ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3446】 中華そば もり川 (川崎・新丸子) 中華そば 塩 + 野菜盛り 〜財布にも胃袋にも優しい塩ラー!心の柔らかい部分をがっちり掴み取る旨さ!

徐々に軌道に乗って来た?様子を伺いに新店訪問二回目
 なかなかスッキリとした秋の日が味わえない。晴れたと思ったら夏日に近かったり。移動性高気圧の流れに早く乗っかってほしいな・・・。特に今年は、仕事関係で一段とスッキリしないので、せめて空を見上げて心の憂さをを洗い流したいのだが・・・。
 

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 さて今回は、川崎の新丸子にある一軒の新しい中華そば店。先日訪問して、とても素朴感あふれるアッサリした味わいがとても気に入ってます。ところが、以前のその以前も、そのまた以前もラーメン店でして、ネガティブスパイラススポットなのか、そっちがとても気になる。是非断ち切って頑張ってもらいたいと、願っているばかりじゃ、段々と己がどこか無責任にも思えてきます。そんな感じでちょっと途中下車と足を延ばして、二回目の訪問をしてみました。
 

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 開店初日に行ったときは券売機トラブルだったのが印象的。さすがに今回の券売機はいろいろ賑やかでいい感じです。その後、昼と夜でラーメンの種類を変えてきたという情報もあったのですが、そこから少しまた変わりました。昼はあっさり、夜は濃厚・・・・+あっさり。つまり「あっさり」は、昼のみではなくなって夜もあるということです。なるほど、あのあっさりさなら、飲んだ後の〆には持ってこいだから。いろいろと使い勝手の良さを、即変化対応しておられます。前回は醤油だったので、今回は塩とさせてもらいましょう。そして何となく腹減りモードだったので、大盛か、ライス追加かで迷ったのですが、最近メタボが気になりだして、「野菜盛り」を追加しました。日ごろ不足してるのも補いたくて。
 

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しっかりとしたアッサリ味!ちゃんとした「昔ながら感」!飽きない塩味!650円!
 
 前回訪問レビューでも述べたけど650円ですよ。この10年で確実に材料費が高騰しつつあるし、ラーメン自体も全体プレゼンスが上がったのか、気が付いたら50円づつ値上がりしてるような感覚。最近では、旨いラーメンなら800円は当たり前のような風潮に思えてならない。そんな時世に新規開店650円。前回醤油を実食して決してこれが侮れないと感じます。実に昔ながら感がよく表現されていて、価格も少しでもそれをオマージュしたような感覚。今回の塩を前回の印象と重ねてしまいますが、それはこんな麺顔でした。
 

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 おおお!野菜盛りをしただけで、とっても賑やかな風貌。特製ラーメンの貫禄すら覚える存在感です。キクラゲが意外だったものの、スープに目を移せばその透明感の中の穏やかさ、和み感じる優しく細かいきらめきが流石!。薄い黄金色したスープには、肉野菜のエキスがゆっくりとこれから浸透してゆくのか。なかなか麺への浸透が得意そうなサラサラ感覚が伺えます。
 

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 前回の醤油イメージをやはり引きずりながら、まずは味わいますが・・・想像通り!期待通りのあっさり感!。鶏ガラ豚ガラ中心ながらも、さっぱりと野菜系のエキスで仕上がった、軽やかさが響きます。醤油と塩で違うところは、やはりカエシのエッジ感。醤油は塩気に円やかさがあったものの、塩はそのまま素材感が浸透するのをダイレクトに伝えます。例えばモヤシの風味がすぐ汁にも伝わり、さっぱり味に磨きをかける。チャーシューも同様で、エキスに染まるほどカオス高まる旨さ。心象的には水彩画のような味風景と映るのだが・・・・。
 

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 醤油よりも塩のほうがあっさりしてると予測してたんですが、実はやや塩の方がキッパリ感があると思います。塩のぼやけやすさをしっかりと回避しているような味設計なのか・・・「しっかりとしたアッサリ味」と表現させてもらいましょうか。それだけに飽きない旨さ。それにこの風合いなら、本当に毎日でも食えそうだわー。この毎日でもといったところが、何となく昔ながら感を覚えさせ、「ちゃとした昔ながら感」という心象に至ります。これは実によいぞ!。
 

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モチモチしつつも淡いクツリ感!懐かしさ覚える透明系なイエロー細麺!
 
 昔と違って今は、製麺機の性能と開発、生産者の技術アップもあるね。自家製麺であったり、有名製麺店が小ロットでも対応してくれたりするようです。麺の風合いを楽しむなんて、あまり感じたりもしなかったような昔の記憶。モチモチ感、そして汁吸った時の味わいをメインに楽しんでおりました。その当時はこんな麺が本当に多かったような記憶。やや薄黄色めの多加水感覚。生まれの関西エリアでは、タンメン砂漠で、塩ラーメンだって町中華屋でもあまり無かったような・・・。それでもたまに出す店があって、よくお袋が好きで食ってた、幼少時の記憶です。だから、昔ながらと言われれば、それに何となくつられて反応してしまう。
 

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 これは汁を吸い込んだ味が旨い麺ですね!モチモチした中に、淡くクツリとした感覚もあるのですが、そこまでしっかりと汁浸透した後の味が好き。前歯でプツプツと千切ったあとに、奥歯へ送ってプレスする。潰れた炭水化物からは、汁旨みと麺風合いが一体となった味わいが広がり、身体が反応して唾液があふれ出す。そこからはもう爆食い状態が始まって、ズボボボボボボっと一気に啜りまくりですよ!。少々薬味や引っかけたトッピングが飛び散ろうとも、無心で啜り食い切って候。嗚呼、旨し!。
 

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実に程よい塩気感と脂の甘味!王道の豚ばらチャーシュー
 
 チャーシューもいい感じ。本当のもっと古い昔ながら感だったら、ちょっとハードで旨みを煮出し切ったに近い豚肉が乗ってたのかも。時代と共に脂身の甘味が随分と注目を集めてきたと感じるのは錯覚なのでしょうか。私の生まれは京都だったため、脂はスープで味わうものだという感覚。背脂が雪のように浮く京都ラーメンの話ね・・・。ところが、大人になってから、大阪で本格的ばら肉チャーシューに出会って、概念がすっかり変わってしまいました。だいたいこの時点から、私はラヲタになったのだった。そんなラヲタなりかけ時代の懐かしい味わいだと感じました。
 

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 ライトな塩スープの中に浮かんでいるとしては、全く別の塩加減なので、塩味の中でもコントラストを感じるかも。まず醤油ダレの浸透感からカエシに香り感と酸味が淡くにじむ。そして少し濃ゆいめの中に脂身の甘さが溶けるので、微妙に柔らかな甘辛い味が肉の中から溶け出します。スープを染めるには至らないが。そしてばら肉の層が面白い。部分部分で層毎に、タレの浸透が微妙に違う。なのでその層をひとつづつ、箸で剥がしながら食らい進めるのであります。何となく楽しさ感じるし、また蔓延なく最初から最後までペースを合わせて食い進められる。
 
 
 
 
3種の野菜盛り!質感ボリューム両方値ごろ感ありで腹膨れる満足感!
 
 +100円でした。野菜としては、キャベツ・ほうれん草・もやしの3種。そしてキクラゲが少し混じってます。ほうれん草だけなら+60円。ただモヤシとキャベツの量が実に納得いくものでしたので、どうせなら3種の方がお買い得です。ほうれん草は家系ほどクタクタじゃないく、歯応えを少し残す感じ。これは塩スープに全部沈めきって汁を吸わせてから頂くと格別です。モヤシとキャベツは自然と麺に絡まってくるから、その状態で食えば一番楽しめますね。茹で上げのコントロールもよろしく、熱々さがしっかりしているのに、シャキシャキとした歯応えが持続するイメージ。ゆっくりとスープとエキス交換して、旨みの相乗効果か。あと、チャーシューの切れ端とキャベツ・モヤシを食うのも旨いです。
 

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味玉にハズレなし!650円のデフォルトでハーフ味玉付は嬉しい!
 
 全品に味玉ハーフはついてきます。なので券売機にある「味玉」ボタンはハーフをさしており、だから+50円と言う設定です。この価格で味玉付いてくるだけでも貴重な一杯かと。しかもなかなかしっかりした味玉で、塩ダレタイプだと思います。深く浸透して卵黄のナチュラルな風合いを崩すことなく、塩味玉として味わえるのが嬉しい。嗚呼、味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「財布にも胃袋にも優しい塩ラー!心の柔らかい部分をがっちり掴み取る旨さ!」
 
 ・・・と言うちょっと抽象的なまとめ方でごめんちゃい。最近、新丸子では「まくり家」が無くなったのでちょっと寂しい思いあったところ、こちらの開店でその空虚感を埋めてくれました。これは確実に定点観測ローテーションに組み入れます。次回は夜の濃厚を狙おうかな。そんな今後の発展を期待しつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   飯時に
   すっきりしない
   秋空哉
 
 
 
   麺顔見れば
   すっきりスープ
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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