ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1964】 めだかTANTAN (東京・東中神) 汁なし担担麺


 最近のマイブーム「汁なし担担麺」にはまる前々からとても気になっている店がありまして、そこが「めだかTANTAN」さん。なぜって・・・・ヲタクはラーメンに限らず、ガンダムエヴァだけは、ちょっと心にフックが掛かってしまいます。昔、大阪に「アル・パチーノ」ヲタクが開いたラーメン店ってのもあって、ゴッドファーザー好きの私としては行かねばなるまいと訪問したこともあったっけ・・・・。矢沢永吉好きのラーメン店主は結構あちこちでおられたり、ご店主の趣味とラーメン店のコンセプトって、結構両立してる展開ってあるのね。 ちなみに私の理想の上司は、「ランバ・ラル」で、昨夜一緒に飲んだ大ボスは、「ブライト・ノア」のような細い目をした人。そんな私は、「カイ・シデン」のようによく上から怒られてはひねくれてる男です。











【店:ファーストガンダム世代としては、嬉しくて泣ける】


 店の前には、RX-78ガンダムのシールドがでかでかと置いてあります。知らない人は、変わった郵便受けと思うかも。そして店に入ると、いきなりテーブルセットの上部には、RXー78ガンダム頭部。そして、厨房内には、実物大シャアの専用ヘルメットが置いてあり、店主は赤シャツだったりする。大阪のラーメン屋で赤シャツと言えば別の意味になるのだけど、全く関連性はないので、破門される心配はなさそうです。カウンターだけの狭い店のようで、実は二階にも席があるとのこと。結構使いかってが良さそうで、担担麺とデカデカと看板で宣伝しているわりには、中華セットなど昼飯中華が普通に美味い店のようです。開店時間に合わせて来たけど、いつも行列発生確実なようです。東中澤駅前はシャッター街になっており、寂しい雰囲気があるのですが、ここだけは別格みたい。


  











【タレ:四川風のフィーリングありつつ、ややライトでクセになりそうな塩気】


 しかし、ガンダムおちゃらけた感じだけではない・・・・・、なかなか本格的な実力度を合わせて感じ入る中華屋テクニックが満載でございました。


  




<芝麻醤排除ですっきりした山椒の清涼感!辣油の辛味はクッキリと>

 ここタレは、非芝麻醤タイプ。甘さ控えめでピリ辛く、そしてじんわりと痺れさせて食わせるという構図になっとります。しかも、意外と癖がない。山椒のレベルを調整するシステムもなく、このチリチリっとした程度の山椒レベルが完成型。辣油も最初の見た目は濃ゆい感覚もありますが、すっきりしているのが特徴です。だから細麺に合うんでしょうね〜。

 ま、もっと暴力的な担担攻撃も魅惑的でしょうが、そういう場合には、辣油と山椒ミルを活用すれば済むこととなってます。因みに、山椒ミルはなかなか優れもので、スリムで使い易い。シャーペンみたいなノック式で、微調整しながら全体に振りかけられますので、期待以上に香ばしく効率的に痺れを展開できました。タレ自体が、溶け込んだようなスパイス感覚も併せ持つので、山椒半分にして、コショウ追加投入でも、面白い味わいになります。







<出汁感覚が豊か!塩ダレと甲殻の香ばしさがナイス!>

 そのコショウを振りかけてみてより鮮明になるのが、出汁感!。このタレの優れものポイントは、辣油や山椒もしっかりしていながらも、ベースが塩ダレっぽく、しかも干しエビのような香ばしさが豊かということ。なので「胃もたれしないライト&スムース」な担担タレに仕上がっているというところかと・・・・。なので、最後に余ったタレは、スプーンですくうのではなく。丼にクチを直づけで飲み干せるといった具合。「乾き系海鮮の旨さ滲みむ四川系ピリ辛痺れ」という感覚で最後まで楽しめます。





【麺:あっさりスルスルと食わせるなら、やはり細麺!美しい流れがいいね】


 タレもかなり気に入ったものの、それに合わせる麺が、「低加水系ストレート細麺」というセンスが気に入った次第! タレと麺で二つのツボを押さえられた点で、かなり気に入ったかも。


<極細低加水ストレート麺が実にベストマッチ!歯応えと風味感>

 タレがかかる麺の、強い粉潰しこみを感じるキッパリとした地肌の乳白色。博多麺を彷彿とする極細ストレートスタイル。トッピングのもやしが、辣油にからんでナムルっぽい風貌を浮かべ、麺とは対比的。その対比が更に麺の粉潰しこみを強調するような、ループを感じさせる麺顔と麺のファーストインプレッションです。挽肉が仲介役となって妄想的に旨そう。

 予想通り、いやそれ以上のクツクツ感が楽しい。前歯での最初の咀嚼がいちいちリズミカルに感じるほどに、それは快感です。茹で上げタイミングも絶妙。しっかりと芯を感じさせてくれて、その熟成を感じる風合いが、タレとマッチングします。低加水の中の多系といった立ち位置で、クシリと淡く感じさせるちぎれが、いい感じですね〜。







<辣油などタレを纏ってよりしなやかに滑り、モヤシと絡まる>

 想像通り、辣油に染まって後半はより艶かしい風貌。すすりあげると時折、ナムルっぽいもやしと絡まり、高速で和蕎麦のような喉越しの中に、ゴツゴツっとした刺激がすこし面白いかも。この汁なし担担麺が、不思議なのは、喉越しで食えるというところ。芝麻醤系なら絶対にこういう感覚にはならない。また、塩ダレ?のような出汁が効いていないと、こういう風な滑りと喉越しにはならないかと。ちょっとした唯一無二なところがあって、感心している次第。











【具:全て作りたて感覚がありつつ、全体プレゼンスを持ち上げる感覚】


 やはり、ここは中華屋さんだなと、一番安堵を覚えるポイントかもしれませんね・・・・。


<中華鍋で仕上げられた熱々挽肉がジューシー>

 鍋までチェックしたわけではないのであしからず。想像と空想です。ただ申し伝えたいポイントは、「中華らしい炒(チャオ)」が感じられるというところ。一般家庭ではできない高温の短時間でさらりと炒めた、プロでしか成し得ない炒め感覚がそこにはあるかなと・・・・(大げさですね)。作り置きの挽肉で、冷たいまま供されるという不遇はここではありません。肉は正直です。







<青菜も炒めたばかりのフレッシュ あ旨さが実に嬉しい>

 そういう炒めのテクニック感は、青菜ではより明らかに感じる次第で、これはこれで大変おいしゅうございました。辣油と山椒とエビのタレがとても青菜に絡まってナイスなバランス。肉よりも美味いといえばより大げさか・・・・。ともあれ、嬉しい旨さですね。







 総じまして、「中華屋エッセンスも残し〜ぃな基本しっかり、今風ライトな汁なし担担麺」と言うそのままの解釈でヒネリなく、申し訳ない。いや〜、これは、正直旨いと思いますよ。某ラーメンサイトでは、そこそこな点数伸び悩みもある中、タ◯◯ログでは、かなりの高評価。店によっては、時々その逆もあったりして、いろいろ情報取りすぎて悩むこともあるのですが、個人的にはこのスカッとしたタレと麺の組み合わせは、アリですね。ビールで合わせてもいいし、もちろんライスは言わずもがな。とにかくご店主も明かるいし、少し活気のない東中澤駅前エリアで明るさを牽引してほしいと思います。思い切って、日本サンライズのオフィシャル担担麺にしてもらってはどうですか!シャアのヘルメットかぶって調理してみてくださいまし。生ビールを百式などとメニュー名変更したり・・・・。時々とんでもない辛さと痺れの担担麺を出して、「はかったな!シャア!!担担麺」なんかいかがでしょう。なので詠います!


   訳もなく
   同じ世代で
   盛り上がり


   
   やはりイイのは
   ファーストガンダム



お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



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