ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1982】 広島乃風 神田店 (東京・神田) 山椒汁なし担々麺+生ビール

 自慢にもならんのですが、48時間で3時間弱の睡眠時間(-_-)zzz 。改めて考え直すとそんな状態でこちらに参りました。神田駅近くの広島流のお店「広島乃風」。さすがにろくに寝てないから、午後6時を回ると頭がフラフラするし、手が震えるような状態。これはやばい・・・・・。血が足りねぇ・・・・。じゃじゃん食うもの持ってこい!ってな心境でして、汁なし系と生ビールで胃袋に燃料補給です。寝不足気味のアルコールは体に毒だと思いつつ・・・飲まなきゃやってられんという心理状態が勝ったという次第。今夜も汁なし担々麺とビールで一人飯です。一応述べておきますが、これでも平和的な家庭を持っております。あしからずです。


  











【店:駅から近い処から唐突に「広島乃風」!】


 とは言っても、雨降ってるしヘロヘロ状態ではここしか思いつかんわけです、汁なし担々麺でという条件付ならば。それに、広島カープも気になるし。表のドラム缶にはカープキャラ。入店すると、赤い帽子に広島カープ限定スマホカバーの販売。フロアお姉さんも真っ赤なシャツで、カープ女子かのごとき。液晶テレビでは野球中継。ここではカープを応援したくなる。カープといえば、ホブキンスが好きだったけど、だれか覚えている人いるだろうか・・・。それと、やっぱり山本浩二よりも、衣笠祥雄だな、私の場合は。疲れで朦朧としている頭の中、昔の名選手ばかりが頭に浮かび上がってくるけど、相当精神的にやばいかも・・・・最近。麺が運ばれてくるのを待つ間、ビールを三分の一程度胃に入れ込んだ時点で、気持ち良く回り出した・・・。


  











【タレ:夏には嬉しい変わり冷やし麺!今年は来てますね〜、広島系!】


 疲れた時ほど、しっかりした味が欲しくなる!今夜は辛さと痺れを冷たくいただくのに限る!









<辛さの中に旨味あり〜な四川唐辛子の風味もナイス>

 配膳されたその麺顔もまた個性的ですね。青々とした刻み葱は、フェアウェー脇のラフのよう。また温玉は山椒と唐辛子が轢かれてふりかかり・・・まるで怪獣の卵の殻のような文様です。これらをまぜてまぜてまぜ倒す!しかもメニュー表には30回以上はかき回せという注意書き付。このフレーズ・・・・浜松町の店でも注意されたことあるけど、広島流には、30回というテーゼがあるらしいとこの時初めて深く認識しました。

 さて味ですが、見るからに真紅な色合いは唐辛子感満載!そーっとすすり味わうと、確かに響く唐辛子のホットな辛さ。しかし・・・四川系の独特な風味をどことなく感じながらも、尖ったところは皆無で最後はさわやかな余韻だけが残ります。こりゃいいわ!と次々のすすり、食い続けていくとこの辛さの中にだんだんと「甘さ」が感じられたりして、そこが非常に悪くない! ベースのエキスが重くないからそこがいいですね! 豚骨と鶏エキスの配合度合いは全くわからんのですが、ベースの甘み旨みを良く引き出しているような中国系唐辛子感が、爽快に感じます。・・・・やっぱり、非練り胡麻系って個人的には好きかも!


<冷えて痺れて、夏にはぴったりの旨さ>

 辛いだけではありません。「冷たさ」と「痺れ」がしっかりしていてそこがまたこれからの季節の可能性を感じます。冷たいというより「冷えた」出汁が、なぜだかナチュラルに感じられるのは季節柄か? それにしても、温くなくても味わいが広がるもんです。そして次に「痺れ」がやんわりとしていて安心感を与える刺激がいい! やはり・・・汁なし担々麺を食い続けていると、山椒が効いている方が興奮するんですよね(笑)。どMな根性丸出しなのか?ですが、やはり、せっかく担々麺を食べに来たのだから、ヒーヒー痺れで責められたいかも。いや〜、冷たい痺れ感っていいな!これから暑くなってくると恋しくなるかも。












【麺:麺カタ好きにはたまらんかも!冷たいハード麺!】


 ここまでハッキリとハードさがあると、キッパリとしててとても好印象だね!








<アルデンテ以上、ハリガネ未満のストレート細麺>

 あえて申しますと、「冷え」「痺れ」など評価すべき個性はあるのですが、やはりこの一杯の全体テーマは「歯ごたえ」に他なりません。冷たい出汁加減なのに、そこをあえて固めで超アルデンテで、不自然なほどの千切れ感を味わうことになります。まず温麺でもそれなりのアルデンテか芯を感じるバリカタ感であるはず。それがもっとハードよりの茹で加減であるにも拘らず、冷えて締め気味ですから、歯ごたえのクッシリ感は、相当なもんかも。・・・・でも好きなんです。歯ごたえがある方が根本的に。博多麺で言う「ハリガネ」か「粉落とし」のレベルに近いもんがあります。







<ハードな物腰が意外とスムーズな口当たり>

 こういうと極めてゴワゴワで扱いにくい麺かと誤解を与えそうなので付言しますと、「実は意外とスルスルと穏やか」な口当たりと舌触りなんです。表面には滑り層っぽい部分が少なく、少しばかりすすりの抵抗感があった方が自然でうまいと思っているかもしれない。












【具:温玉がデフォルトなのが実に嬉しいサービス!】


 温玉は、麺と絡んでも、辛いタレと絡んでも、マイルドにまとめてしまう天才だね・・・。


<タレが個性ある濃厚なれば、挽肉はライト>

 さて挽肉ですが、「タレ」も「麺」も個性が適度に強いため、挽肉はすごく裏方的に控えめと思えます。でもそこにタレ以外に赤唐辛子と山椒のミルが降りかかるので、肉が薬味的に思える存在感。そこが丼全体的にはまとまりがあり、ハーモナイズ! 肉自体は「ライト」に思えるのですが、演出の仕方によっては、「上品」とか「スムーズ」と思えるから、テクニックを感じます。








<青ネギと温玉の絡み具合が最高の演出感>

 温玉はずるいね〜。この一品で、どこかねじ伏せられる思いもします。さらに青ネギが混じるとなれば、テッパン級。なんだか、これらで最後まで気分よくさせられたような気さえします・・・・。












 総じまして、「これはちょうど良い夏バテ対策汁なし系」と言う感覚。実は食べ始めは、少し肌寒いこともあって温かい方がいいねにな〜なんて感じておりましたが、食べ進めるにあたり冷えた汁なし系もなかなか旨いかもと心変わり。特にこれから盛夏を迎えるにあたり、熱いものは極力避けたいと思う時には大変重宝することこの上なしです。しかも、ホットな辛さとハードな固さが両立しておりますから、ありそうでなさそうな味のコンビネーション。ロケーションがいいのもありますが、今年は黒田が復帰して盛り上がっている広島ということもあり、ジャイアンツ愛な私も少しばかり肩入れしたい次第です。それにしても6月後半から7月に入って、すでにヘロヘロ状態の私・・・・・。食えない夜は、こちらに立ち寄るかもね。なので詠います!




   続く雨
   続く残業
   続きすぎ



   ハードさ続く
   汁なしロード



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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