ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5339】貝出汁 中華そば 竹祥(東京・吉祥寺)特製牡蠣塩そば + 貝めし + サッポロラガービール赤星

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牡蠣を見ればオートマティック
 

 
 
 ひと足早く年末年始に休暇に突入。疲れ切って遠出も面倒くさく、また吉祥寺へとやって参りました。実は、東池系か永福町系かどちらかの大勝軒を狙う算段だったのですが、道中で「牡蠣塩そば」という宣伝文句を発見。その瞬間身体は自動的にその店へと入っておりました。
 

 
 つーかこの季節限定の牡蠣塩そばって毎シーズン食ってる。元々貝出汁専門店だし、貝が得意な店が手掛ける牡蠣そば。見逃すことができないのです。 
 

 
 
 
<サッポロ赤星> ズシリとした苦味!濃厚なれど後味に軽やかな甘みとスッキリ感!

 

 
 お!赤星が550円。中瓶600円オーバーが当たり前になりつつある中で、赤星がこの設定とはい嬉しいです。 
 


 
 やはりズシリとした初動のインパクトがいいね。直後に漂うホップの香りもほどほどでいい感じ。プレモルなどはここから華やかな香りが立つので人気高いのもわかるが、赤星の場合は後味が意外と軽やかな甘みがあり、そしてスッキリするから実は重くない。だから結構飽きずに量が飲める麦酒だと感じてます。
 
 

 
 
 
 
<全体> 貝と牡蠣が溶け込む乳白色出汁感!煌めくエキス感!目を惹く浅利つくねが可愛い!
 


 
 ううう!軽い白濁出汁が如何にも貝出汁って感じです。いかにも牡蠣エキスが溶けてると行ったもの。これは、牡蠣大好き「牡蠣星人」としては小躍りしそうな気分です。しかし目が慣れてくると牡蠣のすり身が感じられるような薄緑の色合いも溶けているのが分かります。そしてこの店のアイコン「浅利つくね」がやっぱ可愛い。
 

 しっかりと牡蠣のニュアンスが感じられますが、とてもライトなので嫌味なくとてもスムース。塩清湯のコンセプトが牡蠣の仕上がりとしてはマッチしてる感覚。そしてアニマルオフとは思えないキラキラした動物系の旨味が多数表面に浮かぶ。牡蠣貝出汁と鶏清湯のブレンドなのか?。間違ってたらごめんちゃい。
 

 
 
 
<出汁> 塩気が牡蠣の旨味を引き出す!浅利と牡蠣のダブル滋味!塩清湯のコクが下支え!
 


 
 それにしても薄い乳白色で見映えは柔らかそうです。味わいは、ますが、見栄えとは少し裏腹でパワフル。牡蠣が染みると言うのではなく、牡蠣が力強く広がると言う感覚でしょうか。牡蠣の色合い柔らかいのに、牡蠣味が濃ゆいです。
 

 
 感覚的には、塩気が牡蠣の旨味をぐいぐいと引っ張ってる様子。塩味との結びつきが牡蠣の旨さに響いていると思えます。また、ベースの貝出汁も旨味を下支えしているので、膨よかな味わいと化しているかと。
 

 
 それにしても出汁の煌びやかさもいい感じ。あっさり系鶏出汁?。鶏油の感覚はなくガラなのか??。牡蠣と貝の出汁を全くマスキングしない仕上がりがナイス!。
 

 
 
 
<麺> 麩配合のストレート細麺!風味を感じ汁をバクバク吸い込む一体感!滋味深し旨さ哉!


 
 こちらは全粒配合のストレート細麺なのがいいね。加水は中から多の間ってな感じで、打ち込まれた麩がくっきりと見えます。序盤にはふわりと麺の素地から来る香りがあって、さすが全粒打ち込みの麺だと思わせます。しかし、とても汁の吸い込みが得意なようで、バクバクと吸い込んだ後で全体がとてもしなやかになります。なので出汁の持ち上げもいい感じ。
 

 
 やがて麺の素地に塩気を含んだ牡蠣味が染み入ります。一通り味わったところで、メンマや青菜、そしてチャーシューの小さい欠片を見つけては巻き込んで食らうのも楽しからずや。
 
 


 

 
 
<チャーシュー> 塩気が旨い豚肩ロース&鶏胸肉の2種!淡麗肉味に牡蠣出汁の塩気がマッチ!淡白旨味な鶏胸肉も出汁を吸い込み力を増す旨さ!


 
 貝出汁と言う和風な味風景の中に、逞しき豚肩ローススライス肉。赤身柔らかく、脂身は蕩け、出汁を吸って旨そうです。意外に塩気が効いてました。これが妙に食欲をそそる感覚で、牡蠣の味ともマッチする塩加減。ビールにとても合うじゃないですか。
 

 
 また片方の鶏胸肉。綺麗に整形されて美しい盛り付けです。これは鶏に鶏の旨味が滲む中に、牡蠣エキスが寄り添うイメージで、塩気の加わりもあってそのまま食らうより旨さが芳醇!。スポンジ効果もあって、噛み締めると肉汁が溢れ出す楽しみもあります。
 
 


 

 
 
<浅利つくね> 貝のワタすら感じるブツ切り旨味!出汁を吸い込みジューシー貝旨味!


 
 まさにこの店のアイコン的存在です。浅利の身を粗めにぶつ切りにして丸めたんでしょうが、つなぎは無しなのか・・・浅利全てを味わえるようで、これは冷酒にも合いそうです。以前は少し汁気が少なく思った記憶あって、一旦スープに沈めてから食らいましたが、いやはやこれが貝と牡蠣のエキスが芳醇で濃厚となり、想像以上に味わい深し!。まさに貝がジューシーに味わえると言う展開です。 
 

 

 

 
 
<味変化> 牡蠣エキスにバター!溶かすと肉厚な牡蠣味としてパワーアップ!
 


 
 味変に使ったバター。くどくならないかと一瞬思ったが、後半に一気に全部入れてしまいました。牡蠣の風味をマスキングしないかと不安もあったんですが、いやいやどうして!むしろ牡蠣をより感じます。
 

 
 牡蠣の滋味がコク深くなり肉厚にも感じる旨さに昇華!。少し洋風に転じた味?なのかもしれませんが、これは見事な味変でありました。全部じゃなく、半分少し多めがベストな量かもしれませんが、後からご飯ものとのコラボを考えれば全部でもok!。
 

 

 
 
<味玉> 味わうとカエシが効き目で凛々しくも濃厚な味わい!見栄え穏やかな薄出汁感覚!


 
 ジュレ部分とトロミ部分は半分半分。薄出汁の深い浸透はよくある王道ですが、カエシが効き目に浸透しているようで、卵黄の味わいがどこか凛々しいイメージ。
 

 
 出汁のカエシが微妙に多めに効いているので、濃密な卵黄が明るくキリリとしたように感じました。卵黄にカエシが効き目な部分を、芳醇な牡蠣の出汁に浸して食いますと、卵黄に牡蠣ってのも悪くない!
 
 

 
 
 
 
<他具材> 牡蠣出汁に浮かぶメンマと青菜!ほっこり感と清涼感を与えてくれる箸休め


 
 丁寧でオーディナリーな味わい。やはり気分はほっこりします。青菜は少し柔らか目な仕上がりで、それ故に青菜らしい清涼感の中にも甘味あり。また太めなメンマは薄味あっさりタイプで、繊維質はきめ細くてサクリと小気味よく千切れるのも快感!。これもお酒のアテになるタイプ!。
 
 


 

 
 
<貝めし> 浅利の旨さ飯粒に凝縮!残り出汁をかけて食らうと激しく旨し!オススメ!
 


 
 この店に来てここまで辿りつかねばもったいない!。貝出汁の炊き込みご飯には違いないのですが、フツーに思うしっとりした感覚よりは多少パラっとした感触。そして薄味仕立てで、米と浅利の旨味を素直に噛み締めて味わうタイプです。つまり、人によってはあっさりすぎる?薄味?と思うかもしれません。しかし、それは流儀として提案したいことがありまして・・・・それは「残った出汁をかける」ことなのです。
 
 


 
 出汁をかけると、パラっとしたご飯粒が、やがて軽くしっとりし・・・そこを箸やレンゲで少し混ぜ合わせながら食らうと、まさに浅利の滋味ワールドの展開!。浅利つくねと同様に、浅利身の全てを感じるような炊き込みご飯に、出汁の旨味が重なり合い、炊き込みご飯のようでもあり、貝出汁茶漬けのようでもあり、これが旨い!。
 
 

 
 
 
総じまして「さらりとしつつ貝出汁深し!バター味変の分厚い展開!パワフルに染みる崇高牡蠣そば!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。やはり冬の味覚と言えば牡蠣!存分に楽しめる喜び溢れる一杯でございます!。そして吉祥寺駅東側アトレから出るとすぐ近くと利便性も高い店!。サクッといかが?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつもの通り締めたいと思います!。
 
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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