<改版>2019年8月30日
追加&再整理:「用心棒」「ラーメン ぶぅさん」
さあ!本格的な夏には冷やしメニューが花盛り!。ラーメン屋さんにだって「冷やし中華」をあちこちに目にします。そこで今年の夏は、「二郎系」「ガッツリ系」な冷やし中華なんていかがでしょう?・・・なーんてご紹介です。
- 冷やし中華の革命家!?益々冷やしはボーダレス!
- そして革命スタイルは・・・二郎系!ガッツリ系冷やしの標準となったのだ!
- 二郎系!ガッツリ系!その本来的イメージ通りな王道冷やし麺!
- 名店系譜のサラブレッドなガッツリ系冷やし!
- 「旨辛系」も見逃せないね!もはやガッツリ系の一角を占める!?
- そしてやっぱり「直系二郎」を挙げておきたい!
いつもと違った夏体験!そんなお気軽モードで、【東京23区】に絞って今回は15軒ご紹介いたしましょう!。終盤にはこのテーマで少し気になる情報などまとめてみたいと思うので、ご参考までに〜。
冷やし中華の革命家!?益々冷やしはボーダレス!
「二郎系!ガッツリ系!冷やし中華」の世界とは、この系統ならではの自由な発想と行動力で開花した?・・・なーんて実は思ってます。もともとこの系統は、ラーメン常識をブチ破るところが快感ですからね。その常識のぶち破り方が奇想天外。そのキーワードは「ドレッシングソース」。今の東京ではかなりこの味わいとスタイルが、ラーメン界では浸透しつつあると思えるんですが・・・都内のラーメンファンの方いかが?。そんな「冷やし中華の革命家」2店舗を以下にご紹介です。
千里眼(東北沢)
千里眼と言えば、都内屈指の二郎インスパイア系の名店。いろんな限定も面白いし、いつも行列必至な人気店ですが、毎年6月中旬となると周辺がざわつきます。ここの冷やしが解禁になると、周辺の高級住宅地までに行列が及ぶことも!。私も毎年並ぶタチで、夏の行列対策には余念がありません。
ポイントは「胡麻ドレッシング」。二郎系で冷やしにドレッシングとはなんとミスマッチ!。しかし真性ジロリアンをはじめ、この系統が好きなラーメンファンは懐が深く、その旨さを歓迎の心で受け入れて今に至ります。付近にあるのは日本最高学府の天辺と、旧前田公爵邸付近のセレブリティ。関係者も並ぶのでしょうかね?。豚骨醤油は一切入らな畔も、二郎インスパイアが成立するところが秀逸です。
そして「ヤサイ」がいつもの茹でモヤシから、大根サラダに変身!。肉だっていつもの「豚」から「鶏肉」に変更です。これをマシマシにするタワー状態が好きなのだ!。かなりあっさり食えるので、山盛り登山も制覇しやすいかと!。一度は食っとくべきですよ。詳しくは下記にて。
立川マシマシ(立川・・・他)
このブランドも近年、都内では急成長してますね。個人的に結構好きで、ラーメン好きが集まって起業したような自由な風が気に入ってます。名前の通り、立川起源で立川駅近くにある「たま館」というラーメンエリアの一店舗からスタートだったっけ。そこには想像を超えた冷やしがあったのだった。
まず「タルタルソース」。これが実に冷やし系に合うとは!。もともとマヨネーズ好き(マヨラー)な私ですし、またタルタルソース自体も魅惑的な旨さ。なので、何にでも合いやすい!旨さがわかり易い!とは思います。東海地方では冷やし中華に、マヨネーズ投入は当たり前なそうで、この組み合わせはテッパンの相性ですね。
しかもそれだけに留まらず「豚肉ソテー」が入るのだ!しかもフライパンでソテーされた熱々が。冷やし麺の前提を温度で崩すアンチテーゼ!。その豚肉炒めの甘辛いソースが、タルタルソースに絶妙に合うのだわ。そこで全体に凛とした空気感を与えるのが「甘酢漬け生姜」。幅広なカンナ削りタイプの生姜で、これがフツー以上に美味い。生姜漬けが、タルタルソースと豚肉ソテーでハッチャケたところを一気にまとめる感覚です。一度は食っとくべきですよ。詳しくは下記にて。
用心棒(神保町・東大前・市ヶ谷)
23区で二郎系と言えば、やっぱり外せないのが「用心棒」。一時期、ラーメン二郎神田神保町店が移転する前は、近隣で競い合ってたブランドでございます。
一時期、西早稲田にもありましたが閉店。そして市ヶ谷と飯田橋の中間地点に新店舗開店という、今時点の状況です。人手不足なために一時的に神保町の本店では、冷やしが提供不可とのこと。やはり冷やし系は手間がかかるんだなと改めて認識してしまいます。
こちらの特徴は冷やし「まぜそば」。ほぼ二郎系冷やし中華と変わりないのですが、千里眼さんのようにドレッシング一色という感じではなく、豚骨醤油のタレがベースとなって、そこにガリマヨなど味変化を加えてゆくという流れ。マヨの個性で似たような味風景と感じるかもですが、微妙に違うんですよねー。それにヤサイは定番のモヤシですし、いつものガッツリ系のニュアンスをキープしつつ、冷やしのマヨドレ感で食わせるタイプ。卵黄が載っているところも、汁系じゃなくまぜそばなのだと言う主張なのかもしれません。こちらも一度は食っとくべきかと!詳しくは以下にて!
そして革命スタイルは・・・二郎系!ガッツリ系冷やしの標準となったのだ!
今や都内では、この革命的ドレッシング&ソーススタイルの「二郎系!ガッツリ系冷やし」が、しっかりと認知され、プレゼンスを表しています。またこのスタイルの派生とか更にインスパイア系も芽生えてる。本郷とか神保町とか、いろいろ紹介したいなかで、「忠実にこのスタイルとして中華そばしてる」店を4軒ご紹介。
野郎ラーメン(恵比寿・・・他)
都内でよく見かける「デベソ親父の黄色いラーメン屋」・・・・それが「野郎ラーメン」。この数年で本当に増えて勢い感じます。24時間営業の店もあったりして、この超高齢化社会を迎える日本に、24時間二郎系食いたい輩がいるなんてね!。ジジイには深夜や朝には無理だけど、今の若い方はにはウケるはず。羨ましく思います。
この一杯は、最初見たら笑いました。千里眼と立川マシマシを合わせて2で割ったでしょ!って感覚。「辛揚げ」がある上に「タルタルソース」だもんね!。いいとこ取りって感じで商魂たくましき!。
ただコピーとは言いたくない部分がしっかりあります。醤油だれにしっかり浸っているところとか、スタミナ感重視で生卵ぶち込んでいるところなんて・・・二郎系!ガッツリ系!のソウルを足している感覚。年によってスタイル微妙に変えてくるかもですが・・・注目に値します。一度は食っとくべきですよ。詳しくは下記にて。
JTAN(祖師ヶ谷大蔵)
祖師ヶ谷大蔵で伸びる「ウルトラマン商店街」にある店。基本的には「創作&本格的担々麺」の店なのですが、なぜか冷やし中華だけは二郎系だったりします。それは、この店のオプションで「二郎系」を意識した盛りがあるためで、冷やし中華だけは、「二郎系」がデフォルト設定となっております。これがとても旨くて・・・むしろ本業の担々麺の方が興味が湧いてきたかも(爆)。
むしろ後発の方が磨かれているというか・・・美しさも備えたイメージ。素直に絵になります。マヨネーズ系の味付けと、野菜の盛り上げは、東北沢あたりに通じるものを感じますが、麺もその風合いをオマージュなのか!?。
とてもクッシリした剛麺です。そして肉についてはしっかりした豚肉なのが嬉しい!。このメニュー毎年続けてくれると、ちょっとした名物になって化けるかも?と思うので、応援気分!。間違いなく毎年食いにくるかも!一度は食っとくべきですよ。詳しくは下記にて。
ラーメン ぶぅさん(荏原中延)
第二京浜沿いに突然二郎インスパイア系の店が開店(2018年)。東急大井町線と東急池上線が接近し入り組むエリアに、この手のガッツリ系は、麺でる@戸越公園しかなかったのだけど、ピンポイントで新たにいい店が登場しました。
あたりにコインパーキングも多いことから、現場行き来のガテン系の方々も多く訪問という感じ。ちょっと最近きになってるお店です。こちらはコールはニンニク以外は事前申告制。そして割と奥に披露目な店箱が印象的です。
さてこちらの冷やしは「冷やしぶぅさん」と言う名称。通常の汁系をベースに冷やし系へとシフトさせたのかと思いきや、タレがちょっと特徴的です。それはクリーミーなイメージが濃ゆい。マヨドレか?と思うとそうでもなく、芝麻醤系と思えばそうとも言い切れない不思議な旨さ。こちらはアブラのトッピングがデフォルトでも多いことから、アブラの影響が大きいのかもしれません。ともあれ二郎系冷やしの中でもちょっとどれにも似ていない旨さはチェックしておくべきかと!。詳しくは以下にて!
関連ランキング:ラーメン | 荏原中延駅、戸越公園駅、戸越駅
二郎系!ガッツリ系!その本来的イメージ通りな王道冷やし麺!
さて二郎インスパイア系で、冷やし中華で革命が起きたわけですが、基本姿勢を崩さずして、独特な冷やし中華の世界観を表現んしたものもあります。商品とサービスの差別化のため、多少のアレンジは効かせますが、基本的には「二郎系」「ガッツリ系」の路線は踏襲。そんな4店舗をご紹介〜。
ピコピコポン(西早稲田)
「豚星。」という店のご出身。それは東急東横線の「白楽」で創業して大人気の二郎系の店!。その後「元住吉」に移転したんですが、人気は衰えず。そんな店がいつも夏に「冷やし中華」を繰りなしており、夕方には売り切れてしまうというほどでした。そちらでよく見かけた方が店主として独立・・・・そして都内進出って流れでしょうか。個人的には応援モード。
「豚星。スタイル」踏襲かといえばそうでない。むしろ無骨でそれだけに馴染みある!。通常メニューと見比べる機会があれば、チェックして欲しいくらいに・・・見た目が同じー。温度感は明らかに真逆で冷え冷えですが、ヤサイと豚はそのまま暖かいのが面白いです。
そしてスープは「ポン酢」イメージ。二郎系!ガッツリ系の冷やしとは・・・・本来こうあるべきではないのか!?と逆に問いかけてくるようです。旨さを与えながら・・・。一度は食っとくべきですよ。詳しくは下記にて。
ラーメン荘夢を語れ(白山)
京都生まれのラーメンヲタクとしては・・・「ラーメン荘歴史を刻め」は実に感慨深い。今でこそ関西でも二郎系!ガッツリ系!が華やかですが、不毛時期・砂漠なところに、その種を蒔いたのはこのブランドですよ。しかも、京都ラーメン銀座の「一乗寺」でオープン。それがどんどんと拡大してゆき次第に海外進出。この店は海外逆輸入という立ち位置です。
まだまだ語りつくせぬこのお店。ご店主は元ベイスターズの小林公太氏。野球経歴もさることながら、TVでの公開プロポーズなど、ツッコミどころが多すぎるので、ここでは省略〜。
個人的に、二郎系!ガッツリ系!の冷やしってこういうイメージがしっくり来る。冷やし中華を意識した醤油ダレなんだが、豚骨醤油感は潜んでいる。そして麺は、日清製粉オーションを主体とするあのワシワシ麺そのままで直球勝負。トッピングはレギュラーメニューと全く同じ対応してくれる。ニンニクだってそのまま山盛りだぜ。この近くに東洋大学があるんですが、大学のそばにラーメン店って・・・すごくしっくり来るよね!。今後も期待!それもあって今、一度は食っとくべきですよ。詳しくは下記にて。
名店系譜のサラブレッドなガッツリ系冷やし!
時代は二郎系!ガッツリ系!。【フツーのラーメン&中華そば】の領域を奪うほどにも思えます。これらは、そろそろ住み分けが明確になりましょう。例えば・・・・四輪と二輪。スマホとタブレットの様にね。それほどラーメン界で二郎系は如実に勢力拡大してます。ただこれが全体を凌駕するとも思えず、されとて絶対に廃れない。いや・・・・着実に一定のプレゼンスは確保しつつ、強固になるでしょう。そんな流れを機敏に感じて、名店は手を打っているのです。それが「セカンドブランド戦略」。一昔前なら支店を広げる。現代は支店を展開するロケーションや、ニーズを感じ取って、オリジナルブランドに削ぐわない部分を積極的に取り入れるんです。店名とコンセプトを変換させて・・・。それがセカンドブランド戦略。
ラーメン燈郎(新小岩)
「新小岩」と言えば・・・・ラーメンファンなら思いつくのがあの名店・・・「麺屋 一燈」。一時期、コンビニへ行くと屋号を冠したカップ麺があり、それを目にした人も多いでしょう。新小岩でラーメンと言えば、かなりこのブランド支配的?。そしてその系列の中で、二郎系を意識した別ブランド店が誕生。それが「ラーメン燈郎」です。
美味いものは完成美と美味さを包含するもの。「一燈」の極まりを感じるほどの美しさを、この「燈郎」でも感じ取ってしまいます。二郎系!ガッツリ系!なのに、洗練された美しさがどこかしらに感じ取れる。豚にしたって、豚肉の塊じゃなくスライス肉のしゃぶしゃぶ系という上品さです。
更に全体を見渡せば、色合いが全くもっと鮮やか。パプリカが散らばっており、黄色や赤の色合いバランスなど華やか!。こんなに華やかな二郎系って他にある??。この系統を敬遠してる方こそ・・今、一度は食っとくべきですよ。詳しくは下記にて。
ラーメン宮郎(蒲田)
その「麺屋 一燈」で長きに渡りご修行された方が、大田区蒲田で独立。その名も「煮干しつけ麺 宮元」。これがなかなかのハイレベルな質感あるラーメンでして、連日行列であります。もうかなり地盤もできて安定感出てきた頃に、新たなブランド派生としてできたのが「ラーメン宮郎」さん。見てすぐわかるように、宮元さんが手がける二郎系という屋号ですね。食う方だけでなく、作る方も「二郎系」というのはとても魅力的に映るのだと思われます。
こちらで毎年繰り出されるのが「宮し中華」。冷しを宮しと掛けておられるようです。もはや蒲田名物なる冷やし麺。ある年などは人気のあまり売り切れで、食えないこともありました。不思議とあっさりした感覚で、マヨネーズの風味でサクッと食える一方、麺はバリバリの二郎系でミスマッチなる美味さが楽しいです。
季節限定なメニューですが、20杯そこそこの数量限定でもあります。シーズンピークに食うなら、少し早めに並んで気合を入れないと食えないかもです。少しでも興味がある方こそ・・今、一度は食っとくべきですよ。詳しくは下記にて。
鬼豚オーガ(木場)
あの「六厘舎」でおなじみの「松富士食品」系列。他に「ジャンクガレッジ」なども手掛ける系列なので、こういうガッツリ系はお得意かと思われます。こちらの特徴は、何と言ってもトッピングのバリエーションの豊富さ。豚肉等メインのトッピングを2つ選べる上に、薬味も調整は5系統もあって、それぞれがダブル・トリプルなどし放題。配膳直前のコールでは、一度で伝えきれないし、覚えきれないという面白さが楽しいです。
基本的にはタレはスッキリ醤油系。なので豚骨醤油味にしたいならば、アブラをトリプルにするとか、ニンニクもダブルにするとか、ぐぐっとアクセルを利かせてゆきましょう。麺は二郎系のオーションイメージとは少し違って、つけ麺イメージな中太麺。馴染み易い旨さで、控えめにすると後で後悔しますから、ガッツリ大盛りをおススメします。
そして豚肉も追加おススメ。2種類選べますが、バラ・ナンコツ・トロぶた・・・と3つありますからどうしても全部欲しくなる。気になる方には、詳細は以下にて。
「旨辛系」も見逃せないね!もはやガッツリ系の一角を占める!?
旨辛系と言ってもあの「中本」をはじめいろいろあるのですが、ちょっと乱暴でも一つのジャンルとして「ガッツリ系」に食い込んでると私は思うのです。そんな中から、ちょっと大くくりで3店舗をご紹介!。
旨辛ラーメン表裏(市ヶ谷・水道橋・高田馬場)
旨辛タンメン系冷やしにも注目!この系統だと「中本」を最初に思い浮かびますが、盛りの凄さに注目すると「二郎系」と遜色ないと、勝手に感じています。そんな中でこちらも季節限定で冷やし提供してくれます。ヤサイやニンニクをマシマシにしてくれるので、ほぼ二郎系!ガッツリ系に取り込んでも良いかもしれませんね。
こちらもゴマダレがベースにあってマヨネーズ等薬味でガツガツと麻薬的に食わせるタイプです。温泉玉子など取り入れたり、なかなか二郎系の圧迫感を感じること少なく食えるのではないでしょうか?。
また個人的に気に入ってるのは、パルメザンチーズがデフォルトで降りかかってたこと。年によって多少変化があるやもですが、旨辛系ファンとしては見逃せないかと思います。詳しくは下記にて。
関連ランキング:ラーメン | 高田馬場駅、西早稲田駅、学習院下駅
元祖旨辛タンメン荒木屋(蒲田)
こちらも注目浴びる旨辛系ですね。蒲田にあって、上述の「ラーメン宮郎」と背中合わせに近い位置にありますが、どちらも流行ってるのが素晴らしいです。いつもあるとは限らないようで、スポット的な限定品。店先には限定の紹介もなく、どうやって確認するかはお店のツイッターを確認にするのが手っ取り早いと考えます。
なかなかデフォルトでも多く感じますが、それはトッピングのボリューム感のせいか?。特にナムル風に味付けされたモヤシがたんまりと入っておるのが特徴です。いわゆる唐辛子系のカプサイシンの刺激が全体的に強めなのですが、蒙古系とはまた違って仄かな甘味を感じるのも印象的。
またこちらはオプションになるのですが、チャーシューが絶品なので追加注文することも激しくおススメしておきます。二郎系の豚さながらの・・・ばら肉ロールブロックなる肉ですが、ホロホロ崩れるほど柔らかくて味わい深い。その上唐辛子系のタレがかかってるのでいくらでも食えそうな錯覚を感じます。詳しくは以下にて。
火の豚 人形町駅前店(人形町)
埼玉県の有名人気店「火の豚」。こちらの東京進出第一号がここです。ご存知の方には当たり前なんですが、こちらの基本的ラーメンスタイルは「二郎系×蒙古系」というもの。フュージョンというメニュー名称で、二郎系の上に旨辛系の餡をかけるという味風景。実に想像しただけで旨そう!。こちらの人気冷やし中華は、その冷製バージョンか?と思ったけれど、少し違う。ちょっと和風感覚に近い落ち着き感があります。
意外とタレは甘味先行なイメージ。いわゆるゴマダレ系ドレッシング感覚で、トッピングに辛揚げ玉があるところなんて、東北沢の名店が頭に過ったりします。ただモヤシ以外に、ワカメ・鰹節・刻み海苔が多く乗る上に、生姜も必要であれば加わりますし、ちょっといつものジャンキーさとは違った感覚。そして豚肉は上品な二郎系って感じです。
辛揚げ玉・しょうがのジワジワとした辛さが沁み渡るなかで、ニンニクがピキーンと時間差で沁み渡る。冒頭で甘味先行だったはずが、知らぬ間に辛さのフュージョン関係が成立する味風景です。気になる方には、詳細は下記にて。
関連ランキング:ラーメン | 人形町駅、水天宮前駅、小伝馬町駅
そしてやっぱり「直系二郎」を挙げておきたい!
正式には「冷やし中華」じゃないのかもしれませんが、「冷やし麺」としては入れてもよろしいのでは?。よくよく探せば、直系でも限定で冷やし企画やってるところがあるようですが、都内23区で私が確認できたところはこの店です。
ラーメン二郎 環七新新代田橋店(代田橋)
最後に「直系二郎」。こちらに、平日限定でたまに「冷まし」という対応をしてくれます。都内23区の直系で、少しでもガッツリ系冷やしに近いものがあるとしたら・・・・こちらかと!。夏のトップシーズンともなれば、レギュラー化して提供してくれますが、メニュー提供の有無など注意点は、お店の公式アカウントのツイッターで、事前確認してから訪問することをお勧めします。
「冷やし」でなく「冷まし」とは、冷やしとまで意図的に冷水締め上げることをしないためでしょうか。あきらかに熱々なオーション麺の粗熱を取る程度です。そしてフツ―のラーメンを冷ましたのではなく、汁なし系に近く、そしてタレも通常の豚骨醤油味から変えています。塩気はありますが、ごま油を感じるような甘さとコクが印象的。なので正確には「冷まし汁なし」と言うとらえ方がよろしいかと。
やっぱり正真正銘の直系オーション麺を、冷やし感覚で食えることが実に楽しく、麺の風合いもまたいつもとは変わった感覚を味わえます。こちらも激しくおススメ!。詳しくは以下にて。
関連ランキング:ラーメン | 新代田駅、世田谷代田駅、東松原駅
以上、冷やし中華ファンと、ジロリアンの方々にも少しでも参考になれば幸いです。まだまだ夏はこれから!ますます冷やし中華系にのめり込むことになりましょうが・・・心は、
NO RAMEN!NO LIFE!。
この夏を心も胃袋も堪能して過ごしましょう!。