ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン671】 中華ソバ 櫻坂 (東京・渋谷) 櫻塩ソバ

【とても素敵な店名ですな、それ財産でっせ!】

 「中華そば 櫻坂」とは、なんとええネーミングなんやろ!と思うけど桜坂にあっただけなんやけどな(笑)。しかし、今回はその名前の響きだけで、ホンマ勝手にええ感じを想像して、訪問しましたぜ!しかし、渋谷駅に降り立つのは3/11以来でして・・・・時が経つのは早いもんやと本当に思いますわ・・・・。渋谷駅から歩道橋を超えて急な坂道の途中・・・・曲がり角を曲がればすぐに到着。駅から5分もかからずの好立地に、若い集団がカウンターで礼儀正しく食されているなか、訪問実行です。カウンターの若い男女はみなつけ麺。んーーーー、悩みましたけど、「塩そば」のネーミングにまた妙に反応してしまい、オッサン自覚なアタクシは、ちょいと風流な方向へと踏み出してこのメニューです。




【濃いのか、あっさりのなのか、どっちもありなスープ!】

 実は、配膳の瞬間、少し自分のイメージとは違ったな!という感覚はあったんですわ。さっぱりと透明系のさらさら系かと勝手な想像してたんでね。この半透明の白いスープ感覚に、なぜか山頭火を関係なく連想してしまうのです。しかし、こちらは・・・・塩豚骨ではなく、塩系でも鶏主体スープ。豚もエキス入っていると思われますが、半透明スクリーンでもかけたようなカラーが個性を際立たせます。ま・・・そんなことを考えながらレンゲを投入・・・

 「むうう・・・、分類が難しいな・・・・」

 あっさりなのか、こってりなのかが、まず悩みます。そして、鶏白湯でもなく塩豚骨でもない。その複雑な立ち位置にして、「塩ソバ」と謳うシンプルさが悩ませますな・・・。味の輪郭としては、鶏の出汁系で塩で美味く効かせた感じが特徴。しかし鶏!とシンプルに語りきっていいか迷わせるコクゆえに、豚エキスもありなのかと・・・。つまり、ベクトルが分からなくなってしまいましたわな・・・・個人的には・・・。

 しかしながら、きめ細やかさは絶妙のような気もします。すりガラスのようなそのスープには、油の文様、ペイズリーが一切なく、それでいて脂由来のコクはしっかり出してますからね・・・。一見、スープの表面が鏡にすら思える部分もありました。

 ※味のグラデーション:鶏コク>塩味エッジング>節系ニュアンス>豚??コク>その他
  独特の半濁りが唯一無二かと。




【さらっと一杯!ちゅーのとは違うと麺のもっちり感で理解する】

 麺でも勝手な個人的想像と違ってたのですわ。「塩そばをさらっとすすってから帰るか・・・」という気分でっさかい、てっきり細麺!クッシリ系を無意識で期待していたワシでして・・・。遭遇しましたのは、中からやや太い、そして・・・・割ともっちり感覚でした。しかし、このスープ感覚ならこれくらいのもっちり感でないとバランス悪いので、相性はグッドと申し上げておきましょう!

 ティピカルな加水中程度。わりと表面もつるつる系でして、しなやかさも備え持ちます。芯がない反発一定系の過見応え。そして噛みちぎる余韻で「クチュリ」と感じさえ増すやん・・・。これ・・・・ガッツリ昼ご飯でいただきたいタイプちゃうんか!と考える。男と女・・・・、ラーメンとオッサン・・・・出会いとタイミングが大切やと人生をしみじみ感じてしまった(うそです)。

 ※麺の感覚:加水は中の王道、モチモチが適度。モチモチ感一本調子でないところが評価。
 ※麺の形状:丸麺、やや中太ストレート麺、色白なところがいい。




【崩れるチャーシューをサルベージ!】

 崩れるほど柔らかいチャーシューというのはよく使う表現ですが、既に崩れ落ちてしまうほど柔らかいといのは初めてでした(笑)。麺の写真を撮ろうと麺を引き上げてパチリ!そのとき運悪くバラバラにくだけてしまいました・・・。そのあとは、欠片を探してしまうほどの崩れっぷりで、おまえどこまで柔らかいねん!とちょっと乾いた笑いさえ浮かぶ・・・。その一方で、ネギの立体的な盛りつけがええ感じですやん。ならばと玉子に目を向けると、半熟とも固ゆでとも付かない感じが独特でんな・・・。また花形のお麩ですが、もどしのお湯が噛むと滲んでしまい・・すこし残念。あと・・・メンマの印象が消えた・・・・。

 ※具のおさらい:チャーシュー(崩れた)、ネギ(こんもり)、玉子、花形お麩、メンマ




 総じまして、つけ麺にて再度試してみたいと思うのが本音。アタクシ以外の客層がすべてつけ麺だったというところが・・・・ひっかかるんですわ。それに、醤油はどんな感じかも気になるし、駅からも近いし、ちょっと今回だけで断定するには非常に勿体ない気分。という感じで今回はあっさりと切り上げますが、あしからずです。ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。






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