ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5435】中華そば 東京ぐれっち(東京・阿佐ヶ谷)タマリ醤油そば + 和えそば タマリ + サッポロ赤星 〜淡麗黒出汁に鯛煮干の足し算の旨さ!さすが元祖阿佐ヶ谷ブラック!

これが元祖阿佐ヶ谷ブラック!

 
 今回は、元祖阿佐ヶ谷ブラックと呼ばれる、東京ぐれっちさんの「タマリ醤油そば」をいただきに上がりました。約1年半ぶりの訪問です。もともとブラック系には目がない私が、なぜこんなに間が空いたしまったかというと、開店時間が私の生活パターンと合わせにくかったから。11:53スタートと言うのほぼ正午開店なので、どうしても開店とランチピークの混雑は避けたいから。また休日なら11:00スタートの店を優先してしまうので、ずるずると後回しになってしまった流れでございます。
 

 
 さて今回、少し店の方向性が変わったのに気がつきました。まず暖簾。鯛とセアブラのアピール。出汁の方向性が変化したのが伺えます。またメニューを見て、つまみがしっかりとラインナップされたことと、和えそばなる+アルファのメニューが増えてる。なんだよ・・・使い勝手が良くなってるじゃないか。そうと知ってたらもう少し早く来たかったですー。
 

 
 
 
<サッポロ赤星> キリリと冷えた最高の温度感!図太いボディの苦味と淡い後味が痛快に沁みる!

 
 丁度夏日だったので、冷えた温度が最高でございました。氷温の一歩手前のキンキン冷え冷え!この感覚がたまらない。春の陽気とは思えぬ気温だったので、実に心地よいのでした。嗚呼いつもの通りに赤星の巣太いボディーとその苦味が着実に五臓六腑に沁み入る・・・。
 

 
 
 
<全体> これが元祖阿佐ヶ谷ブラック!タマリ醤油の漆黒醤油感に出汁感の円やかさが滲む色合い!

 
 源玄@阿佐ヶ谷でもブラック拉麺が限定提供されておりますが、こちらの方が早いと思われます。いつもは具沢山仕様なのですが、今回はデフォルト。肉と出汁と麺という素朴さでむしろ映えるようです。
 

 
 出会ったころは、魚介の泡立ちも少し溶けて素朴さが印象的だった記憶。それより今のですが、磨きがかかったようですね。明るみある漆黒出汁!醤油の深みに円やかさがいい感じ!。今回は黒味がかった色合いがこの日の天気のように晴れやかなでございます。 
 

 
 
 
<出汁> すっきり円やかな出汁感に鯛煮干しの溶け込み?透明感すら思う旨味演出が見事!

 
 まさにスッキリ円やか!タマリ醤油の優雅なカエシの展開!。この色合いは一番黒さが強いタマリ醤油ならではと思われますが、同時に甘味すら感じる円やかさがあるのが印象的。タマリは他の醤油よりも、塩分が一段と少な目なので、いわゆる塩気と感じる輪郭が薄く感じられるようす。
 

 
 すっきりした動物系の清湯ベースのようで魚介の甘味も溶けるバランス!。表現力豊かと感じます。香味にラードが溶けているのかもしれませんが、甘味には煮干系のエキスを感じます。魚介の輪郭を微かに感じた次第ですが、言われてみると鯛の風合いが柔らかく溶けているかと。鯛煮干しが香ばしさとコク深さを表しているようです。ちょっとレベル上がったかと!。
 

 
 
 
<麺> 緩くボコ付く中細麺?クシクシとした歯応えの淡い引き締まり!長く続く素地の風味感!

 
 滑らかな地肌と品やかな腰つき、そして緩くボコ着く中細ストレート麺!歯応えの中に風合いが残るようなところが好き!。軽く啜ってみると、その外側が実にツルツルとしていてライトな滑り。そして前歯で千切ると、クシクシとしたやや引き締まりを覚える感覚がいいね。素地の風合いをしっかり伝えるようです。
 

 
 また熱ダレに強くいつまでも持続する風合い!肉等具材と絡めて旨しです。素地の風味と出汁の旨味が咀嚼で重ね合わせる。糖化が進み、口の中で糊化が進みやすいという感じでもないが、長く素地の風合いを楽しめるタイプで割りと好きな感じです。カタ麺ではないが、カタ麺好きなら好みの範疇のような気がします。こういう麺は、肉と合わせて食らうのが旨いと勝手に思ってる私。性懲りもなく、海苔で巻いたり、肉で巻いたりしつつ、風味や味わいも足しながら、存分に楽しみ尽くさせていただきました。
 

 
 
 
<チャーシュー> デフォルトで楽しいバラと肩ロースの2種肉?部位の違いと旨さを実感!

 
 デフォルトで2種盛りなのが更にいいね。豚肩ロース・豚バラ三枚肉。どれも脂の甘味が良いです。まず豚肩ロース!。赤身と脂身がバランスよく味わえる人気部位。個人的には脂身を感じつつ「赤身を味わう」部位だと思ってます。赤身に細かくさした脂身が蕩けて溶けて空洞や割れ目をつくり、赤身のそんなところに出汁が染み入る。そこを噛み締めるのが旨いね。肉本来の旨味をベースに脂と出汁の旨さが染みるのが最高!。タマリ醤油との相性も良さそうです。
 

 
 そして豚バラ?。脂身の旨さと甘味を大いに堪能です。「脂身・赤身・脂身」の層が断層のようにキッパリとした部位で、豚肉の中で脂身の甘さを多く楽しめる感覚。温めてあったのが実に旨さ秀逸!。
 

 
 
 
<メンマ> たまり醤油と馴染み易く下味感深い短冊型メンマ!軽快歯応え!

 
 大衆的中華そばって感じにさせるタイプ。短冊型のオーディナリーなサイズ感で、歯応えがクニャコリ!とするタイプです。下味が割と深めに浸透し、わりと深めな味付けですがタマリ醤油との相性も良いのか、出汁に浸した方が旨いです。
 

 
 
 
<味変化> 山椒がなければタマリは喰うな!それほどの店主自信の合わせ技!

 
 公式FBの文言です。これは激しく同意です。スッキリしたブラック鯛煮干出汁にカエシの部分がこの山椒で刺激を受けて旨さ増幅。ヒリリとしない和山椒パウダーですから入れすぎてもダメージは少なそうです。つーかついついどんどんと足してしまいそうになるほどハマるかと!。
 

 
 
 
<和えそば> いつの間にか新サービス!タマリ醤油味を選択!ブラック和えそば感覚で旨し!

 
 おおお・・・これがあるならもっと早く来るべきでした。本体と合わせて和えそばの味は「タマリ」とさせてもらいました。これでダブルブラック!。
 

 
 これも当然山椒と合わせて食らいます。特にタマリ醤油のタレがダイレクトに楽しめるので旨い!。途中で出汁を垂らしましたが・・・このままがかなり香ばしく味が濃ゆいので楽しめるかと。
 

 
 
 
総じまして「淡麗黒出汁に鯛煮干の足し算の旨さ!さすが元祖阿佐ヶ谷ブラック!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。当然この店の看板商品なのですが、鯛煮干し系の白醤油も開発されたようでこれもまた興味をそそります。真面目な店主が日々腰を据えて旨さと対峙してるのが伝わってくるムードもいいね。阿佐ヶ谷を代表する黒い拉麺と言うことで、阿佐ヶ谷ブラック!。中央線利用者なら、ちょこっと途中下車して一杯ってのも激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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