ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン578】 ラーメン Jackson's (大阪・福島) 濃厚本節豚骨ラーメン

【昼のみ営業店は・・・少ない機会に攻めるしかないやろ・・・】

 ということで行って参りました。昼飯を専門に回っておられる方にスルーパスしても良かったのですが、とりあえず興味をひきつけておきながらサイドからセンタリングさせていただきます。夜の部の「伏見商店」の渋さに、にんまり気分でしたので、これは昼の部も期待できるというものです。ここんところ体調悪くてね〜・・・東京疲れ??。濃厚ラーを攻める気分じゃなかったのですが、あえてここへ。開店時に突撃する勢いがなくて、午後2時過ぎの訪問。先客2名。まだまだ穴場なこの感覚。メニューの一番頭に書いてあるこのメニューを注文。ここのええところは、暑苦しい接客じゃないというところ。かと言って慇懃無礼では絶対ない・・・この緊張感がステキ。





【濃厚をさらりと食わせるとはこのことだ!!!】

 いやー、ホンマにそう思いましたわ。薄いとかアッサリ系ではにのさっぱりと濃厚を食わせるスープというのは、あまり経験ないですね・・・。一見、よくある豚骨魚介味で、玉五郎よりもシンプルであっさりと思うのです。しかし、そのきめ細やかさとか、舌触りのクリーミー感覚がまさに独特なのです。あえて「ガッツリ」を外したテクニックすら感じるというか・・・。

 オモロイな・・・・と思いつつ、厨房内に目をやり後客の注文の調理をチラ見すると・・・そこにはなんと「BAMIX」似たものがあるではないかいな!スープを最後に攪拌してはるやん・・・。なるほど!最後の最後まで、舌触りの滑らかさを追求してはったんやとこれで合点がいくのです。

 濃厚なめらかまったりとも違う独特な世界。それでいて、味の系統は食べなれた豚骨魚介系。しかし、食べてみると濃厚なのに食べ手にとって優しい味わいで、食傷気味なアタクシでもゴクゴクと飲み干すスープ。まいりました。



【こんなにつるりとした感動はないかも】

 もともと低加水な極太か、極細が好きな変態ですので、すべり命なつるつる麺はあまりいい印象がなく、また多加水というのも平凡な気がする・・・。しかし、こちらの麺を食して、『こんなにつるつるが気持ちいとは思わんかった』と心の中で叫ぶ体験でした。とにかく、表面がつるつるで、ウェ-ビーな全粒混じりな太麺が、つるつると口の中に入り、口の中で踊るようにモチモチするのがステキなんです。福島つるもちウェービィー麺!次回は、つけ麺で勝負したい!なお、この麺の量は180gくらいあるのな・・・・。並でも多く感じる食べ応えある麺です。



【横浜以来のラーメンチャーシュー】

 チャーシューが二種分厚くトッピングされます。ひとつは腕肉のような脂肪分少ないクッシリした肉味を楽しむタイプ。そしてもうひとつはばら肉です。腕肉も良かったけど、何と言ってもばら肉は凄い。脂肪がゼラチンのようです。よくみると・・・・、間違っていたらごめんなさい。皮の部分をあえて残してませんか?以前横浜中華街で食ったトンポーローと同じ表面だったような気がして・・。買いかぶりすぎならすみませんが、ばら肉の脂肪にアタクシは嵌りましたので・・・。




 総じまして、昼と夜とでこれほど出す一杯の傾向が違うとは恐れ入りました。スープも麺もね・・・・・。しかし、両極端な調理でも、どこか根本は一緒なところも何となく感じましたし・・・・なかなかの実力店だと思いますよ。華やかさより、渋さで売ってほしいこの店。あまり、荒らされて欲しくないという気持ちもありながらも、応援のために、そこそこ食べなれた方たちに広く推薦したいと思いました。ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

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