フェスティブな町中華って感じ!
個人的には、中央線沿線でも代表格な町中華かとも感じているんですが、食べログではそこそこの評価ですな。でも分かる人には分かる!宝華@東小金井は、実にフェスティブかつアットホーム的な町中華屋さんで、基本的に何を食っても旨そう。いつも行列イメージしかないので、土日通し営業の中途半端な午後3時過ぎを狙ってやってまいりました。
つーか忙しいだけならまだ良いがとても疲れておる。休日朝起きたら10時。俺だけでなく家族皆そんな時間に起きた(爆)。家中疲れておるようです。そんな出遅れ感満載で、休日昼ラー活動開始がこの時間の流れとなりました。
<アサヒスーパードライ> やっぱ大瓶が嬉しい!馴染みの淡麗辛口の怒涛が何度も何度も楽しめる!これぞ痛快!
いつもの淡麗辛口が怒涛の如く長く楽しめる大瓶は最高痛快!。あるだけで嬉しくなります。しかも温度感がナイスです。
便はデカいがグラスはちっちゃい。この対比がいいね。日式麦種形式美とすら覚えます。冷えて曇るグラスに手酌でビールを注ぐ瞬間の興奮が、生きてるって証。馴染みの淡麗辛口の怒涛が何度でも楽しめる充実感!さすが大瓶!
<つまみレバー> この店最強ツマミ!塩胡椒のみのシンプル炒め!焦げが香ばしいレバーをガッツリ堪能!
それにしてもニラレバ炒めの注文率が高い。テーブル席が多いんだが必ずと言っていいほど配膳されてます。拉麺食わなければ独り占めしてニラレバ食っても良いんだが・・・・とそんな躊躇があるなら「つまみレバー」を激しくおすすめ!メニュー名から、焼いたのを作り置きしたものかと思いきや、いやいや・・・注文を受けてから炒めてくれるので、立派な一品です。塩胡椒のシンプルな炒め物。これがまた実にうまい!。
周囲が軽く焦げた感があって薄らとカリカリ歯応え。そして香ばしさが口の中から鼻腔を通じてくすぐる。そしてまったりとレバーペースト感に似た絡みが口の中で広がり、独特な野趣を含んだ旨みが分厚い。具材の量も質もよくこれで500円なら激しくオススメ。
<全体> 飾り気ない素朴な油そばにキムチをどっさり!貝割れ菜の緑とキムチの赤が対比がエキゾチック!
確か以前は、中盛設定があったはずだが今は並と大盛設定しかございません。元々油そばってシンプルなものだし、通常なら素朴な町中華系だと素気なく感じるので、貝割れ菜とメンマが目に飛び込みましょう。しかし今回はキムチがどっさりと入っており、貝割れ菜の緑とキムチの赤が補色関係となり見た目でエキゾチックな雰囲気も感じさせます。
汁なし系油そばと分類されますが、汁がほどほど浸っており、正確には汁少なめ系といったところでしょうか?。油そばと言っても色々タイプが分かれそうです。
<キムチ> フレッシュ系でちょいと浅漬け感覚でライトな辛味!ザクザクと食える辛味感覚!
以前一時期、「宝ソバ」という名称だった時、おろし宝ソバってなもあったような記憶(支店だけかな?)。結構さっぱり&フレッシュな具材との相性も良いのです。そんな感覚でキムチも合います。
発酵感バリバリって感じはあまりなく、それでいて浅漬けと言い切るほどでもないけど、割とライトでザクザク食える辛味感覚。当然ビールとも相性抜群です。タレに溶けたり、麺に絡んだりして食らうと一段と旨いのです。
<タレ> 醤油と香味オイルの円やかさとキムチ辛味の一体感!サッパリ感誘う甘辛味がナイス!
きっちりとベースのタレ味が引き立っており、そこにキムチ味がかぶさるというフォーメーションが出来ている。キムチの辛味がやっぱり主導的ですが、、醤油味と、香味油のコクなどもしっかりと感じ取れます。また旨味調味料がバックアップしておりますので、キムチが効いても存在感ある醤油と香味オイルのコク味広がるってな感じかと。
<麺> 温かみある中太麺!微妙な温度感による歯応えとオイリーな滑らかスベリがクセになる
多加水な中華麺だが、密度感そこそこ感じるし、ぷよぷよとし過ぎないところがいい。風貌は多少よくお目にかかる大衆麺なのだが、気軽さと品質感が微妙にバランスとれています。タレは常温で、麺は温かさを残したまま、一気にかき混ぜて食うという段取りですが、汁ありとはまた違った「ヌチヌチ」っとした感覚を残す歯応えが相変わらずで気分的に馴染みます。淡くヌチヌチっとした歯応えがナイス!いて、たまに食いたいと思わせます。
また独特な軽やかさを感じる香味オイルがいい感じ。表面をコーティングしてくれるし、また多少のウェービィーな風貌が、啜り上げる度に内頬と舌触りに刺激を与えて気持ちよい。また細かいキムチの欠片やネギ類も引き連れて絡めるので、咀嚼の時に風味と味わいを強く感じます。
<メンマ> 素材感も楽しめるお気楽な旨さ!薄味醤油仕立てであっさりタイプ!
フレッシュ感あるコリコリとした味わいで、これは酒のアテになります。漬け込みや味付けの深いタイプよりは、私はこの薄味系のほうが好き。細かいネギ小口切りなど振りかけてアテとして食うと最高かもしれない。大衆的な味わいが好きかと!
<味変> 油そばならやらずにおけず!やっぱり辣油とお酢を垂らして円やかさに刺激を放り込む!
いつもならドバドバと垂らし回すのだが、キムチが既に味を支配しているのでそこそこに。中盤から全体に垂らして走らせ増す。更に今回も締めに白飯で割るのを想定してるので。やっぱり油そばなら「辣油」と「酢」の相性は、多くを語らずとも旨いのご理解いただけるかと!。さっぱり系とは言え、所詮は糖質と脂の合体ですし、いずれは胃袋に負担がくるもの。そこを酢が旨さを軽やかに広げてくれます。
<半ライス> ハーフじゃなく立派な一膳盛り!更にスープ付き!宝そばの残りダレを垂れかけ味わう!
厨房から更にこんもりと盛られた白飯がこちらに向かってくる。カウンターの左右どちらかの他客のものか?と思ったがオレの目の前に配膳です。これ本当に小サイズか?。立派な一膳飯ボリューム。しかもスープが付きます。
皿を傾けてタレが残る丼の方に白飯を投入したりましたわ!。ふふふ・・・これは説明せずとも想像つくかと。円やかなタレが飯粒ひとつひとつに、まるでコーティングするようで、時間経過と共にじわじわと浸透します。タレと飯のボリュームバランスもベストで、これは宝そば食らうなら白飯は必須アイテムかと考えを改めてしまいます。激しくオススメ!。
総じまして「飯にも酒にも相性抜群!武蔵野3大油そばの一角!お土産持ち帰りも是非是非おすすめ!」
・・・と言う感動の嵐!。昼時はいつも平日休日問わず行列ですが並ぶ価値あり!。休日昼下がりが狙い目かと!。家族もカップルもほのぼのと楽しむ客多数です。激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!