ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1970】 広島流つけ麺 からまる(東京・大久保) 広島流汁なし担々麺 4辛


 ジャイアンツ愛の関西オリジンという妙な私ですが、今年ばかりは「広島」に肩入れしたくなりますね。なぜ最下位なのか・・・・。黒田の参加と、MAZDAの好調ぶりも相まって、広島が熱く思えます。そんな中、なぜか東京では「広島流」がブームになっておりまして、あちこちに出店が相次ぎます。そんな中、よもや通勤経路の大久保に専門店があるとは知りませんでした。遅ればせながら参戦した次第です。


  











【気の良いお兄さんが気持ちよい接客で、しかも気楽な静かさが良いね?】


 大久保駅自体が暗いから、駅周辺が暗い。北口から少し西に折り曲がって道に沿ったところに、その店「広島流つけ麺 からまる」は、あります。大久保もこの数年、いい店が定着化しましたから、大きな都会で椅子取りゲームのような、ラーメン店の図式ですな。そんな椅子取りゲームとは無縁なようにひっそりと佇むお店が一軒。入店すると先客1名。静かにTV音声が流れ、BGMのようなまどろみを覚え舞す。いらっしゃいませという当たり前の歓迎が、妙に馴染む。心に裏返しがないとう安心さがにじむそのホスピタリティ。さすがです。一回り以上いやずっと若い店主の語りかけ接客に、心のホックを外したりして・・・まどろみます。


  











【タレ:辛いけど優しい!そして楽しい!】


 配膳された一杯は、キレイにお盆にのせられてやってきます。タレをよく底からまわしてください〜ってやさしく言われましたが、30回以上まわせとは言われなかったので、10回程度で適当にすませていざ実食です。店ごとに推奨かき回し回数など決めてあったら面白いかもね。








赤ヘル軍団連想させる、真っ赤な辣油と唐辛子攻撃!辛さに味わいあり>

 しまった・・・劇辛か?と思わせるその色合い。広島とくればオッサン世代は「赤ヘル軍団」ですよ。サンフィレッチェではありません。確かにラー油のじっとりとした攻撃が染み渡る〜!だけど、尖がった感じはなく、挽肉から滲む汁と出汁の効果、それに醤っぽいコクがまとわりついて、なぜか「甘みを感じる辛さ」という感覚です。そう・・・からさに味わいがあるというが、啜っているうちにチリソースを彷彿としてしまうほどの甘み。啜り上げが過ぎて蒸せてしまい、水をクチに入れたときに、舌先が冷やされチリチリっと感じた瞬間、改めて辛さのボルテージを認識してしまます。


<山椒淡い一方で、クリスピーな歯応え残すタレ>

 そうそう、クチに水を含んだ瞬間に、山椒の存在を改めて感じます。痺れが辛さの影に隠れていたようでして、辛さを洗い流すと痺れが浮き出るような不思議さです。山椒の追加を試みようかと思案しましたが、辛さの甘みを下げてしまうかも?と危惧してそのままノーマルで続行!食い続けると新たな味わいがありました。クリスピーな歯ごたえの奥に感じる香ばしさ。これはナッツではなく、フライ物が砕けた感覚で、ややタレを吸い込んでヘチャっとしているところがまた何とも言えない感覚。子供のときに良く食ったイカのフライのようなお菓子が砕けたような旨さで、ビールに良く合う印象。このフライ物の胡椒感が、山椒の低さをカバーしてくれて、とてもサクサクと食べ進めることができますね〜。












【麺:広島流の本質!ネギを巻き取るストレート細麺と言う仕来り!】


 広島の流儀は細麺!今回、この系譜3回目3件目ということもあって、細めんでもいろいろと店により個性が広いことがうかがえて大変勉強になったかも!


<ストレート細麺のスパスパ、スッキリ感が気持ち良い歯応え>

 湯島や芝公園のお店と比べてどうのこうのというのは、少し無粋な感じもしますが、こちらの麺はとてもストレートがしっかりしていて、スパスパっと切れ込み爽やかで、ややもっちりしていたのがとても印象的。そして芯を感じさせないものの、粉感覚がどこかにあるように思えて、細めんタイプの生パスタのようなナチュラルな噛み心地がとても印象的でありました。密度感覚がややある多加水というやつで、練り水の反応による個性も低くて、風合いを保つ。









<ネギと絶妙に絡みつき、ズボボーっとすすれる抵抗感>

 こいつもネギととても相性が良いというか、絶妙に絡みつきモチモチとした感覚に、ザクザクとした噛み心地がプラスされて、非常にコントラストを覚えるような感覚。すすり上げると、多少重く感じるけれど、ずぼっぼぼぼぼぼぼぼぼーーーと何とか気持ちよくすすり上げられる感覚はあるわな。しかし、甘みを感じる辛味とは言え、調子に乗ると咽るから注意しとこっと・・・。












【具:優しさ極め付けの温玉サービス!】


 遠慮してライス控えたのが裏目だったかな・・・・。温泉卵があるのなら、ライス頼んどくべきね!


<挽肉はナチュラルに味染みてクランチ歯応え>

 たまたまなんだろうけど、挽肉の個性に最近目覚めたかも。味わいというより歯ごたえ。こちらも少しコリコリ感があるタイプのようで軟骨か何かか?と思って確かめようとしたけど、判断狂わせるイカフライ???の欠片が入り混じり、正直どっちの歯ごたえか分からなくなってきた(笑)。辛さあるタレに調和するように、控えめな塩気だったような記憶。薬味がその分補助してくれる。






 

<温玉がまた円やか・・・白飯恋し>

 味玉ではなく、温玉だったら飯だろう!しつこいけど。温泉玉子の味付けがどうのこうの言うつもりはないけど、飯との絡みを想像すれば・・・泣けてきます。次回からは必須か!













 総じまして、「強さの中にシッカリとした優しさ感じる、広島流汁なし」と言った感覚か? いや?、最初は辛さが5段階ある中の4辛と言うチャレンジ気分だったけど、そんなの忘れさせてくれる、しなやかな辛さが良いね。マイルドさが、ご店主の優しさにも通じるところがあって、なんだかまたフラッと来たくなる。この場所は、以前もラーメン店で汁なしを腹一杯食った記憶だが、今度は長く続いて欲しいもんだね・・・・。本当はもっとハジけたかったけど、昼飯も同じようなもんだったから様子見。次回は、大盛り400g行っちゃいますか!^_^ なので詠います!




   広島の
   風に誘われ
   大久保へ




   暑さ忘れて
   汁なし二杯目




 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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