ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン382】 A-151 factory! (大阪・福島) グリーンカレーラーメン

ここから続くぞ!春のカレーラーメンシリーズその1

【全く未知な世界のラーメン・・・エスニックな世界にダイブ!】

 この日は、訪問ハードルが高い大阪・福島のこちらを訪問。先輩レビュアーさんのレビューを昨年拝見して以来、訪問したかったんです。しかし平日昼間メニューなもんで・・・・ついつい宿題のままに。本日願いかなうわけですが、正直・・・・JETの前を通って、しかも空いていそうなJETを無視してこちらを訪問するのは、ちょっと勇気と辛抱を必要とするもんですなー。倉庫と町工場が多い町並みに、ポツンとかわいく存在するこのお店ですが、若い気さくで礼儀正しい男性お二人が経営しているらしい・・。カウンター席に気持ちよく通されて、「タイラーメン」と激しく葛藤してこちらをチョイス。



【ココナッツミルクが入っているラーメンスープは他にないでしょ!】

 ココナッツミルクがラーメンとして成立するか!というアグレッシブな挑戦ですよね!見た目は、MAXFACTORファウンデーションか?と思うようなマットな肌色カラー・・・。パプリカが赤・黄・オレンジと彩りを演出します。上にのっているのは、パクチー? 肉はあまり入っていないのですが、スープと考えれば、小さなばら肉程度でも十分です。あとは、沈んでいますが、たけのこの細切り、細いシメジとしいたけスライスがあったような・・・。結構手がこんでて、味もそうですが見た目も複雑です。



【ココナッツ →パクチー →タイカリースパイスの順】

 そういう順で味わいのイメージが変わります。最初はココナッツミルクの甘さに支配されます。「あー、この甘さでこれ全部はつらいか・・・・」と頭をかすめるのですが、すぐにパクチーの独特の風味がそれをリカバーし一体化します。この時点で複雑だなと思う・・・。そのあと食べ進めていくと甘い感覚は自然消滅してしまうんですよね・・。そこで、思い出したように、一緒に供された薬味を全部投入したのですが、ここで一気に「タイ風グリーンカリー」な特徴がニョキニョキとでてきます。中盤以降は、ココナッツで封じ込まれた柔らかい辛さという印象に変わってしまう・・・。



【この一杯でしか成立しない麺】

 このスープに博多麺は合わないだろうなと感じる・・・。それは、この麺が多加水系で柔らか麺だったから・・・。普通のラーメン店でこの柔らかさで出されると、相当揉めるだろうなと思うのですが、ココナッツカレースープに合うのは、この柔らかさしかないような気がしますね。麺が柔すぎて、そして丼が底深なので、麺の写真が撮りづらいところをスプーンで盛り上げ、強引にパチリと一枚。

  麺にコシはないですが、濃厚ココナッツに旨く絡み、つるつるとすごくスベリが良い。クチュリとかみ締めると反発が少なくテンピュール・・・・・。この一品にはすごくありな麺ですね。


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 総じまして、これはご店主のチャレンジャースピリッツに敬意を表したい気持ちな一品です。タイラーメンは、それほど辛くなく、トムヤンクン風な仕上がりだとご店主のおことば。昼のランチでも良いですが、夜も仲間で変わったエスニック屋で飲もうと誘っても良さそうな使えるお店です。そこで、夜でこのラーメンを紹介がてらに食べるのも一興かと・・・。今度は仲間と着ますね、マスター!今日は、長年の宿題が処理できてスッキリな気分。ありがとうございます。そして今日も本当にごちそうさまでした。

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