総帥喜寿祝!前橋新店舗!益々盛り上がる二郎・・・今日も活気に溢れる
- <全体> まさにイメージ通りのガッツリスタイル!コテコテ脂にヤサイのコニーデ・・・ニンニクパンチ!
- <スープ> いつもながらオイリーに責めてくるチョイ非乳化系!?カネシもじんわり響く醤二郎系旨味にヤサイが溶ける
- <麺> 今回はカタメを所望!オーションの風味感がしっかり香り汁吸い込んでデロデロとうねる楽しさよ!
- <ヤサイ> いつもんがらキャベ率の多さが印象的!ちょいとクタり気味でしっかりヤサイに甘さを感じる逸品!
- <豚> お!?当たり??解れる肩ロースに中くらいのゴロゴロ欠片が3つほど!肉味キープな塩加減がナイス!
- 総じまして「聖地ならではのやさしいオーラ感!時代を越えてファンを生み続ける三田のランドマーク的ガッツリ麺!」
10月27日ラーメン二郎 前橋千代田町店OPEN!そして総帥の喜寿!ラーメン二郎三田本店にはそんな情報が溢れており、何だか活気も感じるみたい!って思ってたら、屋根が新しくなってたのね!店の中は変化ないけど(笑)。久しぶりにお昼の部にやってきましたが、今日も元気に総帥は奥でスタフと客を見守っておられます。時々腰のストレッチをしてみたり、寸胴や麺茹でのチェックや客への声かけなど・・・余裕でございます。
それにしてもこのご時世・・・小ラーメン600円は嬉し過ぎ!。この変わらぬ姿勢がいいね。そして変わったことはラーメン女子の増加は二郎本店にまで!。義塾の生徒だけでもあるまい、デート的な客もいたりして、随分とジロリアンのすそ野も広がったものです。
<全体> まさにイメージ通りのガッツリスタイル!コテコテ脂にヤサイのコニーデ・・・ニンニクパンチ!
この日は先方の都合で打ち合わせが一時間早まってしまい、11時30分で田町で放置されてから向かいましたが、割と行列少な目で12人目に連結。行列開始から30分余りで着丼。まぁすんなりと食えたほうですな。そんな麺顔はこんな感じ。
おおお!三田本店の麺顔もどこか特徴的!個人的にはヤサイのどこかにキャベツの存在をチョイ多めに感じる上に、全体的には汁がオイリー。多少の強弱はあるのだけど、今回もだいたいそんな印象から外れません。前回2年前訪問時には、ニンニクが行者ニンニクに変わっておりちょっとびっくりしたんだけど、今回はいつもの馴染みあるイエロー刻みに戻ってました。オイリーと知っていながら「アブラ」コールですが、醤油ダレに染まっていない寸胴ダイレクトな脂ですので、白くて粒が大きくトロトロ・・・。これ食うとほぼオレの腹回りに付くのかなと頭を過ると背筋が寒くなります。
<スープ> いつもながらオイリーに責めてくるチョイ非乳化系!?カネシもじんわり響く醤二郎系旨味にヤサイが溶ける
レンゲないので正しく透かして見れないのですが、表層にかなり脂の層が覆っているように見えて、その直下にカネシのブラウン色合いが広がるイメージ。天地返ししだすとオーション麺の成分が攪拌されて濁って見えますが、これは乳化とは別のように思えます。比較的非乳化系と感じておりまして、口当たりが良くゴクゴクと飲める一方で、一気に胃袋が重くなるタイプかと。またカネシの色合いが映えるところなどは、醤二郎系にやや傾いたかという印象です。いやいやここは本店なのだから、方向性とか傾くとか言わずとも、これが基準!と言ってしまえばそれまでなんですがー。
また天地返しをすると麺と同じくヤサイも攪拌されますが、この汁も実はスープにそれとなく溶けてると思うのはオレだけ??。後半になればかなりヤサイはクタってくるので、このヤサイエキスは少なからず旨さに響いてると思える次第です。特に今回はヤサイマシにしたから、そんな感覚でグイグイとスープを楽しむオレです。
<麺> 今回はカタメを所望!オーションの風味感がしっかり香り汁吸い込んでデロデロとうねる楽しさよ!
わりと「カタメ」と告げる客が多し。それにつられてカタメにしてみました。本店が基準とは言え、何となく少しスリムにも見えてボコつきや捩れが柔らかなフォルム。前歯を麺に突き立てた瞬間に、オーションらしい力強い風味が広がります。薄皮一枚だけ汁を吸い込んでますが、やがてゆっくりと汁浸透を許します。こちらはデロデロっとした柔らかいイメージでしたが、特に今回のカタメは上振れではないかと思うほどに、自分のツボにドンピシャ!。前半はヌツヌツっとしたコシ反発を奥歯で潰しながら味わい続けます。
わりと早く浸透が始まり、中盤以降はやや柔めに変化。この時点から背脂との絡みが一気に進み麺の「汁と一体化した旨味」が広がります。ヤサイと食うと特に甘味が増すイメージ。汁吸い込んでデロデロとうねる楽しさよ!ちょっと麺量が多く感じて、自分の腹回り感覚では300gオーバー・・・320gあたりかな?。秋深まれば食欲も深まりまして、最近難なく食えてしまう自分が不安です(汗)。
<ヤサイ> いつもんがらキャベ率の多さが印象的!ちょいとクタり気味でしっかりヤサイに甘さを感じる逸品!
心持ちキャベツ多め。2割くらいはあったかというイメージで、ヤサイを食うと普段ならモヤシしか感じないところを、ここではしっかりとキャベツの甘味を感じます。また全体的にクタり気味なところが功を奏して、野菜の甘味がしっかりと咀嚼で染みわたる印象・・・ハッキリ言って旨い。
いつもはシャキシャキしたのが好みなんですが、総本山のオーラに気おされたか・・・妙に旨いと感じるではないか!。これも総帥のオーラなのか(笑)。
<豚> お!?当たり??解れる肩ロースに中くらいのゴロゴロ欠片が3つほど!肉味キープな塩加減がナイス!
おいおい・・・豚が当たりな気分ですよ。割と小ぶりで締まりをイメージしていたオレですが、今回はデカくて厚いの肩ロースが一枚と、あと中くらいの固まりがゴロゴロと3つほど埋まっておりました。ボリューム的には満足だったし、小豚にしてたらちょっと遭難リスクで危なかったかも・・・。
どれも歯応えありつつも十分に柔らかく、脂の甘味とカネシの塩気と、肉本来の旨味がバランスとれた逸品かと。これでもう少し見栄えが良ければネ申豚か、その手前だったかと感じるのでした~。
総じまして「聖地ならではのやさしいオーラ感!時代を越えてファンを生み続ける三田のランドマーク的ガッツリ麺!」
・・・と言う感動。客が帰るときの「ごちそうさまでした」という言葉に、いちいり大らかに言葉を返す総帥。また最近多い女性客には席の誘導もされておられ、まさしく存在感そのものが二郎それといったプレゼンス。喜寿になられて伝説はさらに高まるといった感覚です。これは定点観測じゃなく「巡礼」としてまた来たい。ともあれ幸福な一杯に感謝を込めて・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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