【今週のラーメン１７９２】グリーンパッタイ大崎店（東京・大崎）タイ醤油ラーメン

　引き続き同じ店です。決して前レビ引き続き店内連食ではありません。また、いやがらせでもありません。いいかも！と思える店は、連続してでも訪問して食いたい・・・単にそういう思いです。　そして・・・・・何より「グリーンカレー」「トムヤムクン」と続けば、もう一つの看板麺メニュー「タイ醤油ラーメン」まで食って、一応のケリを付けたい気分。わざわざ外出帰りに、品川から一駅だけ寄り道して遅い昼飯としてゲットです。それにしても、どの時間に行っても、大崎ゲートシティーの集まりのせいか・・・客がそこそこ入っているのには感心です。他の店はそうでもないようなんだけどね・・・・。

【スープ：エスニック系ラーメン入門としては実に良いバランス感！】

＜醤油（魚醤）が入るだけで随分と馴染み味になるもんだ＞

　根を詰めるように、タイ系のエスニック麺を食って言うのも何だけど、これがこれまでのところ一番食べやすい一杯だったかもしれません。タイラーメンは、そもそもデフォルトが味薄いので、そのままでも抵抗感ないのだけど、やはり味付けしないと食った気がしない。そこで、味付け（クルワンプルーン／調味料４点セット）でなんとかやってみるのだけど、バランスの失敗やらかすかもしれないリスクあり。しかし、この一杯は、デフォルトには、メニュー名にもあるように醤油（ナンプラー）がある程度忍ばせてあるから、そのまま食ってもある程度納得がいく、そんな旨さバランスなのです。醤油（魚醤）が入るだけで随分と馴染み味になるもんだ・・・。

　しかし、酸味と辛さである程度、味の幅広げたい！　程よい琥珀色した輝くスープなのに、わざわざ魚醤他を重ねて、自分好みのカオスに仕上げるのです！

＜ナンプラー：酢：唐辛子：砂糖 = 1：2：1：0 ・・・で調整してみた＞

　醤油ラーメンに、醤油をプラスするというとラーメン屋では絶対に嫌な顔するだろうね〜。しかし、タイ料理では公然と許された行為だから気兼ねないね〜。それでも、小さじ一杯程度にとどめておくのが、小心者の私らしい。また、もともと酸っぱい味好きな「酸っぱい星人」なので、素は遠慮なく２杯！鷹の爪が漬け込んである辛酸っぱい仕様です。酢に辛味ありなのに、その上に、またトウガラシを重ねる。でも意外とパンチ力なく、むしろエスニック風なニュアンスといった感じでまとまり感が出てきます。今回はこの程度でとどめておきましょう。パンチが欲しければ、トムヤムクンで勝負すべしですしね。

【麺：センレックの中でも、ややスリムな気がする】

　前回は、極太麺でズビズビ〜っと音を立てすぎてやらかしたので、大人なしめの「センレック」へと一段ギアシフトしました。しかし、センレックも他店で少し食ってきたけど・・・わりとスリムな感じがするお姿。そのため、淡泊なベーススープにもよく染まり、薄い褐色にすら見えます。味わいや歯ごたえは、同店過去レビに譲ります。その辺は、米麺ならほぼ同じなので。ただ・・・、ゆで加減の都合なのか、スープの浸透しやすさという性能なのか、これまでの中では一番滑らかなスベリであったかもしれません。

【具：いつものメンバーだが、ややパクチー控えめ？？】

　これも詳細は同店の過去レビューに譲りますが、これまでで一番パクチーが控えめであったことと、茎が荷が酸っぱくて、ネギの小口切りのようなハーブは今回は入っていなかった。淡泊な味わいなので引き算したか・・・・。また、モヤシはシャキシャキしていて、少し滑らかな米麺との歯応えがコントラストがある。この点もやや差別化を感じるところか、偶然性のデフォルメか・・・。ともあれ、何度も言うけれど、タイのラーメンは、野菜がたくさん摂れてオッサン的にはナイスです！

　総じまして、「ビルの中のでも屋台感覚で楽しくいただいたこの３日間に感謝！」ですわ！　どうも外回りって相手他の都合に左右されて、旨い具合に昼休憩が潰れてしまうのよ・・・・。一日の唯一の楽しみの昼飯が流れるところを、通し営業スタイルで納得のいく本格エスニック麺を食えたことは、この店には感謝だね。今度は夜にでも期待と思うのですが、やはりその時は酒と汁なしラーメンかな。たぶんまた来ると思いますし、限定品などあったら前のめりで再訪問したいと思います。それにしても・・・・南国のラーメン食えば心も温かくなるのだが、こうも１月２月が冷えると、本当に春が来るのかと訝しんでしまいます。いつもなら、そろそろスギ花粉がで鼻がグズグズし始めるのだが・・・。なので詠います！

　　　じんじんと
　　　寒さ厳しい
　　　東京の

　　　暦代わりて
　　　春待ち遠し

　お粗末！ということで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！