしょう!。そんな気分で地酒「岐阜蓬莱」を頂きます。ただし、お安い割に二口程度しかないので、待つ間はチビチビとやって、後にとっておきます。ところがうまいから、ブレーキが効かなくなりそう。純米らしき芳醇な肉厚さも感じる酒ですが、しつこくない。とても辛口らしいキレを感じる酒でハマる。と言うか・・・・やばいやつかもよ。
 

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<つけダレは、「鮎の煮こごり」とは恐れ入った!特製鮎出汁で割る旨さもナイス!>
 
 座った場所に、鮎涼ラーメンの紹介があったのと、隣の女性客向けにご店主が食べ方を説明しているのを聞いていたので、難なく一通りベストな堪能をさせて頂きました。配膳の瞬間からして豪勢で、食う前からイケてるやん!と思ってしまう。
 

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 まず、つけダレが「鮎の煮こごり」と言うので度肝を抜かれてしまいます。これまで鮎のは食ったことなく、涼やかなジュレっぽい質感が何とも上品。我慢出来ず少しダイレクトに味わってみると、鮎の風味が確かに香り、そして絶妙なる塩気と出汁加減で、思わず唸りますよ。
 

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 そして麺にめちゃめちゃ絡むから、食が進みまくる〜。この調子で行くとすぐに底をつきそうなのだが、そこは計算づくで、土瓶に入った「特製鮎出汁」を、半分くらい減ったところで継ぎ足し入れるのだそう。つまり二段階で鮎出汁が楽しめるわけです。さらに驚くのは、この土瓶の鮎出汁は、温かいのかと思ったら冷えてる!。冷たいものを冷たく頂くと言う と言う基本もあるが、 温かいと煮こごり感が失われるための配慮だと思いました。
 

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<特製ボコボコ麺!引き締まったモッチリ感もさることながら、煮こごり絡んだスベりがナイス!>
 
 ご店主作成の説明書きでも「ぼこぼこ麺」とご紹介。熱を取り締めているので、歯応え感がとてもクッチリしているが、硬めのモチモチ感がキープされていて、食べ応えを感じます。また縮れは鮎煮こごりを遠慮なく絡め取るので、つけダレとの相性、全体的なコンセプトとも非常にマッチしております。
 

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 前半はどうしてもジュルジュル〜っと重めの啜り上げになりますが、濃ゆい味わとハードな弾力で、ワシワシと食べす進めて行く感じ。後半の出汁で割ってからは、ざる中華感覚でズボボボボボボッボッーーーっと勢いよく、痛快に啜り食えます。そのあまりの変化ぶりに、隣の女性客の目線を感じてしまいますが、もし妻がいれば「お里が知れますわよー」と冗談かましてくるだろうなと、いつもの食卓を思い出してしまいます。
 

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<鮎の一夜干し!頭からガブリと食らい、地酒で流すと極楽至極!>
 
 鮎は小さい子供の時から食卓に上がってた懐かしい魚。川魚は実家ではよく食ったのです。鮎は今ほど高級でもなかったしね。だから、鮎の塩焼きの骨を外すのが特技?だったりするんですが(ちっぽけな特技)、こちらの提供は一夜干し。頭から丸ごとかぶりつきましょう。旨味や香りが一夜干しで濃ゆく感じるし、また肉も柔らかく保たれて旨し!。歳を重ねると、こういうのが特に旨く思えてならないねー。塩焼きがベストと思っていたが、一夜干しも捨てがたしです。これを食うためにとっておいた地酒を、鮎の後味の後に流して飲み干します。鮎の骨酒を思い出すー。
 

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<香り楽しき鮎の飯!鮎フレークと笹の香味を楽しんだ後は「鮎出汁茶漬け」!>
 
 まだまだ楽しみは尽きない。ご飯は、鮎の出汁で炊いてあるのか!と思うほどに、ほんのりと鮎フレークが香りを添えます。そして青笹の香りが移って、夏の清涼感と野趣を感じさせる。もちろんこのままでも、十分に美味しいんだが、特製鮎出汁と鮎煮こごりで割ったのを流し入れて茶漬けにしましょう。ご店主のおススメは、さらにお茶(特製花茶)を少し入れること。素直に従うと、茶の風味が更に全体に落ち着きが生まれ、締めとしては格別になります。
 

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 最後は、赤カブのお漬物と、特製花茶でエンディング!。嗚呼満足哉。
 

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 総じまして、「鮎のフルコース!シニアも喜ぶプチ懐石ラーメン!」と言う感覚でして、50歳を超えたら、一回食っとけですよ。この内容で 1,200円 は、まさにお値打ち以外何ものでもありません。高島屋にもいい店や高級店がテナントで入っており侮れませんが、足元にある美味いものは地元民も通うほど。お買い物ついでにいかがでしょう。と、まあ応援と宣伝をしたところで、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   週末の
   悠々流る
   玉川で
 
 
   鮎麺旨し
   歳も噛み締め
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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YouTubeにまとめてみました!
 
 

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