春のカレーラーメンシリーズその2
【カレーちゃんぽんとちゃうでぇ〜、カレーラーメンでっせ!】
JR北新地駅で降りて北上。個性豊かなラーメン店が並ぶ「大阪駅前第二ビル」「大阪駅前第三ビル」で一杯を食らう・・・。そして、JR大阪駅から帰る。それが大体の僕の行動パターンです。なので、玉吾郎や、楼蘭や、胡同製麺で麺を食べてからだとこの店は、帰り道に通るのだけどつい通過してしまうのです。そこで、前から気にはなってたのですが、ここに来て初訪問です(ほかを我慢してでしたが・・・)。
なんば本店の大阪ではちょい有名な「中央軒」グループ。その中で、唯一「カレーラーメン」を提供しているのが、「阪急八番街店」なのです。ちゃんぽん屋/皿うどん屋としかイメージなかったのですが、カレーちゃんぽんではないんですよね〜。
【和の懐かしさと、中華の具だくさんが一体化してまんねん・・・】
ちゃんぽんではないので、玉子は抜きとします。その代わり、皿うどんのあんかけを少しばかりヤワにした感じのトロトロ〜なスープ加減となっております。そして、カレースパイスの感じですが、よくあるそば屋のカレーテイストから、すこし「濃い」感じかな・・・・非常に分かりやすいカレー味で安心感を与えます。この点では、和な一品なんですよね・・・。
そして具ですが、ここは流石にちゃんぽん店の一品だけあって、具だくさんであります。豚バラ、きくらげ、もやし、長ねぎ、にんじん、ピーマン・・・食べ応えはある分量となっていて満足・・・。この点では、大衆中華そばなニュアンスがある一品であります。
それらが一体化いたしまして、・・・・・『中華風カレーあんかけそば』と命名したい一品に仕上がっております。一杯、850円なり。ご飯とのセットメニューもありますので、お昼ご飯としてガッツリ感味わいたい方には良いのではないでしょうか?
【昔よくお会いしましたよね?と言いたくなるよな・・・大衆中華麺】
はっきり言うと「やわな麺」です。あんかけ〜なスープには、多加水なやわらかい麺の方が相性いいのでしょうね・・・。ややウェービーな細めんなのですが、芯は全くなく、いわゆるやわな麺です。全体的に、ちゅるりんと口の中に納まり、くちゅりと歯でかみ締め、胃に落とし込む・・・・。大衆中華屋さんの、五目あんかけそばによくあるタイプでしょうか。しかし、他のレビでもいいましたが、ラーメン屋で出されると苦言をいいそうですが、このあんかけそばとしてなら「これアリ」な意見です。あんとの絡みは、やわ麺でないと表現できない部分ありますもんね・・・。
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総じまして、街の大衆中華屋さんが、ちょっと変わったもん食わしたろかとこしらえた・・・・といういい意味で気の抜けた一品。ここのちゃんぽん好きやねんな方も、一度はカレーラーメンセットを食べているはずと伺える仕上がりです。採点はこの辺りの方が、気軽に食せるかなという気の抜けたところで72点でよろしくお願いいたします。ということで、初めて京橋店以外でお世話になった中央軒。これからもがんばってください。今日も本当にごちそうさまでした。
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