ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2385】 中華蕎麦 とみ田 (千葉・松戸) つけそば


<私をラヲタの世界に引きずり込んだ店>


 確か関西へ転勤する前ころに、初めてラー友に紹介してもらったのがきっかけ。当初は、カウンターで、つけそば食いながら、待ち合わせも出来るくらいだったのです。今だと想像できないけどー。その当時から、凄い一杯だとは感じておりました。その後私が転勤したある日、関西テレビシャンプーハットのテツジさんが、「皆さん、つけ麺って知ってまっか? スープ割りって知ってまっか?」と昼番組で紹介してたっけ。そこから関西でもつけ麺がブレイクするのでした・・・・。そして関西から、東京に出張する度に、「中華蕎麦 とみ田」に通いつめる日々が続きます。その時は、ラー友には泊めてもらったりして本当にお世話になりました。今更ながら感謝!。そのラー友を喜ばすために、関西に帰ってラーメンレビューを開始した次第。つまり、この店が私のラーメン活動の原点なのです。








 もう当時は、行列のイメージが強くて、最高で炎天下で2時間半待ったっけ。スマホもなく、ただくだらない話をしつつ、食ってる時は無駄口は叩かず一心不乱。量が多すぎて「もう食えん!」と途中で箸を投げ出すと言う暴挙も致しました。ここを起点に、初期の「兎に角」「松戸二郎」、そして「まるき」などを探訪しましたな・・・・。今は、整理券形式になって随分と行列が改善しました。改善といえば、同じつけそばでも、いろいろ工夫と進化がされ続けており、遍歴は過去レビューに一度まとめたので、ここでは割愛します。日本一のラーメンは、決してあぐらをかくこと無く、日々変化を繰り返しているのですねー。












【現時点の濃厚豚魚完成形!魚粉の甘味と醤油の香ばしさ、豚骨煮出しのマイルド感のハイバランス!】


 朝9時半を回った程度で一旦店へ出向き食券を購入。スタフさんに名前と携帯の番号を伝えて、11:05の集合時間を確認されてから店を離れます。近くでコーヒー飲みながら、仕事のメールを片付けてたらあっという間に時間がやってきて、また店に向かいます。本当に便利に、楽になりましたー。着席すると、とみ田さんの定位置の前。やはり、店主が必ず厨房に立つ店の凛々しいオーラがいい感じです。一気に5人前を仕上げるのか、一気に配膳が進んで本当に待つことが少なくなったねー。そんな久しぶりの麺顔は、レアチャーシューが、和やかにアカンベーをしているように和やかですが、全体的には凛々しいです。







 さて、2016年夏時点のつけダレですが、相変わらず深めの魚粉ブラウンでして、成分が表面を浮遊しております。一見以前の通りのイメージですが、味わうと記憶の味わいと少しばかりの変化と進化を覚えます。 コテコテ感はある時点から抑え気味の傾向でしたがそれは維持かな。昔は、相当なモミジの投入を感じるトロミや貼り着きがあったものですが、随分と食べやすくなった印象。しかし、単純に淡くなったわけでは無く、味わいの深みはキープ。胃もたれなく食える濃厚系と言う感じで、グビグビと飲み干せそうです。昔は、多少無理して味わってた濃ゆい味ですが、今のは難なく飲み干せる感じがいいね。








 また魚粉がナイスバランスです。これも一時期は凄い魚粉が効いていて、変な話だがこれ食った日は一日中、胃や食道から魚粉のイメージが消えなかったような思い出。それが今はとっても食べやすい。初代のボロ暖簾がかかってた頃の魚粉は凄かったものだー。今では本当に香ばしい濃厚さと感じれるから、本当に少しずつ進化を繰り返しているんだなーと思います。ここに醤油ダレの塩気が寄り添う感じで、甘辛さを演出している・・・。







 いやー、久しぶりに食ったけど変わらないのは満足度だけといったところか。そして接客の気持ちよさと、スタフに時折指示する厳しさ も変わらんねー。







【風味と歯応えのしっかり感が満足度を高める!見栄えや水切りも完璧!】


 麺も美味い! これもいろいろ微妙に変遷を繰り返しておりますな。当初はこれでもか!と言うほどの低い加水で極太麺。いつからか全粒が混じりこみ、当初は完璧なほどに打ち込んで全体的に褐色になってたような記憶? 違ってたらごめんちゃい。それが今は、適度に粒を見て取れる風流さとなり、一旦これで落ち着いたような記憶なんですがー。







  何もつけなくても食うと美味い。粉の風味が満点。加水は相変わらず低めだがパツパツとまではいかない、安心感が増した感じ。艶やかですが、つけダレに異様に絡みます。濃厚つけダレに絡んでも香りはしっかりと伝わる印象です。








 前歯を当てて力を込めると、クシクシっとした肉厚感あり。奥歯へ送り込んでプレスをすると、強いクッシリ感というか、ヌッツリ感というか、ハードな歯応えは健在。ズボボボボーーーとすすり上げても密度が高いので、とても一口ですすりきれませんな。並盛りで、私の胃袋感覚では、300gちょいオーバー。昔は特製で中盛り食ってたんですが、いつの間にやら量を食えなくなった・・・。重さを感じる麺なので、小サイズも結構注文している人も多かったです。昔は大食いの方ばかりが多かったイメージですが、客の裾野も随分と広がった感じですね。












【ここも二種チャーシューを取り入れたか!流行を受け入れる柔軟さ】


 とみ田でも、二種チャーシューは当たり前になったんだねー。久しぶりだから知りませんでした。薄味の豚バラ肉ロールは、今でも変わらぬ美味しさでして、つけダレに沈み込んでおりましたが、脂の甘みをダイレクトに感じて、柔らかさが解れる感じでナイスでした。







 またレアチャーシューは、程よい薄塩加減と肉の豊潤さを感じる一品。もう少し欲しかった感じもあるが、後で麺を食いきって腹がはちきれるかもなので、適量だったかもしれません。以前はビールでチャーシュー流し込んだ後に、軽々とつけそばを食い切る方もおられましたが、ここでは私は真似できません。













【割りスープ:ブーメラン方式・あっさり形で薬味チョイス方式】


 スープ割りもいろいろ変遷がありますね。以前、つけダレだけに特化してレビューをさせてもらったので、ここでは割愛します。今の割りスープは、あっさり一本勝負。昔のあっさりよりは、若干濃ゆいので、淡い中華蕎麦みたいな感覚で飲み干せます。今回は、ノーマルに、刻みチャーシュー追加でお願いしました。この刻みチャーシューも気前が良い投入量でして、最後の最後まで満足度を高めます。












 総じまして、「いつ来ても日本一つけそば!」と言う感覚でして、いつも食った後の満足が最高であります。昔は、この後近くのサウナに直行し全身リラックスした後、カラオケでさらに気分を発散したものですが、もうそう言うパワーはさすがにないわな・・・。楽しかった日々を思い出しながら、素直にこの後帰宅を致しましたー。それにしても、とみ田さんますます貫禄をましてますなー。それでも腰低い挨拶がまた印象的で、「暑い中ありがとうございましたぁーーーー」と丁重な送り出し。最後の最後まで、気持ちが良い店だねホント。と言うことで・・・・なので詠います!



   晴天に
   天晴れつけそば
   日本一



   変わらぬ姿勢
   変わらぬ進化



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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