ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4576】 麺処 源玄 (東京・阿佐ヶ谷) [限定]ムール貝の塩SOBA + たきこみごはん 〜和洋折衷の貝出汁の深さ!肉厚さ!貝好きなら一度は食いたいムール貝そば!

貝出汁系で忘れてならない!と勝手に思ってるのはこのお店!
 どうも最近になってまた、貝出汁拉麺が気になり出してます。TwitterやらInstagramなど、気がつけばそんなのばかり探し始め出してる。久しぶりに行きつけの店どうなってるかなぁ〜なんてチェックしたら、何と週末は限定でムール貝の一杯を提供するとのことではないか!。平日ならいつでも行けると思ってスルーして食いのがすパターンはよくあることなので、今回はサッサと早めに訪問しておこう!
 

f:id:TOMASSOON:20210612162819j:plain


 

 そうそう、こちら「麺処源玄」さんは、屋号に名乗らなくても実は貝出汁のスペシャリストで、時々思い切り貝でアクセル効かせてくれもしてくれる。そんなお店でムール貝をどんな風に仕上げて来るのかとかなり期待が高まるのです。ちょっと余裕見て開店時刻少し回った頃に伺ったら、あらあら満席:汗。やはりじわじわと人気店になってきたわなぁ〜。
 

f:id:TOMASSOON:20210612162810j:plain

 
 
 
 
<全体> シルキーな塩出汁!薬味とドライトマトの華やかさ!妖艶に存在するムール貝!

f:id:TOMASSOON:20210612162931j:plain


 
 しっかり阿佐ヶ谷に根付いた感じで、食い終わった客はそれぞれ「美味しかったです」「また来ます」等、声をかけてから退店。自分は「次はブラック狙って来ます」なんて伝えて帰りました〜。さてそんな快適な気分にさせてくれた一杯は、こんな麺かおで配膳されました。
 

f:id:TOMASSOON:20210612162830j:plain


 
 おおお!これはまた一気に洋風にフレた華やかさですな。元からシルキーな塩出汁で洋風感覚を滲ませる塩SOBAなのだが、ムール貝の迫力がまたすごい。漆黒で尖った殻も絵になるが、身のオレンジ色がググッと南欧風にも感じさせますな。そしてドライトマトの赤がワンポイントのように可愛く引き締まってる。表層には鶏っぽいエキスも漂うが、鶏油という派手さはなく、軽く濁った色合いはやっぱり貝出汁って雰囲気がありありでしょうか?。うん!これは見た目で既にしっかりと旨そうだ!。
 

f:id:TOMASSOON:20210612162901j:plain

 
 
 
 
<スープ> ホタテと浅利のしっとり芳醇なエキス感!溶け込む海の野趣的なムール貝風味!

f:id:TOMASSOON:20210612162936j:plain


 

 貝出汁にも色々あるけれど、こちらは浅利と帆立がメイン。自分の体調の変化なのか、店側のアレンジ変化なのか、時々浅利と帆立の濃ゆさが違って感じられるが、今回に至っては帆立の方が優勢なイメージに捉えました。コハク酸のジリッとする滋味よりは、少し複雑で海の甘みのようなニュアンスが伝わるような・・・そんな妄想。
 

f:id:TOMASSOON:20210612163015j:plain


 
 しかしやっぱりムール貝の個性は強いんですな。グラタンやパエリアのような濃ゆい味わいでも風味を伝える貝類の旨味!。微かな苦味すら覚える風合いの強さが印象的に広がるようです。それを受け止めるのが塩ダレの優しさと、帆立の風合いといったところか?。やっぱりいつもの塩SOBAよりは、洋風ニュアンスが効き目で新鮮な旨さに感じます。
 

f:id:TOMASSOON:20210612163032j:plain


 
 そしていつも迷うのがアニマルオフかどうか?。鶏油は感じないんだが、コクが深いのでやっぱり鶏が少し滲むのか?などと考え込んでしまいます:汗。帆立だってコクが強いので、実際はどうなんでしょうね〜。忙しそうだし、あまり馴れ馴れしいと他客に迷惑なので聞けずじまいでした〜。
 
 

 

 
 
<麺> 菅野製麺所!白地で風味を伝えつつ貝出汁エキスを吸い込む!後に続く華やかな甘味を放出!

f:id:TOMASSOON:20210612163119j:plain


 
 ちょっと引き締まりある麺が得意な製麺所だという認識。歯応えもさることながら、素地の風味をよく伝えるところが好きです。色白な見栄えのストレート細麺。加水は中程度で、出汁を吸い込むところとクスクスとした歯応えが実に出汁にマッチしております。
 

f:id:TOMASSOON:20210612163107j:plain


 

 物腰もすごく品やか!。つるつるした漆喰のようなきめ細かい地肌なので、麺が寄り添い易く揃いやすい。スープを持ち上げて絡めるのが得意で、実にスベリが滑らかでライト。薬味をよく巻き込むし柚皮なども混じると鮮烈な風合いを放ちます。
 

f:id:TOMASSOON:20210612163101j:plain

f:id:TOMASSOON:20210612163205j:plain


 
 奥歯で噛み締めると旨味が優しく広がるのがいいね!。しっかりと貝出汁と炭水化物が一体化する旨さがいいんだが、麺自体にふわっとした優しい甘みがあるようなイメージすら与えるよう。その甘みが九条ネギと絡むとまたいい感じ。野菜薬味の甘味ともマッチする仄かに華やぐ旨さです。やっぱりサイドメニュー追加じゃなくて替玉にしとけば良かったかななどと思ってしまうほど。
 
 

 

 
 
<ムール貝> 貝の肉感と強めな洋風感を広げる展開!しゃぶりつき!かじって!出汁と共に味わう!

f:id:TOMASSOON:20210612163045j:plain


 
 自宅では白ワインで蒸したりして楽しむのが多いかな?。ムール貝は粒としてのサイズが大きいので楽しみ甲斐があります。最初は手で殻を引きちぎりながらしゃぶりつくようにして食う。二枚貝殻をちぎって貝柱を剥がして、余すところなく楽しみます。
 

f:id:TOMASSOON:20210612163133j:plain

f:id:TOMASSOON:20210612163247j:plain


 
 やがていちいち箸を持ち替えるのが邪魔くさくなり、一気に身を全部剥がしてしまおうという流れに。そして箸で摘んで奥歯で一気に潰し味わうのであった〜。微妙にスカスカっとした身の潰れ方をするが、後に広がるムール貝の海なる野趣の味わいがナイス過ぎる!。そして最後はスープにしっかり沈めて吸い込ませた後、スープと共に味わい尽くすのが最高ですな!。そばに酒がないのが少し寂しいが・・・今は飲めないのは私だけではないのだと、寂しさを紛らわす。
 

f:id:TOMASSOON:20210612163240j:plain

 
 
 
 
<〆飯> たきこみごはん!激安50円!鶏と旨味と甘味!醤油の柔らかい風味が素朴に染み込み旨さテッパン!

f:id:TOMASSOON:20210612163252j:plain


 
 安いよねぇ〜。しっかり茶碗飯一杯分あります。これはわかりやすい旨さで、鶏出汁で炊いたもの。少し醤油が染みており鶏肉の旨味と合わさって甘味を感じさせるのが、安心感与える旨さです。
 

f:id:TOMASSOON:20210612163153j:plain

 素朴にも思える味わいで、とってもお店の愛情を感じる一品。お腹いっぱいになって欲しいという思いと、最後はほっこりと和んで欲しいという思いを感じます。性懲りもなく、いつもの通り残った出汁を少し垂らして味わいますが、貝出汁が混じった旨さもまたすごくいい!。最後までしっかり楽しませてもらいました。
 

f:id:TOMASSOON:20210612163228j:plain

f:id:TOMASSOON:20210612163220j:plain

f:id:TOMASSOON:20210612163200j:plain

 
 
 
 
総じまして「和洋折衷の貝出汁の深さ!肉厚さ!貝好きなら一度は食いたいムール貝そば!」

f:id:TOMASSOON:20210612162855j:plain


 
 ・・・と言う感動の嵐!。名作「牡蠣SOBA」もいいが、ちょっと洋風な展開で楽しめるのがいいところ。貝出汁拉麺も都内で広がりつつありますが、ユニークさが面白い旨さ!。中央線阿佐ヶ谷駅からすぐそこ。外出機会にサクッと昼飯に使える贅沢さ。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

f:id:TOMASSOON:20210612163718j:plain

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

関連ランキング:ラーメン | 阿佐ケ谷駅南阿佐ケ谷駅