ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2755】 ラーメン二郎 川越店 (埼玉・川越) 小ラーメン・ニンニク

<今宵も二郎の夢を見る・・・だから春眠暁を覚えずなのだ>


 大勝軒巡りの影で食いました。川越に新しく二郎ができたということで、嬉しさ反面、焦燥感を覚えてしまいます。二郎は、札幌店ができた時点で、二郎制覇の夢は諦めたのですが、せめて関東くらいは平定したいと、昨年の春に猛突撃を重ねておりました。自己満足の関東平野制覇が、ここ川越店ができたことでそれが崩れたので、急いで突撃した次第。二日酔いの体をひきづって・・・開店1時間前に到着したものの、すでにすごい行列。なんと一時間半待ってようやく小ラーメンにたどり着けました。







 二郎の風景も変わったものだと思うのは、最近は普通に若いお姉さん店員さんが活躍しているもんねー。スープと茹で釜はご店主担当なのだけど、コールの受付と盛りはそのお姉さんがしっかりハキハキと対応してくれる。二郎も働き方改革を進めているようないないような・・・・妄想しながら配膳をぼんやりと待っていますと、コールを促されたところで我に返った。今回は、ヤサイマシなどせず、デフォルトにニンニクとさせていただきました。


   







汁:「美しその麺顔!そしてパンチと言うよりマイルド感ナイス!カネシ控えめの塩気と脂の甘み!とゞめは野菜の汁?」


 うおー、久しぶりの二郎だ!最近は大勝軒しか食ってないから、ものすごく新鮮に感じるのか、とても美しい麺顔に見えてしまいます。ヤサイはまるでコニーデ型火山のように美しいフォルム。そして優しい緑に包まれる。豚の整形がまるでシンメトリーのように美しい。富士の宝永山に当たる位置には、ニンニクが力強く添えられている。素晴らしい・・・お姉さんの盛り付け。









 先客のコールを聞いていると、比較的「カラメ」が多かったように思えます。カウンターにもカネシがあるのですが、そのまま味わうと確かにマイルドなイメージ。ラードの層が分厚くあるものの、スープ自体の色合いとサラサラさからすると、乳化はそこそこに抑えられた醤二郎のような感覚。だから今回はなんとスープもある程度飲み干しす寸前まで行けてしまいました。あとからカネシを少々加えて味調整しましたが、いつもと違うとしたら・・・ひょっとして野菜の甘みが芳醇なので、その影響もあるのかと勝手に妄想を重ねます。







 また食いだすと結構に麺からのエキス濁りが、ブワッと広がる。そこがまたマイルドに加速させる部分でもあり、また味のカオスを深めるところでもあるので、個人的には好きな流れ。やはり旨味成分には炭水化物も加わると嬉しいものです。







麺:「重めのスープエキスを乗り越えて・・・オーションの風味すら覚える旨味ワシワシ麺」


 こちらの麺は、私の二郎イメージに近いものでして、しっかりと太めでゴワゴワっとしています。表面は薄くヌルついていて、スープの浸透もしやすいタイプか。密度感は中の上という感じで、しっかりしたグルテンの風味、いやはっきりとオーションの香りすら覚えるところがうましです。







 ワシワシと半すすりで口の中へと運び、前歯を当ててクシクシっとちぎると途端にオーションの風味が遠くからやってくるような・・・そんな錯覚。スープがマイルドだから余計にそう感じたのか。奥歯でプレスする楽しみも格別で、クニクニっと横ずれして潰れて行きます。喉越しというより、嚥下のシルエットが大胆という食感で、こういうのは二郎系でしか味わえない。久しぶりの二郎だったので興奮したー。





豚:「質感高いロールチャーシューうまし!お土産で持って帰りたい!!」


 ワイルドな肉もいいけど、こういうしっかりと作り込みを感じるタイプも良いね。しかも分厚い!周囲のバラ部分はカネシが程よく染み込んだ上に脂がふるふるとしていて、噛むというより歯を当てるとほどけていくような・・・そんな柔らかさ。肉繊維部分は薄味で、スープの浸透が深く、そこだけカプッと噛み付くのは、ある意味贅沢を感じます。ウヒョー・・・これは、小豚でいくべきだったかも!









ヤサイ:「ネ申ヤサイ!?キャベツ含有量の多さゆの甘みとヘタッた歯ごたえがたまらん!」


 二郎でヤサイにいいイメージ持ってないのだけど、個人的には「神」でありました。キャベツの含有量がハンパない!。4割はキャベツという感じで、ヤサイだけ食べても十分に甘くてうまい。だからカネシをかけて少し味変化させるのだが、これがまた良い。甘い上に少し辛い味たすと、無限に食えそうな気がする。









 総じまして、「再び関東平野制覇の自己満足!いやそんなことより・・・・君は薔薇より美しい!!」と言うことで見栄っ張りと応援気分を織り交ぜたまとめ方でごめんちゃい。いやー、自宅から川越は遠いけど、ここはまた来ないとイケません。実家のある京都にももうすぐ二郎ができるらしいけど、なぜかそちらも気がそぞろ・・・(二郎は箱根を超えないと思ったのに、いきなり関ヶ原も越えた)。そのうち、また二郎シリーズでもしようかしらと思ったけど、医者から止められそうなんでそこそこにしときます。それにしても、当分はこの行列フィーバーは終わりそうにないですね。もすこし落ち着いた頃に、綺麗な次郎をまた食おう・・・ということで、埼玉に二郎復活を祝って詠います!。



   彩の国
   再び二郎
   舞い降りて



   豚骨かほる
   小江戸の春哉



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


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