ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン681】 紀州和歌山らーめん たかし (大阪・京橋) つけ麺・大盛り

<大阪の思い出>

【たかし・・・・なぜか親しみを覚える・・・・】

 なぜか他人とも思えんのは、アタクシのオヤジの名前だからか!(どうでもええ・・・・)。しかし、一方で切なくなるのは、前回訪問が、3月12日のお昼だったからでしょうね・・・。3月11日は、東京に出張していてあの地震に遭遇したアタクシ・・・。奇跡的にその夜動いた新幹線に飛び乗り、大阪に到着(やっぱり、日本の新幹線技術は最高!)。そのまま大阪側オフィスに出社し、地震翌日のランチに食ったのが、たかしの中華麺(熟成)やったからね。一生忘れん日、一生忘れん一杯やろなと思います。この日は、らぁ麺Cliffも定休日とありましたので、迷わず貴重な関西滞在の日にこちらに突撃ですわ!まぁランチタイムですから、結構回転良く入ってますが、ほぼ半数が中華麺熟成やね。ランチセットも魅力やけど・・・・ひさしぶりにつけ麺でもいったろかしらい!ええいついでじゃ、大盛りでお願いしまーす!!




【和歌山系とは言え・・・甘辛〜な、カエシ風味が利いているのである・・・・】

 ほぼ1年ぶりのこちらのつけ麺ですので、記憶ぶっ飛びじょうたいで食します。ラーメンで熟成というこってり系を武器にもつ、たかしのことでっさかい、きっとつけダレは、相当濃いはずと予測あそびをいたします。ランチの混雑あって、12〜3分かあkっての配膳でしたが、そこはまあ許容範囲ということで。そしてスープを確認しだすと・・・・・、表面が薄く透明の膜を張ったように、油が浮いています。その下に、いつもの豚骨系の薄茶色が透けて見えるのですが、混ぜっ返すと・・・どこか全体的に醤油のブラウンっぽくなるのが不思議・・・。和歌山系の豚骨醤油ということでイメージ通りではありますが、最初から醤油ブラウンが濃いな・・・・という印象ですわ。こんなんやったっけ?と思いながらレンゲを投入です・・・。

 「ライト豚骨と言うより甘コク醤油味が意外と濃い!・・・・・徳島か和歌山かもうわからんな・・・」

 ・・・・と自分の味覚と表現引き出しの少なさに撃沈です。確かに甘みが豊かなタレ・・・。しかし、割と辛口好みなアタクシとしても、この付けダレは、なかなか悪くないとおもわせますよ!濃度てきには、そう重くなく、飲み干せといわれれば、完飲もイケてしまうでしょう!中々の甘旨コクです。しかし・・・・・・、中華麺熟成のレベルとお味を知っているものとして、どこか・・・・らしくないと思えるのが不思議・・・。やはり、名作「熟成」の豚骨スープの動物感が、伝わり低めかという感じですかね・・・。 ファーストタッチは、煮干連想するほどの甘コクマイルド!つぎの第二段として動物系の待ったり感が広がります。続いて醤油カエシが来るものの、軽いみりんすら覚える甘口醤油。ひょっとして、煮豚のタレの味の輪郭かもしれません・・・。

 ※味のグラデーション:煮干?みりん?系甘み>醤油カエシ風味>煮豚ダレ?>豚骨ボディ>その他
  個人的には、この時点では熟成とは別路線と考えていましたが・・・・・




【太麺をチョイス!日ごろと変わったところを試したくて・・・・・】

 つけ麺の場合、大盛りと普通盛りは同金額。そして細めんと太めんを選べます。太いほうを選びましたが、+50円出すと、全粒粉系の麺に変更できるそうです。いろいろ少し見ないうちに研究されてますね・・・。個人的には、細い麺は割りとクッチリと食わせたナイスな覚えがありますが・・・・。さて太麺はどうかと・・・・期待が高まります。2〜3本引っこ抜き、何もつけずに儀式的に食してみますと・・・・

 「うほ!こんなに、もっちり腰な風合い・・・・・してはりました?」

 ・・・・と思わず唸りまっせ・・・・。それに保湿もあるように見えますし・・・。同じ配合、でも太さでこんなに印象が変わるもんなんですね・・・・。こちらはザルを麺丼のそこにひいてあるので、少々保水多くても問題ないです。また・・・・ぷりぷり一歩手前な落ち着き感もありまして、レモン汁を絞るとさらに、太い麺がさっぱりと食せられるのでグッドです。また新円とオーバルの中間位置の断面、小麦の自然な色合いが風流とすら思い、なかなかおいしく最後までいただけました。

 ※麺の感覚:加水は中の中、表面のすべりがよく、色合い自然ながら、もちもち感覚もあり、ナイスです。
 ※麺の形状:つけ麺の中では、極太とまでは行かない中太、ストレート、新円とオーバルの中間のような切り口




【やはりチャーシューもっと食べたいな・・・・・】

 個人的に引っかかるのは、チャーシュー食った感が少ないことかな・・・。ブロック状に切られて、つけダレの中に投入されていますが、切り方が少し小さめなので、わざわざ肉をサルベージして食ったという思いが割りと少なく、また、かけらになると、麺の隙間に入り込んでしまうので、肉味自体がわからない感覚になるかなと・・・。しかし、お味の方は文句なく、柔らかさもグッドではありました。
 あとまた個人的な要望で申し訳ありませんが、海苔は刻みより一枚物の方がやはりそそりますよね!ちょっと端に刻み乗りがこびれ着いたりするとちょっぴり興ざめしてしまったりしてしまいます・・・。また、後半、なるとがつけダレでまっ茶色に染まってしまうのがすごいなと・・・。一方で、貝割れ菜とか、味玉などは、一定の評価はしますし、具のバランスを改良すると化けるかも・・・・。

 ※具のおさらい:ブロックチャーシュー、メンマ、貝割れ菜、刻み乗り、味玉、レモンひとかけら、なると、ネギ




【スープ割りをして・・・・やっと名作「熟成」と出会う】

 一通り食して、器を台にかえしてスープ割りコールをします。忙しい合間の2名体制でしばし待ってから再配膳完了となります。ここで、アタクシなりに、納得のいく「熟成」のお味に出会えると確信いたします。豚骨スープの投入がされ、いつものバランスに戻りますし、また色合いもなじみの色となります。少しあっさりな熟成スープと相成りまして、味の向こう側に・・・・・・一味系の味のエッジングもかすかに感じたりして・・・・グッド!はやり、定番は落ち着くな・・・・と今回も完飲にいたってしまいました(笑)。



 総じまして、関西ラーメン生活の中で・・・・・こんなに和歌山ラーメンを食べることになるとは、今となっては思いもよりませんでした。心残りは、本場(和歌山)攻めをしていないといったところでしょうか・・・・(これは、徳島ラーメンにも言えるな)。一口に、「豚骨醤油」と言えど、いろいろとバリエーションを楽しませてくれて、ラーメンレビューのテーマで苦しんだときは、よくテーマ活用もさせていただきました。感謝に絶えませんな・・・・。関西出張の際は、おそらくこの辺りにランチ出没すると思いますんで、いずれまた・・・・。ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。







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