【こんなところで復活してた!】
今回は、大阪京橋で同期の桜と深酒をしてしまいました・・・。結局仕事の話のお互いの愚痴を酒の肴にウダウダと・・・・・、絵に描いたようなおっさん状態でした。m(_ _)m で、〆の一杯を求めて、こちら塩道さんのあっさりとした塩ラーメンが頭をよぎり訪問決意です。しかし、結局「濃厚塩」を注文してしまった私・・・。なんせ復活メニューなもんで。実は、京橋の有名店「花京」さんの並びに、この秋まで塩道さんの支店があったんですが、そこでは「濃厚塩」を提供しており、近隣で支店同士が張り合っていたんです。しかし、濃厚な支店は閉店とあいなり、少し残念な思いをしていたんです。で、久しぶりだったものですから、思わず注文という顛末。まさしく、塩道らしからぬ一品なのです。
【濃厚塩といっても塩辛くないマットな味わい】
スープは、レギュラースープと一転して、茶色いファンデーションのような色合いです。濃厚塩と聞いて酸味の輪郭立つ塩辛さを想像しそうですが、きわめて常識的な塩分濃度で、鶏をはじめとする動物系濃度がレギュラースープよりあるかなと確かに感じます。なので、濃厚というイメージからするパンチ的な破壊力はなく(ぶわーっと一気にくるのではなく)、まとまりすら感じます。塩気、香り、旨みボディー・・・・等バランスがとれていてどれも同じ。逆手にとれば、突き抜け感がなくどの要素もフラットで、その結果マットな味わいに感じてしまう・・・・。でも、「普通に旨いやん!」なので、テクニシャンかもしれん・・・。個人的には、魚介が旨く尖ったところを抑えているという感じと受け止めて、ゴクゴクと最後まで完飲してしまったので、悪くはないと思っています。
【やや多加水な細めのリングイネ?】
芯を感じるタイプじゃなく、のど越し重視の麺ですね。中から多加水のモチモチ系で形はほとんど正方形な切り口だけど、リングイネな風もある・・・。スープとの相性も悪くありませんで、一気に食べてしまいました。奥歯でクチュリとかみ締めてごっくん!のどのすべりを楽しみながら・・・・。
【翌朝は重かった胃袋・・・これは酒のせい】
酒のせいですから、あしからずです。チャーシューのイメージがないのは酔いのせい。メンマが大きめでがぶりとかぶりついたのは覚えていますし、ご店主ご自慢のオレンジ色の黄身をした卵も楽しんだ記憶が残っています・・。逆に酔ってても、スープと麺の感触は頭に叩き込もうとするのは、もはやラー好きの習性というべきか・・・・。改めて、レビューというものが面白いと感じ入る次第。
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総じまして、京橋で深夜ラーに新しい選択肢ができたと思う「濃厚塩」です。塩道は、あっさりしすぎて足が遠のいていた分、これがあるなら話は別とあいなる。こってりニンニク入り豚骨を食べて家族から鼻つまみものにされるぐらいなら、こいつを食う手があるなと。そんなことより、住んでいるマンションが狭いことを嘆く冬の夜でありました。次回は、しらふで訪問しますよご店主!今日も本当にごちそうさまでした。
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