ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5434】一平ソバ(東京・小金井市梶野町)一平ソバ 刻みネギ 生卵 + アサヒスーパードライ 〜法政生の台所!三大武蔵野系油そばの堂々たる一角!歴史と愛を感じる一杯!

一気に夏日だ!遠足気分で一平ソバ

 
 春の嵐が過ぎ去って一気に春陽気!と思ったら夏日ではないか!。こうなったら俄然油そばで冷たい麦酒をあおりたくなるというもの。武蔵野系の3大油そばのうち、珍々亭と宝華は最近行ったばかりだし、今回はちょっと遠足気分でバスに乗って「一平ソバ」へとやってまいりました。期末期初の隙間の休日だから、こんなこと今しかできないからー。
 

 
 本音はチャリでサクッとサイクリング気分で行きたかったのだが・・・昨年からコンプライアンス関係の委員長になったモンだから、益々違反は出来んぜよ。チャリも飲酒運転だし、自転車でも違反切符切られるご時世だからね。
 

 
 
 
<スーパードライ> ご存知国民的人気ブランド!天気が良いといつも以上に淡麗辛口の旨さが沁みる!

 
 時間帯が半端だったからか、割と空いててのんびりと過ごせました。客層はいつもは法政大学の学生メインなのだが、家族連ればかりテーブル席は埋まってるものの、一人客向けの丸いカウンターは、独占状態でした。
 

 

 さて少し汗ばむ気温だが、店内に入ると春風そよいで快適ですな。そんな感じで冷たいスーパードライをピカピカグラスに注ぐと輝いて見えます。嗚呼・・・やっぱり温もりの中で飲む方がビールは旨いな。そしていつも以上に淡麗辛口の旨さが染みるような感覚。2本空けてしまおうかとも思ったが、意外と早く一平ソバ本体が運ばれてきたから、追加せずに本命に集中することにします。
 

 
 
 
<全体> これも武蔵野系油そばの原型!これぞ汁なし!タレは完全に麺に絡め浸透!!

 
 「珍々亭・宝華・一平」と武蔵野系油そばの系譜がある中で、一般的にイメージされるのに近いのが「一平」ではないでしょうか。なので初訪問で驚きはないかもしれません。
 

 
 イメージとしては、軽く茶褐色に染まった捩れ気味な中細ストレート麺。完全に近いほど汁にタレが絡め浸透させて封じ込めているかの如しで、丼の底をさらえてもタレの溜まりが見当たりません。これぞまさしく汁なし系と言えましょう。
 

 
 タレの味わいも馴染みあるもの。甘辛い醤油がすっきりラード系に溶けた感じで、麺を絡めると滲み出る水分とその油で乳化が進み、醤油風味がありながらもナチュラルな甘味を感じる仕上がりでしょう。
 

 
 
 
<生卵> 割れて麺に絡んで滑りよし!溶けてタレと馴染んでコク深し!

 
 今回は、冒頭から生卵を割って全体に混ぜ混ぜしてスタートです。汁なし系で生卵は必須でございます。タレが完璧に麺に絡め貼り付き、浸透してネトネトしるのなら、生の卵白は絶妙に包み込むようにまとめます。また卵黄はタレの醤油部分に反応して旨さをさらにコク深くさせる様子でしょうか?。タレと卵黄の一体感で、仕上がりがカルボナーラに近い感覚にゆっくりと変化してゆくようにも感じます。
 

 

 
 
<麺> 前歯で千切るとプツプツ!奥歯で噛締めるとクチリとした後に広がる素地甘味!

 
 すべりは期待通りのヌルヌル感覚です。そしてどこか暖かみがあったりする素朴な風合い。余熱の影響なのか、千切るとプツプツ!噛締めるとクチリとした後に広がる素地甘味!。クチュリとしたちょっと柔麺の感覚です。
 

 
 
 
<チャーシュー> タレが香ばしいショルダー肉!?赤身に脂身が程よく抜けてちょいさっぱり!

 
 肩ロースか?とも感じまましたが豚バラ肉?。ショルダーに近い部位でしょうか?。そのロースト感と下煮味付けが程よい感覚?。麦酒とも相性良いです。脂身は溶けて赤身に浸透してるようで、見た目以上に赤身部分はしっとり。脂身は余計な部分が抜けて、しっとりした旨さが残った感覚でしょうか。噛み締めるほど旨しかと!。
 

 
 
 
<刻みネギ> これも油そばには必須アイテム!薬味と言うより具材!野菜のフレッシュ甘味の相性絶妙!

 
 ネギは薬味にあらず・・・具材です。特に油そば・まぜそば・汁なし系では重要性が増すトッピング。チャーシューを増すような感覚で、今回もネギ増しです。まずザクザクと歯切れて白い部分のフレッシュさが際立ちます。そんな感触だけでなく野菜ならではの清涼感のあとに染みる仄かな甘味が、タレとの相性が抜群!。麺にも絡め尽くして堪能です。
 

 
 
 
<他具材> ナルトとメンマの存在も重要!武蔵野系油そばには必須アイテム!程よい箸休め?

 
 ナルトとメンマは、決して見栄えだけのアイテムではありません。ナルトのふわっとした食感と他にはない練り物の旨みは、油そばの中ではほっとさせてくれる。
 

 
 またメンマも似た存在感ですが、麺と絡めても良しで楽しさが広がります。改めて有り難みを感じる具材です。
 

 
 
 
<辣油とお酢> 辣油を回しかけ酢を垂らす!醤油と豚コクと一体化する旨さ!武蔵野系ならばこれは儀式!

 

 

 もはや油そばの儀式。もうこの「醤油&辣油&酢」の旨さの定理と申せましょう。辣油を回しかけて、その後お酢を投入。全体を攪拌させると、醤油が効いたタレと絡んで一体化。辣油は炭水化物によく合うのです。さらにベースのタレには豚エキスも溶けているようで旨さに厚みを増す。
 

 
 そしてお酢は、酸味ですっきりさせる役割もあるが、実は豚のエキスや塩気と絡むと円やかに変化させる役割もありましょう。なので辣油だけで終わらず、続いてお酢も投入しないと、油そばの味変化は完成しないと確信致しております。
 

 
 
 
<紅生姜> 武蔵野系油そばの中でもユニーク千万!一平ソバなら紅生姜!試すべし!

 
 一平ソバのテーブルセットには「紅生姜」があります。食紅が薄いタイプでこれまた良し。当然の如く多めに放り込んで、混ぜ混ぜし尽くして味わいを楽しみ尽くすのです。辣油とお酢で終わるのが勿体無い。ここでは紅生姜までして完成ですな。
 

 
 
 
<その他> 悔いを残さずやれることは全部やろう!すりゴマとマヨネーズで最後の味変化〆め

 
 自分でも少々厚化粧が過ぎるかと感じるのですが・・・私、マヨラーなので捨て置けません。更に胡麻は健康に良いと胡麻信仰者なのでそれもやっちゃいます。これで悔いを残すことなく、やれることは全部やったという妙な達成感を得た次第。
 

 
 
 
総じまして「法政生の台所!三大武蔵野系油そばの堂々たる一角!歴史と愛を感じる一杯!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。お店全体がハートフルで客との一体感とサービス精神ありあり。地元に愛され溶け込んでる雰囲気バリバリで近くに住んでたら毎日でも通いそう。駅から離れてるけど駐車スペースあり。また丁度いいバス亭もある。武蔵野エリアで油そばならここも激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつもの通り締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

関連ランキング:油そば・まぜそば | 東小金井駅新小金井駅武蔵小金井駅