ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4556】 人類みな麺類 東京本店 (東京・恵比寿) micro 焼豚二枚のせ + 特選こだわり煮玉子 〜濃口醤油のパンチの中に円やかさ!大阪高井田系オマージュ感じる崇高ブラック拉麺!

進化系大阪ブラック!Part 2 
 重要な仕事とか失敗許されない業務とか、プレッシャーを感じるときにはゲン担ぎとして恵比寿神社へ参拝してから、現場に向かうこととしてます。今回もそんなマイルーティーンを済ませたあと、いつもの通りに拉麺活動を開始。狙いは「人類みな麺類 東京本店」の「micro」なる一杯です。
 

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 これは進化系大阪ブラックと勝手に分類させてもらってますが、やっぱり大阪高井田系に近いニュアンスを感じております。先日、早稲田での一杯をピックアップしたばかりですが、それよりも如実にその系譜に近いかと。今回も高井田オマージュ!高井田ブラック系として紹介させてもらいます。段々と東京都内限定のブラックねたも尽きるつつあるので、広い心でご理解いただきたい次第。
 

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<全体> 常識外れの肉塊!それをも染め上げる漆黒濃厚醤油ブラック!まさに迫力ブラックホール!

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 大切な仕事の前には肉を食らうのも私の拘り。なので今回は肉増しとさせてもらいましたが・・・分かってはいたものの、とんでもない肉麺顔に!それはこんな感じ!
 

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 おおお!何だかチャーシューの醤油下味そのまま丼に注がれたような迫力!確かに深さ極まる漆黒出汁感!まさに黒々!麺も肉も他具材も、バクバクと墨汁が溶けて染みこむように染め上げるイメージ。それに伴い、醤油の塩気パンチが感じられます。チャーシューの背脂がホール状態の一枚になっており、既に飴色に染まり切ってるじゃないか。塩気と甘味のせめぎ合いがじわじわと響いてくるような感覚か・・・・。うう、仕事前とは言え醤油感も肉感もダブルでヘビーな麺顔じゃないか!。
 

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<スープ> ハードな醤油の主張!酸味と塩気・・・そして甘味!大阪高井田系ベースに円やかさが滲む味風景!

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 このスープの色合いを見れば、ブラック系と言っても差し支えありますまい。題して大阪ブラック高井田オマージュ!
 
 

ストレートな醤油感!塩気は強め!旨味も強め!ストロング円やか醤油!

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 かなりストレートに醤油をイメージさせます。カエシは実にしっかり輪郭を表し、まさしく醤(ひしお)すら感じるかも。塩気の輪郭には微妙な酸味も発し、苦味も感じるかもしれません。次々とレンゲで啜ってゆくうちに、やっぱり感じるのは「大阪高井田系/高井田ブラック」の記憶。microはやっぱり、高井田系オマージュなる一杯と感じてしまうのです。。
 
 
仄かな甘みは醤油の特性なのか?乾物の深い溶け込みなのか?

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 とは言え高井田系はもっと、いい意味でペラいんですがね。その大衆的な味わいの醤油感なんだが、microは、別の味わいを足しているようです。塩気主体な味わいの中に、魚介の甘味すら覚えますが・・・ひょっとして節?それも鰹??。まさか魚介じゃなく「魚貝」では?とすら思えてくる滋味もあるか?。濃ゆいだけでなく、円やかさを濃厚に感じるのが秀逸です。少しあとで喉が渇くかもだが・・・。
 
 
豚由来のコク深し! チャーシューの脂身も溶けだす濃厚さ!

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 ベースの動物感は豚!。豚肉か豚骨の味わいが先導。清湯でコクを出すにはラードを香味として溶かすのが手っ取り早そうですが、ちょっとそんな妄想すら簿えます。そして、ひょっとしてチャーシューの煮汁も含ませたのでは?と思えるコクの分厚さ。肉を食ってるうちに、ひょっと背脂が溶けて更にコクを増しているかのようです。
 
 

 

 
 
<麺> 自家製麺!全粒配合の粉風合いたっぷり!白地で丸みある太麺!醤油に染まり美しい褐色!

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 高井田系は太い丸麺を感じさせるもの。そのイメージと実にフィットしますが、別にこのmicroだけに合わせたわけではないようです。
 
 
フスマを配合!濃口醤油を受け止めながら素地の風合いも伝える旨さ!

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 中太なフォルムで密度感は低め。その一方で白い地肌にフスマの打ち込みがあり、風合いと甘味を感じさせるのです。その地粉たる風合いが実に食らうと甘味を感じさせ、見栄えは素朴ですが味わいはとても上品。濃口醤油を受け止めつつ褐色に染まり、光沢感すら感じます。何度も同じような例えで悪いが、やきそばUFOで麺ソースを絡め始めたイメージ。
 
 
強い腰を噛み締める!噛むほどに旨い!醤油に染まった甘味を堪能!

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 麺は仄かな甘みを感じると伝えましたが、出汁の塩気ががっつりと絡みまくるり、甘さと辛さが一体化する旨さ。これは無条件に食欲を感じさせる組み合わせで、染みてる豚旨味と、仄かな乾物の甘味も感じて、炭水化物の甘味にがっつりと融合するようです。みるみるうちに麺が減っていく。いつもなら替え玉までコールをするところなんだが・・・肉を増してしまったので、実は胃袋はそれどころではないのでした:汗。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> 肉が看板商品!店のアイデンティティ!もはや肉塊と呼びたくなるガッツリ肉厚豚バラ肉!

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 今回は無性に気合いが入ったのか・・・肉ダブルとさせていただきました。一枚、いやひと塊でも十分と分かっているデカさなのだが、なんだか気分を発散したくて・・・。このブランド、実は肉が看板。別に珍しくもない、煮豚の豚バラ肉タイプです。ただそのサイズは角煮よりはるかに大きく、一枚と言うには分厚過ぎるために、一塊といったサイズ感。確実に二郎系の豚サイズに匹敵です。
 

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 齧りついて食らうが、歯や顎に力を入れなくとも、その重みで千切れてゆくようなソフトな感覚!。外周は脂身でトロトロしており脂の甘味が芳醇。しっかりと皮膚直下の脂がそのままキープされており、まさに蕩ける豚肉。角煮とは比べ物にならない柔らかさかもしれません。
 

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 赤身はあっさりした味付けでそれだけでも旨い。しかしブラック出汁をバクバクと吸込み始めます。最初に食らった豚肉より、2個めの豚肉の方が明らかに醤油に染まって色が染みてる!。醤油出汁が深く染み、この部分がまた旨し!。白飯くれと頭の中で叫んでしまいます。ただ・・・肉だけで腹パンになるだけでなく、脂身摂取も相当な量となるため、胃袋が重く感じ始めるので注意が必要かもですな。
 

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<メンマ> 図太い凛々しさ!醤油が浸透する旨さ!バキバキシ歯応えが痛快!酒を欲する旨さ!

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 メンマもまたデカいです。肉がデカ過ぎて伝わり難いが、極太系の2本です。例に漏れず醤油に染まった感覚!味わいに微妙な変化をもたらします。とは言え素材感ある風味ある旨味と、バキバキ!シャキシャキとした歯応え!。これががたまらなくく快感ですな!。噛み締めると俄かに醤油出汁の塩気が染みて、これまた旨し!。この店定番の「箕面ビール」に合わせてみたいと激しく思う次第です。凛々しい極太感を奥歯で噛み潰して、醤油と素材の旨味を感じて頂きたい!。
 

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<味玉にハズレなし!> 薄出汁深く浸透する円やかな旨味!ブラックスープに混じって濃密さアップ!マチュアな旨さ!

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 丼の中全体が醤油に染まった印象ですが、味玉は見た目と反して薄出汁といった感覚。確かに醤油色が深く浸透しているが、上品な旨味と濃密な卵黄の旨味が両立って感覚です。これで100円切る設定で提供ですからね・・・追加しない手はありませぬ。
 

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 まぁいつもの通り、ブラックスープに沈めたりして食らいますが、円やかな味の中にパンチのある塩気が混じると、旨さが別格に変化して旨い!。コクが増して思わず白飯も欲してしまいます。雑穀ご飯ですからね、ここは・・・想像すると旨そう!。お下品だが米とぐちゃぐちゃ崩し混ぜながら食らうのを想像してしまいます!。嗚呼、やっぱり味玉の旨さにハズレなし!。
 
 

 

 
 
総じまして「濃口醤油のパンチの中に円やかさ!大阪高井田系オマージュ感じる崇高ブラック拉麺!」

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 ・・・と言う感動!。パンチのあるワイルドな醤油感は、好き嫌いがあるかもしれませんが、実は私・・・ここでは一番響く一杯かと。ラーメンはやっぱり醤油でしょ!と言う醤油派!そしてエキストリームにブラック系求める方には激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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