ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3474】 煮干しつけ麺 宮元 (東京・蒲田) 特製濃厚煮干しそば 〜もはや蒲田の味!代表格すら覚える極上濃厚煮干しそば!

久しぶりのニボシ禁断症状!風格感じる濃密煮干し!
 そう言えば・・・最近濃厚煮干を食ってない。そう思い浮かんだらもう頭の中は、濃厚ニボニボ煮干そばのことで頭がいっぱいです。空腹感も出てくるともう仕事が手につかなくなる。いわゆる煮干の禁断症状というやつで、これは早く抑えないとイケません。ちょっと昼からの外出機会を、調整して前倒し。途上にある思いつく2店舗の内、一番近そうな店をピックアップしたのが、蒲田の「宮元」さんです。
 

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 もうこのエリアを代表するラーメン店/つけ麺店ですし、また煮干というカテゴリーでもその名は関東にとどろいております。当然開店時間前には待ち行列ができてるのが当たり前。個人的には、昼が遅くとても遅くなっても営業してくれてるのが嬉しく、一時期はよく顔を出していたものです。今回は開店時の混雑が丁度収まったスキマに、すんなりと潜り込むことができました。
 

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 入店するなり、相変わらず体育会系のような大きな声のお出迎えがいいね!。すごいなと思うのは、ご店主自ら先頭を切ってのお声がけだし、調理で忙しくしていようとも、必ず顔を目を見て笑顔を返してくれるところ。これは、なかなか継続するのは難しいもんです。そんなトップの姿勢があってこそ、店の中はいい緊張感がみなぎっていると思われ、まさしくホスピタリティも濃厚なわけですな。そんな気分もあって、今回は「特製濃厚煮干し」とさせていただきました!。
 

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スープの一口目からズドン!と感じる濃密さ!心の中でガッツポーズな煮干し感覚
 
 時間が無いときは、ここではラーメンがいいですね。ほぼ「つけ麺」のオーダーで占められるため、ラーメンは一気にごぼう抜きで配膳が進みますから。ちょっと仕事のメールをチェックして待ってたら、それに集中してしまい、気が付いたらちゃっちゃと配膳が完了していたという感じです。そんなオレを驚かせた一杯は、こんな麺顔。
 

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 おおお!何とも充実感と存在感ある麺顔。もはや置き物にして床の間に置いても違和感ないプレゼンス。濃厚煮干そばの完成美すら覚えます。濃厚なスープは煮干をイメージするに十分のモスグリーンを漂わせ、そしてその光沢は芳醇濃厚なる豚鶏の煮出しエキスを感じます。何よりも煮干の香ばしさが熱気で揺らめき生唾が滲む。チャーシューや薬味にも置き方や色合いに気が配られているのが、実に理解しやすい。
 

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 もう分かっている味なんだが、やはり一口目は気合が入るね。空腹とニボシ禁断症状が重なった震えるレンゲでいただくと、それは口に含んだ瞬間からズドン!と頭の中で音がしたような腑の落ち方。これほどまでに濃厚な煮干感なのに、煮干特有の嫌味な苦みがなく、むしろ苦みこそが旨みと感じさせる説得力がありましょう。塩気で煮干旨みをグイグイと引っ張っているにも拘わらず、塩っぱいと感じない。むしろ香ばしさと映る。
 

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 煮干にばかり注目してると、口の周りの貼りつきに気が付います。これはかなりのコラーゲン量と思われ、鶏モミジと豚のエキス感を深く感じます。これがベースとなってるので食べごたえがあるし、いろいろな尖りある味を吸収しているのでしょう。非常に旨みが分厚いと感じさせます。
 

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 薬味は単なる飾りつけじゃなく、しっかりと機能してますね。玉ねぎは白と紫の二種刻みとなっており、シャリシャリと絡みと香りを感じます。若干苦めな玉ねぎに感じましたが、それがまた濃厚煮干にとっては好都合。早々に全体に溶かしていきました。また後半には少し一味唐辛子を投入するのも面白い。決して味に飽きるわけではないけど、変化を楽しむのも一興です。
 
 

 

 
 
やっぱ好っきゃねん!パツパツ低加水ストレート麺の乾いた風合い!
 
 濃厚煮干や博多系豚骨から遠ざかっていたため、実に久しぶりに感じた低加水のパツパツストレート細麺。実にうまく感じました。しっかりと芯を感じる短い茹で上げで、オレが食うのが早いためか、最後のほうまでしっかりとそのグルテン・粉の風合いが楽しめました。非常に質感の高い麺で、これなら大盛でもよかったのだが・・・なにせ濃厚スープだったもので忖度してしまった。
 

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 本当にストレートさが美しいので麺と麺とがよく絡み合い、スープとよく絡む。いわゆる持ち上げがいいというタイプで、薬味の玉ねぎまでかなり引っかけて持ち上がります。ズボボボ―っと啜るといつもより重く感じるスベリがまた楽しい。スープの絡みと濃厚さをしっか受け止めて、クツクツと前歯で千切る。奥歯へ運んでプレスして、潰したあとの風味と汁の苦味を合わせてゆく。まさしく日本独自の発展型ラーメンと感じますねー。
 

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極上の2種チャーシュー!低温と炙りのコンビネーションにも変化あり?
 
 いつの間にかレアチャーシューに変わったんですよねー。当初はなかったイメージですが間違ってたらごめんなさい。低温調理のチャーシューはもう珍しくありませんが、煮干と生っぽい肉が果たして合うのだるろうかと最初は思ったもの。しかしここではあえて、肉を煮干タレに絡めて沈めてから食いたいと思えます。実にナチュラルな肉味と薄味に、煮干ビターな汁は、まるでソースと肉のように相性良しです。今回もっと感心したのは、ばら肉のほう。周囲の焦げめの入った香ばしさが格別で、まさに飯にも酒にも合う肉仕上がり。これも薄味で肉味自体で勝負してるようです。また噛み応えもあって、いい焼き鳥食ってるような気分にさせます。
 

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味玉にハズレなし!出汁浸透に甘味を感じる濃密タイプ!
 
 本当にどのパーツも完璧ですな・・・。味玉は唯一「甘め」の味わい。ゆっくりと深く染みこんだ出汁が、卵黄を熟成させたかのような甘い風合いに仕上げる。トロトロしてる部分と、スカスカしている部分が見事にグラデーションしており、舌ざわりとしてペットリ貼りつくところを、ニボニボ苦みなスープで絡めて剥ぎ取るようにして、ゆっくり味わいます。旨し・・・・嗚呼、味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「もはや蒲田の味!代表格すら覚える極上濃厚煮干しそば!」
 
 ・・・と言うしか思いつきませんなー。ここはあっさり系も当然あるんだけど、どうしてもこの濃厚に惚れてるから、いつもそれにしてしまう。たまには店の中だけで浮気をして他を食ってみたいものです。煮干禁断症状がひどくならない内にまた訪問します。そんな中毒性を感じつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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