ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5432】武蔵家 武蔵境店(東京・武蔵境)油そば チャーシュー 生玉子 + ライス + アサヒスーパードライ 〜武蔵野系油そばと横浜家系ラーメンとの面白コラボ!旨さ痛快なる家系汁なし!

昼飯と晩酌と晩飯を兼ねて・・・油そば


 
 とある年度末の午後4時。非常にけったくそ悪い案件に巻き込まれ、キレ気味(いやキレてた)で早朝から1日過ごすー。結局、カタがつかず、年度始めに跨いでしまったのであった・・・。ちくしょー!昼飯を抜いて結論を待ち構えていたんだぜ:汗。もうオワターってな感覚で、早めに業務切り上げです。今は承認業務がないのでこんなことが出来るー。
 

 
 で、この流れだと中華そばみたかで弾けるところだが、時間がとても中途半端。開店まで待てない。なので「せい家」か「武蔵家」の家系通し営業で考えたんだが、駅から近いということで今回は「武蔵家」です。またこの武蔵境店は、家系では珍しい「油そば」があるのも理由になったかも。今回は、昼飯と晩酌と晩飯を兼ねて・・・油そばってなことで。
 

 
 
 
<アサヒスーパードライ> 実に痛快!冷え固まった小ぶりのグラス!麦酒の冷たさで氷が溶ける!

 
 ストレス抱えるオヤジは年々耐性がなくなるようで、頭と胸がギューンと重くなる感覚です。やばいな・・・と思いつつビールを待つが、そこに配膳されたのは、定番のスーパードライとギチギチに氷り冷やされた小ぶりのグラス!!。手で触れても霜が溶けないほど冷え切ってて、口が当たる部分は氷が貼り付くほど!。流し込んで一気にあおると旨さ痛快絶妙突き抜ける旨さ哉!。実に痛快すぎる!シャープなキレ味や超淡麗なる辛口もさることながら、やっぱりこれに限る!。
 

 
 こんな中途半端な時間帯だったからガラ空き店内だったが、ご店主が話しかけてくれて、オレが顔バレだったことが分かる:瀧汗。バシバシSNSとか何でも上げてくれということでしたー:爆。一応、私初訪問の店とか、既訪の店でも混んでる時は撮影了解とってることにしてるんですが、あしからず。たまにこういうこと書いておかないとね。
 

 
 
 
<全体> ほうれん草と中太麺と聳える焼豚!ごろつく焼豚!家系迫力感じる汁なし系!興奮止まず!

 
 諸説ありますが、油そばの発祥は武蔵野の珍々亭。このエリアでは油そばが根付いてるのもあっての、家系でも油そば!ってな展開かもしれません。家系のシンボリックな肉厚板海苔がないので、一見は質素な武蔵野油そばにも似た感じですが、丼から感じる存在感はやはり家系!そして麺とほうれん草をみればやっぱり家系って感覚です。
 

 
 豚骨の野趣がふわっと湯気の中に漂うのが、食欲を刺激します。肉とネギトッピングで厚化粧する必要もなかったと言うのが本音でしょうか?。中盛にしたが量的にもちょうどいい感じです。今回はチャーシュー追加にしたので、肉片が凛々しく聳える上に、ゴロつく肉も多めな展開!。
 

 
 
 
<タレ> 鶏油の明るいコク!家系独特の豚骨が溶けた醤油感と旨さ!味の輪郭凛々しく!

 
 毎回この油そばを食らうと分類に困る・・・。「醤油」なのか「豚骨醤油」なのか。実はかなりクリアなので「醤油」なのかもしれません。汁なし系とは言え、少々汁があるタイプで、クリアな醤油ダレのようですが、やっぱりベースストックの豚骨煮出汁は投入されてる様子。
 

 
 そして鶏油の風合いが色濃く広がり、嗚呼・・・やっぱり家系エキスと感じさせてくれます。とは言えバターのような甘味抑えめな感じが、醤油感を引き立てるような味の輪郭。それがなんとなく凛々しくも感じたナイスな味わいです。
 

 
 
 
<麺> 家系定番!酒井製麺!モチモチした食感に微乳化し始めたタレでヌルつく滑らかな滑り!

 
 油そば・汁なし系だとゴワゴワしそうだが、ゆっくり染み込むタレの塩気!もはや説明不要のご存知家系定番の酒井製麺!。微かなボコ付きで淡い捩れがある感覚の中太麺。加水は高めで全体的に色合いがやや黄色め。密度感が低めでスパスパと小気味良く千切れるのが、いつも通りに快感です。
 

 
 箸とレンゲでかき回す度に、タレが攪拌されて一層と乳化が進むイメージ。そうなると余計に麺に張り付きだして味が浸透して一体感が生まれます。豚骨が溶ける醤油感覚に、鶏油の濃厚なコクが貼り付き染みる・・・そんな旨さ!。柔らかい麺の方がやっぱり汁なしでは合ってるような気もします。
 

 

 
 
<ほうれん草> 定番のクタっとしたほうれん草は甘味あり!油そばにも合うね!

 
 ほうれん草はクタクタ過ぎても興醒めだし、かと言ってフツーにお浸し状態では、豚骨醤油のパンチにはバランス良くない。過ぎない程度のクタり加減が良く表されており、青物特有の甘味をしっかり滲ませておるようです。
 

 

 
 
<チャーシュー> 焼豚は麺に絡めて存分に味わい倒す!残りは麦酒のつまみとしても最適!

 

 

 へへへ・・・タレの鶏油香味が滲む豚肉がナイス!。チャーシューはサイコロカットもいいんだが、やはり追加した肉の存在感がいいね。濃いめの出汁に浸るのを前提に仕上がった薄味の豚肩ロース。だからあえて出汁を吸い込んだ麺に絡めて食らうのです。中盤で酒を更に欲しさせる味展開です。
 

 
 サイコロ上の刻み肉は、肉味の印象薄いが、一旦タレに含ませるように底に沈めて吸わせてから食らうと絶品です。麺に絡んでもその肉旨さと炭水化物感の相性がいい!。こりゃスーパードライとの相性が抜群ではないか!。
 

 
 
 
<生玉子> 中盤に投入!モチモチした食感にタレと卵でヌルつく滑らかな滑り!

 
 麺顔の迫力を増すために、中盤から生玉子を投入してみました。卵黄を箸で持ち上げたりして弄んだあと、中太麺に絡めて持ち上げる様が、ふふふ・・・・実に艶かしいことよ。かき混ぜる度に、かき回す度に、タレが攪拌されて一層と乳化が進むイメージ。
 

 
 そうなると余計に麺に張り付きだして味が浸透して一体感が生まれます。そこに溶ける醤油感覚に、鶏油の濃厚なコクが貼り付き染みる・・・そんな旨さ!。柔らかい麺の方がやっぱり汁なしでは合ってるような気もします。
 

 
 
 
<味変化> 汁なし系定番の辣油とお酢!家系定番のニンニクと豆板醤!豚骨醤油味に足して盛り上がる!

 
 油そばには、辣油とお酢が定番。これを入れてしまうと大抵の油そばは似た味になってしまうので、前半のデフォルト味わいを楽しんだ後の投入が良いです。で、やっぱりそんな展開。この味変化した味が好きなのだけどね。
 

 
 なので家系らしさを取り戻すためにも「ニンニク&豆板醤」という流れ。これにより豚骨醤油のベースに、アシストとしてニンニクの刺激を投入。ニンニクをFWとして投入しただけでは攻撃の分厚さが欠けるので、そこで豆板醤を機能させます。
 

 
 
 
<白飯> 残ったタレと具材を一気に投入!プチスタミナ丼の完成!

 
 残ったタレと具材を白飯に絡めましょう!。麺丼と白飯茶碗とどちらをステージにするか迷ったんですが、残ったタレ&具材の量を鑑みて・・・今回は麺丼へ白飯を放り込みます。
 

 
 ううう・・・見栄えは「・・・」って感じですが、完全に乳化したタレが全体に絡んで浸透し、サイコロチャーシューが、オカズとなってます。かなりこのままで旨さ完成形じゃないか!。それに、ラーメンに合わせるためか、微妙にカタメな炊き具合なのがとてもいいね!。飯割にはとてもあってるかと!。
 

 
 
 
総じまして「武蔵野系油そばと横浜家系ラーメンとの面白コラボ!旨さ痛快なる家系汁なし!」

 ・・・と言う感動の嵐!。やはり家系にはライス追加が必定ですが、汁なし系の〆としての飯割りの旨さと重なるために余計に旨しです。定食気分の贅沢感と、家系のパンチ力が楽しめる感覚!?。さらに麦酒とも白飯とも相性が良いのでどちらも痛快に楽しめます。
だったら両方楽しんじゃえば?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にご馳走様でした!!!
 

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