夜の部一番乗り!
彼岸が過ぎて冷たい雨の降る午後。久しぶりに生命保険の契約内容確認に保険会社へ。老後を考えだしている私です。まぁ既に忘れている内容もあって、オプションなどの紹介もあったりと、まぁ後でゆっくり考えますととりあえず退散です。で、ポツンと一人放り出された三鷹駅界隈。
へへへ・・・こういうことになるのをちゃんと計算に入れての午後休暇でございます。午後5時に夜の部スタートの毎度御馴染みの「中華そば みたか」へ。久しぶりにチャッター1番乗りです。ちょっと勢い余って早すぎたか:汗。10分弱早開けという嬉しいスタートで、一番左端のプレミアム席をゲット。さぁゆっくりと楽しませてもらいましょう。
<サッポロ赤星> マイ定番麦酒!ズシリと響く苦味の後の軽やかに滲む甘味余韻!平日夜を盛り上げる旨さ!
もう完全に全自動対応。席に案内されると赤星出される準備を感じます。ま、マイ定番麦酒には違いないわけで、ズシリと響く苦味の後の軽やかに滲む甘味余韻!平日夜を盛り上げるます!あゝ、やっぱり来てよかった・・・今宵の赤星は気分的に一味違うのだった。
<キリンラガー> 偉大なるオーディナリーな味わい!定番の苦味は安定極まる旨さ!
続いて銘柄を変えていつものキリンラガー!飲み過ぎると食えなくなるので小瓶です。まだ熱処理だった頃から馴染んだブランド。なんだかんだで一番安寧を覚える味わいかもしれません。昔はズシリと感じた苦味ですが、微妙に少しだけ軽やかにも感じてしまう?。コク深さは相変わらずしっかりしてる感覚でしょう。ライトにゴクゴク飲み干せる味わいが痛快!。
<竹の子皿> ここのメンマの呼び名!飽きない旨さにオリジナル辣油タレが垂れて旨し!
今でもメンマじゃなく「竹の子」っていうの恥ずかしい?。なんともさっぱりとした旨さで全く飽きがこない。それでいて出汁やタレにもマッチするので、味わい深いです。
今回も橋本店主オリジナルタレの提供を受けましてそのうち辣油系を垂らす!。うう!メンマと相性抜群!
<全体> 肉と雲呑!出汁と麺が実に素朴!ノスタルジーさ極まりオヤジを楽しませる麺顔!
レトロと言うか、ノスタルジー感覚いっぱいで、豚肉とワンタンが特にそう。味玉じゃなく玉子をそのままってのも印象的ですな。ここ数年、昭和ノスタルジーなラーメンが再認識されつつあるように思えるのは私だけ?。
流行って周り回るってよく言うが、マジでそんな周期を感じるこの頃で、特にこの店の一杯は、最近迫力すら感じます。古き良き時代の一杯って感じがありありで、出汁はすっきり濃ゆめの醤油ブラン!だけどライト。そして隙間から覗く麺の風合いがまた良いです。
<出汁> 穏やかな豚煮出しに醤油が優しく浸透する旨さ!野菜と昆布が旨味ふんだん!
醤油ダレと白い調味料の投入シーンが大胆に映るので、塩気を先行して感じがちだが・・・これは実に円やかな旨さ!。麺の風合いが移るだけでなく、ワンタンから滲む炭水化物の甘味も染みる展開です。
ライト醤油な味わいですが、尖りは全くなし。これまで散々語ってきましたが、野菜と昆布の溶け込みが実に豊かで、とっても優しい味展開なのです。それを煮豚の出汁感がバックアップ。今回も飲み干してしまった:汗。
<麺>自家製麺!和蕎麦ライクな風貌!出汁を吸い込んでも全くダレずに風味感キープ!
もう見たまんま和蕎麦ライク。でも蕎麦粉じゃない。香り高いが小麦の風合いです。粉の力強さも感じるようで、出汁がしっかり浸透してもダレた風合いは全くないし、甘味増して風味は衰えず。
多少しなやかな腰つきになりましょうが、ハードさはキープです。これを肉!ワンタン!を巻き込み楽しみ尽くす!・・・そして次は半熟卵と戯れます。
<半熟玉子> 毎度定番の半熟玉子風に!割って麺に絡める楽しさ!熱感こもる熱々卵黄に思わず興奮!
麺の湯で釜にポトンと生卵は落とされ、静かに短時間煮たところで平ザルで救い上げる。手法的にはポーチドエッグと同じです。薄く卵白部分に白い茹で上がりが生じ、卵黄は熱感がしっかり伝わって、熱々なコク円状態。そのまま出汁に溶かして月見状態は勿体無い・・・。
私は、まず存分に麺に直接絡める主義です。麺に絡む卵黄の姿が素朴な風景の中に妖艶!。食えば旨さ質実です。あゝ、これたまらんわ!。
<チャーシュー> 素朴なばら肉が熱感に出汁が染みて更に優しい旨さ!一気に爆食!
豚バラ肉の切り落としで、何も特別な感じがしないんだが、なぜか真似できない不思議な豚肉。自宅で作れそうで作れないため、週末はお土産切り落とし肉が飛ぶように売れまくりのようです。
醤油ダレにダイレクトに絡めて食らうもいいが、優しいスープに濡れて染まって柔らかみの生まれた脂身を潰すように噛み締める!それ最高に甘味を感じるようで好き!。なので・・・あゝ、一気に食い切ってしまったわ:汗。
<ワンタン> しっかり出汁を吸い込んだ皮が甘く感じる程旨し!豆粒肉餡が泣ける風合い!
ほぼ皮ワンタンのようで、ほんの僅かな豆粒肉餡が挟まれてます。面白いもので、その豆粒を奥歯で直接潰したくなるね。ちゅるちゅると滑る全体の感覚もあるが、割と「食べる皮」と言う感覚に近いか?。
まるでワンタンも麺の一部のように、絡めてくらい、ビールで火傷しそうになったところを癒すように飲み干すのだった。やっぱりこの素朴なワンタンもこの店のアイコンだね。旨し!。
総じまして「ノスタルジーが極まり逆に斬新!何度食っても飽きない素朴な質実さ!三鷹にみたかあり!」
・・・と言う感動の嵐!。最近の三鷹周辺のラーメンは、着実にプレゼンス高まるエリアかと!。ここは、江ぐちの味を受け継ぐ正統派なここは中心的スポット!。若い人にこそ味わってほしい昭和ノスタルジーな旨さ!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。